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足あとその7(インタビューを受けての課題分析と「ありたい姿」)

こんにちは。2020メンバー白石です。今回は、前回の足あと「現状把握インタビュー」から、さらに見えてきた課題と、それに対して、将来私たちの組織が「どうありたいか」を対話により導き出した結果をお知らせしたいと思います。

ちなみに、「課題(現在)」を深堀させたあと、そこから「何をすべきか」を考えるのではなく、先に「ありたい姿(未来)」を明らかにしてから何をすべきかを考えていく方法を、「バックキャスティング方式」というそうで、これまでも人マネの研究に取り組まれた先輩たちも皆さんこの方式で研究を進められています。

バックキャスティング

さて、インタビューでは、今回のコロナウイルスによる緊急事態に、私たちの組織がどのように対応してきたかについて、様々な経緯や反省点、評価点のご意見を伺うことが出来ました。
 それらを、私たちの「大事にしたい点」と照らし合わせてまとめたものは前回の足あとでお示ししたとおりです。再度掲載します。

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皆さんお忙しい中、8名の方々にお話をお伺いすることができ、記録をまとめたところ合計500以上の発言トピックがありました!共通の話題もあったり、色々な視点で見ておられるのを感じたり…中には心動かされる名言もいただけました。これらについては追々ご紹介できればと思います。
さらにこれを分かりやすく、下図のようにまとめました。

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ここらへんで僕らは課題ばかりが目に付いて少し気分が暗~くなってきているところです💦しかし、もう一息!さらに、この良くない状態を図で表してみました。

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これはあくまで、良くない状態の時の課題を現した、僕らの勝手な想像図です。左側から見ていただくとよいかと思います。(すべてに「だった場合」を付けていただければ・・)


正直なところ、課題を深堀していく作業はなかなか気持ち的にしんどいものがありました。しかし、インタビューを通じてとても良いコミュニケーションを図れている部署からはエネルギーをいただけましたし、そういうストレングス(強み)から、課題を浮き彫りにしていくという作業もあり、しんどいながらもやり甲斐がありました。

さて、ひとまず現状の深堀はここまでにしておき、次にこれを受けて、じゃあ我々はどうなりたいのか、という「ありたい姿」を3人で話し合いました。それをまとめたのは次の図です。

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私たち3人が考えた「ありたい姿」はいたってシンプルです。つまり、

・業務はただ「やれ」というものではなく、そもそもの市としての目標や、それぞれの業務の目的が常日頃から共有されている

・大きいレベル(組織全体)、小さいレベル(課単位)、また職員個人個人がその役割を理解し、当事者意識をもって働けている

という2点です。

ここから、「じゃあ、ありたい姿に向かってどうすれば良いのか・・・?」という話題に移っていきます。つまり、具体的なアクションプランを考えていく段階です。

言うは易く行うは難し・・は重々承知の上で!

これからが本番!という感じです。僕たちは、まず、仕事中のコミュニケーション(対話)の形の在り方から考えていきました。

この続きは、次回のコラムで。

ちょっとだけ、先にお見せすると・・

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・・・モザイク処理かけても、元の画像がシンプルなのでバレバレですね(笑)

では、今日も頑張りましょう!

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