見出し画像

シリーズ ”職場で活かす対話術”を対人援助技術から考えてみた vol.1「対話とは?①」

 こんにちは。2020メンバー白石です。
 人マネでは、すべてを通じて、また、これまでの枚方市の先輩方々からも、組織をさらに良くしていくためには

職場内のより良い「対話」

が必要だと言われてきました。このフレーズって耳には聞こえが良いんですが、「具体的にはどういうこと?」って聞かれると言葉に詰まってしまいます・・・💦

ということで、このコラムでは、「対話」について、人マネを通じて学んだこと、考えたこと書かせていただきたいと思います。また、僕自身は以前のコラムで自己紹介させていただいたとおり、社会福祉士として相談業務に当たっていますので、シリーズが進むにつれて対人援助技術からの視点も盛り込めればと思います。
 今回も「誰がキョーミあんねんな!?」的なツッコミを期待してます(笑)

●「対話」って?

今回のコラムでは、人マネの事務局が配信している、幹事団の解説動画のご紹介をさせていただきながら、考えていきたいと思います。

↑動画の視聴時間は約17分です。「合間に5分」という人マネコラムの趣旨を外しますが、ぜひご覧ください。

この動画では、まず、対話について、
人々は客観的事実でなく、それを意味付けすることによって世界を理解している。その意味付けが違えば、誤解や混乱が生じるとし、対話とは、

物事を一緒に意味づけるプロセス

だとしています。

画像2

例として、グラスに半分入ったワインを見て、多いと思うか少ないと思うかは人それぞれ違うということを挙げていました。
 (ここからは個人的感想です(笑))確かに、フルマラソンを走るときに中間点(21km)を過ぎたときに「もう半分来たのか」と思うのと、「あと半分もあるのか」では、意味付けがかなり違うなあと思いました。この意識を共有しあい、近づけていくことなのかなと。

そのためには、「どう思う?」「どう考える?」と問いかけ、その応えに対して、さらに自分の中で生まれる応えをその場に出して、どんどん交換し合っていくプロセスで、認識がシンクロしていくんじゃないかな?と思いました。


また、討論(ディベート)と対話(ダイアログ)の違いについて、

討論は自分の考え方に固執して新しいアイデアは生まれないとし、対話では意見が結び付き、一人では気が付かないアイデアが生まれるものという解説がありました。また、対話ではそれを通じて信頼関係が生まれるとも。

画像1

ここまで視て、僕は

討論=対決(向かいあっている)
対話=協働(横に並んで先を見る)

というイメージなのかな、と考えました。


じゃあ、具体的にはどういうもの?という解説に、「氷山モデル」というものを使って解説がありました。(この部分動画ではもっと詳しく解説してほしかった・・・(笑))

画像3

対話では、

①まずは事実が語られ、

②語るうちにそこに想いが乗せられ、

(ここまではよく観え、以下はよく視ないとわからない)

③その想いにはこれまでその人自身が経験したストーリーやエピソードに裏打ちされており

④それがさらに価値観(良くも悪くも)に影響したものである発言であるということ。

⑤もしくは、何も考えない、純粋(genuin)なものもある(これが一番強いのでは?)。

↑すべて僕の解釈を乗せた解説です(笑)

対話が進むと、非常に深みを持ったものである、だから難しいというのが動画の解説でした。

確かに難しい・・・・

特に、③より下は、要は自分の中身をさらけ出すということになるので、

知られる・表現することの恐れが伴うのではないか、

と思いました。つまり

「この人なら」がないと、見せ合えず、表面的なもの(水遊び)で終わってしまうのではないかと。


じゃあ、どうすれば良いのか・・・?

これから、このシリーズで考えていければと思っています。どうぞよろしくお願いします。

動画の締めくくりとして、幹事は、「対話は難しいです。ぜひ筋トレと思って励んでいただければ」と話していました。

↑ むむむ?大事な言葉だと思うのですが、抽象的で例えがわからないぞ・・?が率直な感想です(笑)

ここで、お得意の勝手解釈です。

日ごろからのコミュニケーションの質を上げることで、表現しやすくしておく。

↓(氷山モデルに照らし合わせると)

海の水を澄んだものにして、氷山の下の部分が見えやすい状態にしておく

というイメージなのかなー。

つまり、

聴き合う、認め合う関係(風土)づくり

が、ズバリ組織としての対話の筋トレなのかなーと思いました。

以上、動画の紹介&勝手解釈でございました。(今回は対人援助とかあまり関係なかった💦)

次回も、違う動画をご紹介しつつ、「対話って?」について深堀りしていこうと思います。

ぜひ、ご意見ご感想等をLINE等で語り合いましょう!よろしくお願いします。

それでは、今日も頑張りましょう!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?