Mr.Coach11期生 Day2
Day1からの変化
Day1受講後に、私自身の考え方に変化がありました。
特に意識するようになったことは、自分の在り方「Be」についてです。
今までは何かを考える時、自分にはどんなスキルがあるのか「Do」
何を持っているのか「Have」について考える事がほとんどでした。
先日、会社の元部下と食事をする機会がありました。
彼は最近離婚を経験し、これからどう生きていきたいか考えている最中でした。
そんな彼の話を聞く中で、私はどんな価値観で、どう在りたいと考え生きているのか
そんな話をしていく中で、私の信念が彼に転送されるという経験を得る事が出来ました。
彼は新たな挑戦を見つけ、共に挑戦する事を約束しました。
能力があるからGOALを設定できるのではない
私もこの考え方を持っていました。
100%の能力でなくても、ある程度準備が出来たら
やれると思うものの中からGOALを設定しようと、無意識に考えていました。
「GOALを設定し決断するから能力が引き出される」
私自身も、今まで見えていなかった部分
見ようとしていなかったGOALが設定出来れば、まだ見ぬ自分の能力を引き出すことが出来ると信じています。
コーチングを通して、多くの人のGOALに触れる際、ここは意識して取り組みたい考え方であると感じました。
成果を出せるコーチとは
約100名のコーチにアンケートを取った結果、コーチとしてきちんと収入を得て生きていけているコーチは何人いるのか調査したそうです。
その結果、生きていけているコーチはたったの9名。
改めてコーチとは厳しい仕事なんだと思い知らされる結果でした。
しかし、稼げないコーチには特徴があります。
稼げないコーチ→「共感・傾聴・質問・良い人」
我々が目指すコーチ→「観察・介入・質問・ティーチング」
その場で良い人として扱われても、クライアントの人生が好転しないのであれば意味がない。
人間の原理原則に基づいたセッションを効果的に行い、クライアントの人生を好転させられるコーチが成果を出せるコーチであり、私がこれから目指すコーチ像であると学びました。
相手のエフィカシーを上げる
コーチングとは、相手のエフィカシーを上げること
エフィカシーとは、自己効力感
自己の評価によって決定されるもの
似た言葉で自己肯定感という言葉があります。
自己肯定は他者の評価によって決定されるもの
例えば野球選手になる!と宣言した時、他の99人がムリ!と言っていても、自分は出来ると信じている
これが自己効力の高い状態です。
クライアントが出来る!と信じられるように、コーチも信じる
そして絶対に出来る!と言い続ける
コンフォートゾーン
人間の本能とは
「変わりたくない」
常に快適な状態「Comfort」な状態にいようとし続ける
例えば通常の状態で汗を滝のように流すことは不可能ですが、サウナに入った時、90℃の室内では人間の通常の状態に戻そうとする強い力が働く為、汗を沢山流す。
元に戻ろうとする力を「ホメオスタシス」(恒常性維持)という
ダイエットを始めたが3日で辞めてしまったという話はよく聞く話ですが、これは人間の本能なので普通の事、当たり前の事
だからGOAL設定が重要になる。
今の自分では絶対に出来ないGOALを設定することで、そこに行きつく為の方法やアイデアが出てくるようになる
モチベーションは上げるのではなく、戻す!
ビリーフシステム(信念・価値観)
我々はありとあらゆるものに対して、無意識的にジャッジメントしている。
人間は1日に4億もの情報をインプットしている。
そしてその中からアウトプット出来る情報は、たったの2千
どんな情報を入れて、アウトプットするのかが重要である。
「RAS」→見えている部分、信念がジャッジメントしてインプット出来る部分
「スコトーマ」→盲点、無意識的に見えていない部分
コーチはクライアントの盲点をどれだけ外してあげられるかが重要である。
人間は見たい景色を見たいようにただ見ているだけ
前提条件を変えてあげる
まとめ
Day2からは人間の原理原則について学ぶことが出来ました。
私自身ここ数年はやりたい事を自由気ままにやってきた気はしていましたが、どこか物足りない、爆発していない理由が見えてきたような気がしました。
コンフォートゾーンの外側のGOAL設定をする。
そうする事により、今まで見えていなかった、思いもつかなかったことが見えてくるようになるのではないか。
学びをこのまま終わらせることなく、まずはコーチ自身が体現する。
考えるだけでもワクワクするような
そんな気持ちになれるDay2でした。