組んでくれてありがとう

今回の部員日記は、商学部4年の山根蒼太が務めさせていただきます。

早いもので部活動を引退してから2ヶ月が経ち、新社会人がすぐそこまで迫ってきました。

最後の部員日記ということで、何を書こうが迷いましたが、大学4年間で組んできた素晴らしい前衛たちについて、書いていきたいと思います。

1.住吉くん

大学入学後、先輩や同期など様々なペアリングを試した後、同期の住吉が最初のペアとしてやっていくことになります。最初の印象は、綺麗なプレーをする子だなと思ってました。優しいし、元気だし組んでいて頼りになる前衛でした。印象的な試合は、たくさんあります。宇津木岡田ペアとのインカレ枠決めや、雨の中でやった初の入れ替え戦、インカレ個人など大学入学後、部活でもプライベートでも多くの時間を過ごしました。中でも、2年生時の秋入れ替え戦が一番印象的です。4番で回ってきた試合で、僕はラケットを一切振れなくなってしまいました。マッチポイントを2度握られながらも、住吉の気迫あふれるプレー、素晴らしいローボレーに助けられました。あいりがとう。そして、ファイナルデュースで勝利し、2部昇格を収めました。プレッシャーから解放され、安堵の涙を流す2人の写真はお気に入りです。この頃の僕は、山根住吉で組むとお互い良いバフがかかるなと思ってました。

安堵の涙

2.村田くん

次に組んだのは、高校時代、同じ横浜A地区でしのぎを削っていた、今は無き桐蔭中等出身の村田雅常選手です。村田と長く組んだ記憶はありませんが、2年時の、秋早慶が印象的です。相手は後の日本代表選手である矢野端山ペアでした。ボッコボコにされましたが、要所要所でセンスのあるボレーを決める村田君に助けられました。ありがとう。たまにちょけるプレーが、個人的にはヒヤヒヤしてしまうのであまり好きではありませんでしたが、学年が上がるにつれて精度も上がり、頻度は下がったので安心しました。

3.樋口くん

3年生になってからは、樋口と組むことが増えていきました。高校時代に組んでいたペアの再結成で、組み始めはすごく懐かしい気持ちでいっぱいでした。3春の入れ替え戦では、またしてもラケットを振れなくなってしまった私は、とにかく繋いでチャンスを伺うことしかできませんでした。そんな中で、この樋口祐一という男は、大覚醒を起こして、5ゲーム1人で連取してくれました。頭が上がりません。4年時の春リーグでは、4勝することができました。去年の悔しさを晴らせて嬉しかったのを覚えてます。チームとしての勝利も決めた東経戦は、山根樋口の中でのベストバウトです。彼の性格は、とても温厚で優しいです。あと、たまに信じられないぐらいトンチンカンなことを言います。そして、僕はわがままであれこれ言ってしまうタイプなので、樋口にはたくさん迷惑をかけたと思います。長い間、組んでくれてありがとう。

4.初田くん

ラクロス部のセレクションを落ち、ソフトテニス部の門を叩くことになった初田とは3年時にたくさんお世話になりました。彼の博打テニスは見るもの全てを魅了します。彼は、元理科部とは思えないサーブとボレーの弾き数々の好プレーを生み出してきました。そんな彼と組み始めたのは、3春のリーグ後からでした。樋口に解雇された私は、自分のテニスを失ってました。初だとの印象的な試合は、インカレの裏カップの試合です。またしてもラケットを振れなくなった私を初田が、励まして、ああしようこうしようとしてくれたのを覚えています。また、とてもお調子者なところがあり、今まで組んできた前衛の中で一番楽しかったです。

ベストハイタッチ


たくさん迷惑かけるし、うるさいし、調子の波が激しい後衛だったとは思いますが、ペアを組んでくれてありがとう。7年間楽しかったです。

拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

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