【育児Diary②】早産児のケア
こんにちは、ままねです。
私の赤ちゃんは、34週目で生まれ、言わゆる、早産児です。
正期産(37週以降の出産)に比べ、体の機能が出来上がる前に生まれてくるので、病気にかかりやすいです。
ですので、正期産の赤ちゃんより気をつけなければならないなどがあります。
今回は、その点をつづりたいと思います。
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1、シナジス注射(RSウィルスの予防接種)
早産で生まれた赤ちゃんは、まだ免疫力が十分につかないまま産まれてきますので、普通の赤ちゃんに比べて感染症にかかりやすいです。中でも、RSウィルスに感染すると重症化しやすく、命の危険にまで及びます。RSウィルスに感染しないために、「シナジス」という予防接種の注射を打ちます。春ごろ〜冬にかけて毎月1回、定期的に接種しなければなりません。
先生の話を聞くと、この「シナジス」は、本当ならば全ての赤ちゃんに接種してほしいらしいのですが、とても高価なので、重症化しやすい対象の赤ちゃんにしか保険がきかないそうです。
2、鉄分の不足
そもそも赤ちゃんは、出産後、貧血ぎみになりやすいそうですが、早産児はより赤血球数が少なめで、通常の赤ちゃんよりも貧血が進行しやすいです。また、鉄の貯蔵量も少ないため、鉄欠乏性貧血を発症するリスクが高いです。赤ちゃんの貧血を放置しておくと、呼吸障害、体重減少、神経学的な成長発達にも影響を及ぼすことがあるそうです。
1ヶ月健診の際、採血しましたが、やはり貧血ぎみということで、鉄分が入ったシロップを1日2回、朝夕飲まなければなりません。とりあえず、次の血液検査まで(約1ヶ月分)処方してもらいました。
実際、飲ませるときはスポイトでお口の中に入れるのですが、赤ちゃんはうまく飲み込めません。数滴ずつ垂らし、「ゴクン」と飲み込んだのを確認してから、次にまた数滴垂らさないと、舌で薬を出してしまいます。機嫌が悪い時に飲ませてしまうと、半分くらいお口から出してしまいます。この作業は、思ったよりも結構時間がかかります・・・。
3、病院での定期健診
上記以外でも、早産児は、肺や呼吸機能の調節が未熟だったり、血管の構造が整っていなかったりで、健康上の問題が多いです。これらの問題が、今後の成長に大きく関わってくるので、最低でも1年半年間の通院が必要だと言われました。
病院へは、45分かけて電車と徒歩で通わなければなりませんから、時間と労力が必要になります。しかも平日の診察になりますので、必然的に仕事を休むことになると思います。
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以上が、早産児ケアで、普通の赤ちゃんに比べて今のところケアが必要なことです。
上の子は、正期産で出産してますので、どうしてもその時と比べてしまいます。
実感していることは、早産児ケアは、より体力、時間、労力、何よりも赤ちゃんへの観察力が必要です。
赤ちゃんは、今後80年間、その身体、1つで生き抜いていかなければなりません。身体は、死ぬまで交換ができませんから、今のうちにケアできることはしておかなければなりません。
リスクを負ったまま産んでしまったことが、心苦しいです。
「ママになるって、こういうことなんだな」ってつくづく思いました。
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