インテグラル・ヨーガ〜パタンジャリのヨーガ・スートラ〜を自分の言葉で説明してみるで②
さてさて、さっそく今日からスートラの内容に入っていこうと思います。
まずは
I サマーディ・パダ 三昧部門
1これよりヨーガを明細に説く
説くって一口にゆうても言葉だけでは足りひん。言っとくけど教えを実行して初めて成し遂げられるもんやからそこわかっときや。みたいなこと書いてたよ。
2心の作用を止滅することが、ヨーガである
これはある程度ヨガやってた人なら一回は聞いたことあるフレーズかもしらん。スートラで1番有名なところです。ほんでこの本にもここが全てやでって書いてるわ。
そう、ヨガのゴールはここです!ここ目指します。
しかしまあ、なんでこんなイカつい言い方したんやろなー。
止滅って…
心を止めて滅するってやばない?
でも、実はそうじゃないねん。
死滅じゃないねん。心殺さへんねん。そこがミソ!
勘違いしてる人多分多いと思う。
止滅っていうのは、サンスクリット語の二ローダっていう言葉からきてるらしいわ。
二ローダとは問題を解決するとか、望ましくないものから避けるとか、気づいている、客観的に観るとかの意味を持つんやって。
だから客観的に見ることによって問題や悩みが問題じゃなくなることを止滅というらしい。
心を止めて滅する→🙅♀️
一歩止まって客観視することで問題点を滅する→🙆♀️
ということやって!なるほどね!納得!
心滅ぼしたらあかんよな!笑
それからこの項目では
ヨガの実修の定義も書かれてて
「心の波立ちを制御することができたら、その人はヨーガをしてることになる」ねんて。
だから
心乱れそうなことをうまくコントロールできたらヨガしてるのと一緒やでってゆうてんねんな!ヨガは日常のどんな時でもできるねん。
ポーズだけじゃないねん。ヨガの定義はめちゃ広いねん。
はい、ここからはこの項目で出てきたヨガの専門用語についてメモっとくで。
チッタ=心
アハンカーラ=我慢とか自分の意思
ブッティ=知性、識別能力
マナス=欲
これを踏まえて心が乱れる仕組みについて見ていくで。
心がフラットな状態から
五感で捉えた何かをきっかけに
匂いやったら嗅覚から
「あーなんかいい匂いすんで」(マナス:欲)
外の刺激に引き寄せられる
「何の匂いやろ?あれやわ、マクドのポテトやん」(ブッティ:識別能力)
「食べたい食べたい食べたーーーい」(アハンカーラ:意思)
分析したらこうやけど、3つをほぼ同時に思ってるから3つの要素を瞬時に見分けることはぼぼ無理やねんて。確かにそうやでな。
まあとりあえず分別はせーへんとしてもそうやって心を乱す作用(チッタ)が起こって
そこから
立ち上がって匂いのする方へ移動してマクドのポテト食べる行動を起こす(努力)
ほんで
「あー美味しかった〜!」(満足)
ほんで
もとの安らかでフラットな心の状態に戻る。
こういう仕組み。外のもののすべてが心の作用が起こる要因なんやって。
だからおんなじものを見ても個々の識別の差で心の作用も変わるって!
知らんおっちゃんとばったり道端で出会ってんけどよくよく話してみたらおばあちゃんの病気を治して命を救ってくれた医師やった!(フィクションです笑)
とかいう場面がもしあれば
識別ないときはただのおっちゃんで好意も何もないのに、認識した途端最強にええおっちゃんやんって好感持つやん。
そのおっちゃん自体は出会った最初から何も変わらんのに。
そういうこと。ニュアンスわかるかな?笑
ほんで書いてありますわ。
「人は心なり。束縛あるいは解脱は汝自身の心中にあり。」
なんでむずかしーくわざわざゆうんやろな!笑
ヨガスートラほんま難解笑
まあそんなことを書いてありましたわ。
この項目がめっちゃ大事なだけあって長かったし、むずかしーく書かれてたから解読に時間かかりました。
今日はこの辺で!