変わっていくSNSとの向き合い方
2月に読んだ本の中にSNSについて深く考える機会をもらった本がありました。
徳力基彦さんの『自分の名前で仕事がひろがる 「普通」の人のためのSNSの教科書』です。
バズらせたりすることは望まない普通の人である私が、よりSNSを楽しめる方法を知りたくてこの本を手に取りました。
SNSをメモのようにして、自分が経験したことや学んだことをどんどん発信していくことが、やがて好循環を生み出す。
こんな風にSNSを使えばいいんだよね!と改めて思い出すことができて、読んでよかったと思います。
もともとはこんな感じで私たちはSNSを使っていたはずです。
私が初めてブログを開設したのは19年前。
ちょうど無料のブログサービスが出てきて、たくさんの人が使い始めた頃でした。
ただひたすら好きなことについて書き続けるのは楽しくて、毎日ブログを更新していたことを覚えています。
また、ブログをきっかけにたくさんのお友達もできました。
その後、TwitterとFacebookのサービスが始まり、すぐに登録して以来、ずっと使い続けています。
Instagramもスタート当初から使っていて、毎日楽しみに投稿を見ています。
私はSNSが大好き。
サービスが始まったと知るとすぐに登録して、いろいろな投稿を楽しく見てきました。
SNSは良くない側面もあり、そこに注目されることも多いけど、良い面もたくさんあります。
たくさんの人と出会うことができ、もう10年以上のお付き合いがある人も。
私にとって世界を広げてくれたのがSNSです。
資格試験を頑張れたのも、趣味にのめりこめたのもSNSのおかげ。
だからできるだけ楽しくSNSを使って、これからの人生も楽しんでいきたいと思っています。
ただ、最近は正直なところSNSを使うのが難しくなってきたと感じることもありますよね。
X(旧Twitter)は批判的な投稿が本当に増えて、安易な投稿をしづらくなったことと、リプなどが見るにたえないことも増えてきて、見たくないな…と思う時も出てきました。
でもXでしか繋がっていない人もいるので、フォロワーの投稿だけを見るようにしたり、ミュート機能などをフル活用しています。
FacebookやInstagramでも詐欺系の広告が出てきたりと、何も考えずSNSをやっていたら危ないなと思います。
いろいろなことを考えるとSNSとの向き合い方も変わっていくんだなと、ちょっと寂しくなりました。
でも…実は最近、ちょっといい出会いがあったのです。
ずっと気になっていたSNSが使いやすくなったと聞いて、早速アカウントを作ってみました。
BlueskyというSNSで、Twitterととてもよく似ています。
利用者が少ないこともあってか、まだ治安も良いです。
Blueskyの中で何よりも良いのがカスタムフィード。
決まった言葉などを含まれる投稿を自動でピックアップして、それがフィードとして表示され、しかも自分のフィードに固定できるんです。
私は今、大河ドラマ「光る君へ」にはまっているので、「光る君へ」のカスタムフィードを自分のフィードに固定してずっとそこだけを見ています。
要らない情報が入ってこず、永遠に「光る君へ」に関する投稿だけが楽しめます。
人が増えればBlueskyも変わっていくのかもしれませんが、今のところは平穏に楽しめています。
SNSは私たちの生活になくてはならないものになっているけど、できるだけネガティブな気持ちを感じなくてすむように、向き合い方を考えながら楽しんでいこうと考えています。