【人間関係】友達が多い人は”距離を置き”少ない人は”壁を作る”
こんにちは!
タクトパスです!
この間久しぶりにカフェに行ったら利用時間に制限があって衝撃を受けました。
居心地がよく永遠に居座れるカフェだったのでショックです、、、
まあでも感染を広げないためにも、ここは一つ割り切って短期集中で作業しました笑
さて、今回はそんなカフェで書いた文です。
本来はちょっとした気づきをまとめようと思っていたのですが、気づいたらなかなかのボリュームに笑
苦手な人っているよね
人間少なからず反りが合わない人はいる。
それは考え方の違いかもしれないし、もっと感情的かつ本能的なものかもしれない。苦手な人が少ない人もいれば、多い人もいる。
ただひとつ確実に言えることは、多かれ少なかれ付き合いづらい人は確かにいるという事実だ。これは誰もが逃げることのできない現実だ。
育ってきたバックグラウンドによって考え方も違えば価値観も違う。同じものを見ていても同じ捉え方はしていない。
というかそもそも、人間全てが分かり合えたら戦争など起こらないと思う。
(「人間全てが分かり合えると全世界の人々が信じていたら」という前提の方が正しいかもしれないが、複雑になりそうなので割愛)
じゃあ、あなたの人生を豊かにすることを考えたときに、このタイプの人々たちを排除すれば幸せになれるだろうか?
つまり
あなたの苦手な人たちを視界に入れなければ幸せになるのだろうか?
その答えはNoだと思う。
確かにあなた自身のことだけを考えたら排除してもいいかもしれない。
しかし、僕たちは生きる上でより多くの人に幸せを届ける義務があると思うし、それこそ自分を最も幸せにする方法だと思う。
その最たるものが仕事であり、だからこそ人が人生の大半を費やすものだと僕は認識している。
そう考えたときに、あなたの苦手な人と関わらないことは果たして正解なのか。人を幸せにするにあたり、あなたが付き合いやすい人間たちだけで本当に大きな幸せを生み出すことができるのだろうか。
おそらく無理だ。
あなたと価値観が合わない=あなたと全く違う視点を持っているからだ。
彼らはあなたと違う価値を知っているし、あなたが思ってもいなかった視点からアプローチをしてくれるに違いない。
そんなチャンスをあなたの個人的な事情だけで遠ざけてしまうのはあまりにももったいないのではないだろうか。
もちろん、積極的に反りが合わない人と協力しろと言っているわけではない。メリットとともにデメリットを運んでくることも容易に想像できる。
ただ、必ずそういった人々の力を借りる場面が登場するということだけは頭に入れておくべきだ。
距離を置くことの意味
と、ここまでは実際前置きみたいなもので、ここからが僕の言いたいことでして笑
じゃあ一体どうやってこういった人と繋がりを持てばいいのかということだ。
僕の中で答えは、
一定の距離を置く
ことである。
そして、
壁を作らない
ことである。
「距離を置く」と「壁を作る」は似ているようで明確な違いがある。
”距離を置く”ことは”自然な現象”
であり、
”壁を作る”ことは”人為的な現象”
である。
現実世界で考えてみればもっとわかりやすい。
相手と距離ができるときは、もちろん相手を避ける場合もあるかもしれないが、単に別の場所に移動したかっただけかもしれないし、移動するスピードが違うからできた場合もある。
距離ができるということには様々な要因があり、人為的なものもあれば、気付いたら距離ができているということも往々にしてある。
こうなると相手は何が原因で距離ができているのかを想像しづらい。
だからこそ、その距離を詰めようとしたときに、いくらでも納得させる理由を作ることができる。
つまり、相手から見れば、距離ができているということはネガティブに捉えられにくいのだ。こうなると、もしあなたが助けを求めたくなったときに比較的容易に関係を作ることができる。
さらに、少し距離があり他人行儀であると意外に関係がスムーズになる。お互いに相手をビジネスパートナー的な存在と認識し、相手を気遣い合うようになる。
壁を作ることの意味
一方で壁を作るときはどんなときだろう。
おそらく相手からの情報を全て断ち切り、視界にも入れたくないときだろう。同じ空間にいてもまるでいないかのように振る舞うはずだ。
そう、
「壁を作る」には明らかにあなたの意図が含まれる
のである。
