見出し画像

20代で得た知見

今回の部員日記は、商学部3年山根蒼太が担当させていただきます。

先日、小学校からの友人と新年会をした際に「成人式からもう1年経った」という言葉を聞きました。日本中が熱狂したワールドカップが1年前、「全世界に激震、山根氏、鎖骨骨折」が2年前と、時の流れの早さを実感するばかりです。

そこで今回は、新成人を迎えた20歳、時の流れのはやさを感じてる人に読んで欲しい本ランキング上位に入ってそうな『20代で得た知見』という本を紹介します。

僕は、本が苦手です。幼少期に父親から本を読めと言われて、漫画で見る歴史なんとかという本を、ギリギリ漫画じゃなく本だと主張するぐらい文章を読むのが苦手でした。そんな自分でもこの本は読みやすくて面白かったので、ぜひみなさんにはこれを読んでみてほしいなと思います。(同期の住吉くんには一蹴されました。)

この本は著者が、20代のうちに知っておいた方がいいことをセレブや無名無職、社長、末期癌患者、善人悪人極悪人の数百名の人たちに尋ね、まとめたもので、1話完結の短編小説のようなものが何個も載ってる構成になっています。そのため気になったタイトルを選んで読むことができるため読みやすいです。

「20代の人生は、忘れがたい断片にいくつ出会い、心を動かされたで決まる」

この断片を著者は「20代で得た知見」と名付けたそうです。

この中で、私が好きな話を3つ紹介します。

1. 最も痛々しい思い出が、それでも一番美しい
好きな場所で、好きなことを、好きなだけしている、そんなあなたを好きになってくれる人を大事にしたらいい。シンデレラも白馬の王子様もいないけど、どこかに同じ魂を持ち、孤独な特別な人がいる。そんな人に出会うまでとりあえず生き延びればよい。

深いですね、沁みます。

2. 流行よりも100年先も成立するクラシック
たとえ高くても買った方がいい。高いから大切にできる、大切にできるから長持ちする。人とも被らない。見飽きない。気分がいい。
「いま私が持っているものは、私の遺品になり得る」ということを忘れてはいけない。
私たちはいつかなにかを誰かにさらっと与えるために生まれてきたのです。せっかくならば最高の遺品に囲まれてくたばりたい。

貯金は大事です。。。

3. 言葉より言動、写真より動画、数字より情動
社格やら職歴やら年収で人を見るより、無職になってもこの人間は立ち直れるのか、どんな情熱や冷淡さを纏って生きているかで見つめた方がいい。過去より、未来。
なにを語って、なにを書くか、なにを載せているか、で人を見るより、なにを語らず、書かず、載せないか、で人を見た方がこの時代はよろしい。見せないものにこそ本質がある。

BeReal.辞めようかな

どれも深くて考えさせられることが多いですね。この本に書いてあること全てを鵜呑みにするのではなく、取捨選択することも大事だなと個人的には思います。少しでもこの本面白そうだな、興味湧いたなと思っていただければ幸いです。

短く拙い文章でしたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。



P.S. ではここで私独自の、10代で得た知見を発表していこうと思います。

1. 野菜はいつか食えるようになる
僕は小学生の頃、給食が嫌いで私立の学校への受験を決めます。しかし今では、サラダや諸々も食べれるようになったし、ナスに至っては好物です。だから、苦手なものもいつかは何かのきっかけできっとそうじゃなくるし、好きになることだってあると思います。大事なことは、苦手だと決めつけないで、挑戦することだと思います。だから好き嫌いせずに色んなもの食べましょう!
ただし、刻みネギは例外です。

以上です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?