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フード病

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お酒以外の食べ物に関するエッセイです。毎週土曜日更新で、全100回の予定。
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#ラーメン

79 選択肢が狭い

 かつて一度だけ永福町・大勝軒の「おみやげラーメンセット」を買って帰ったことがある。店に…

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75 固めと柔めのギャランティー

 年寄りの朝は早い。いつもだいたい3時か4時くらいに目が覚める。覚醒のシグナルは尿意だ。…

とみさわ昭仁
1か月前
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65 ソウルフードは化学である

 自分のソウルフードは何だろうか? ドコのドレだろうか?  そもそも「ソウルフード」とは…

とみさわ昭仁
3か月前
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27 マグマ舌の憂鬱

 マグマ舌な人生を歩んでいるぼくだが、しかしマグマ舌を満足させてくれるような灼熱の食べ物…

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22 うるさいラーメンと静かなラーメン

 ラーメンネタが続きますが、今回はそのビジュアルの話。  前々々回の「19 同じものばかり食…

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21 くせぇラーメン食わしてくれよ

 娘が小学生になったばかりの頃。学校帰りにふたりで近所を歩いていたとき、とあるラーメン屋…

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20 どさん子ラーメン東京上陸

 この「フード病」シリーズでも何度か書いているように、ぼくはラーメンが大好きだ。でも、ひと言でラーメンと言っても、土地によって一般的なラーメンのイメージ、味わいは異なる。  昭和の東京でラーメンといったら、鶏ガラ、昆布、煮干しといった素材で出汁をとった醤油ラーメンが基本で、トッピングは焼豚、ほうれん草、シナチク、ナルト、海苔、ねぎといったあたりだろう。当時はどこの中華そば屋に行ってもそんな感じのラーメンしかなかった。たまに味噌ラーメンや塩ラーメンを出す店もあったかもしれないが

19 同じものばかり食べている

 ぼくは政治思想的には自分をリベラルだと認識しているが、こと食事なるとガチガチの保守派で…

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01 即席ラーメンに育てられた男

 子供の頃からとにかくラーメンが好きだった。  生まれ育った家の三軒ほど隣に、いわゆる町…

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