距離は自然とできてしまっても、壁は自然ではできない。
誰かが意図を持って建てないとできないのだ。
そして、壁を立てる目的は十中八九“境界を作り互いの干渉を防ぐ”というものだろう。
壁を作った人は
「あなたの顔は見たくありません。だから話かけて来ないでくださいね。」
と顔に書いてある。
あなたもこういった人を見たことがあるはずだ。
これで両者の違いがお分かりいただけただろうか。
この二つは似たように見えて明らかに異なる。僕自身もニュアンスで捉えていた頃は、まさしく壁を作っていた。その相手の意見に対して全て否定的に捉えていたし、何よりその相手の声を聞くだけで不快になったりもしたものだ。
しかし、距離を置くようになってからは世界がガラリと変わった。
距離を置いた相手とは挨拶ももちろんするし、必要なときは協力する。そして、協力したときは毎回のように新たな学びを得ることができる。
深い仲になれるわけではないが、間違いなく彼らから学ぶことはたくさんある。あなたも普段話さないような人と話すと、いかにあなたの世界が狭かったかを実感するだろう。
相手の良いところを探すだけで世界は変わる
では最後に壁を作らないようにするために僕が心がけていることを少し書きたいと思う。
それは、
価値観が合わない人のいいところを見つけること
だ。
それも、“初めて出会ったとき”にだ。
正直に言って、すでに壁を作ってしまっている相手がいるのであれば、その壁を壊すことは非常に難しい。
壁を壊すには相当な労力が必要になるし、あなたの壁を壊しても相手が壊さなければ関係は断絶したままだ。
壁ができている関係は往々にしてお互いに壁を築いている。こうなると最早あなただけの力では解決に及ばない可能性もある。
壁を壊した後も距離を置く関係になるのであれば、壊したことによるメリットも大きいとは言えない。
ただ、だからこそ、これから出会う人には壁を作って欲しくない。
そのためにも、まずは相手のいいところを見つけることが大切なのだ。
よく第一印象で人の評価は決まらないという記事も見るが、こと価値観の合わない人に関してこれは当てはまらないと思う。
あなたも初めて会ったときに「あ、この人ダメだ」と感じた経験は一度や二度ではないだろう。
このようなケースでは相手の悪いところはもうこれでもかというほど目に付く。それによってさらにその人に対する評価は下がっていく。
そして気づいたら自分の心に壁を作るための土台を築き始めている。
その人の意見全てに批判的になってり始めていたらそのサインだろう。
この状態にならないためにも、「あ、この人ダメだ」と感じたときに、その人のいい部分を見つけようというマインドに切り替えてみよう。
最初は難しいかもしれないが、徐々にできるようになってくるはずだ。
相手だって同じ人間だし、嫌われたいと思って生きている人なんていないはずだ。そう考えながら探せば意外と浮かび上がってくるものである。
そうすると不思議なことに、その人のことがあまり嫌いでなくなっている。
ギャップというか意外な一面に気付くことで、親近感がわくからなのだろうか。
とにかく、これができるようになればこっちのもので、どんな人もすぐには拒絶しなくなる。それも、自分が我慢したわけでもないのにだ。
僕自身、野球部のマネージャーという立場上、全ての部員と対等に接しなければならない。
冒頭で幸せを届けるために様々な人と協力する必要があると書いたが、リスクヘッジのためにも対等な関係である必要がある。
個人的な事情で拒絶していた選手が問題でも起こそうものなら、完全にマネージャーの責任である。もっとしっかりコミュニケーションをとっていれば防げたと、悔やんでも悔やみきれないだろう。
組織を統率するには多くの人と関係性を持たなければならないし、そのためには個人的なエゴだけで人を識別してはならない。
これがマネージャーになって学んだことの一つかもしれない。
「距離を置く」と「壁を作る」については、ニュアンスで捉えている人がものすごく多いと思う。
しかし、この二つの違いを論理的に認識することで世界は一変する。
一つでも多くのチャンスを掴めるようになるためにも、まずはその人の良いところ(もちろん好きな人の良いところもね)を探すことから始めてみてはいかがだろうか。
追記
この記事実は本当に多くの方に読んでいただけているみたいです!
ありがとうございます!
少しでもいいなと感じましたらