20 どさん子ラーメン東京上陸
この「フード病」シリーズでも何度か書いているように、ぼくはラーメンが大好きだ。でも、ひと言でラーメンと言っても、土地によって一般的なラーメンのイメージ、味わいは異なる。
昭和の東京でラーメンといったら、鶏ガラ、昆布、煮干しといった素材で出汁をとった醤油ラーメンが基本で、トッピングは焼豚、ほうれん草、シナチク、ナルト、海苔、ねぎといったあたりだろう。当時はどこの中華そば屋に行ってもそんな感じのラーメンしかなかった。たまに味噌ラーメンや塩ラーメンを出す店もあったかもしれないが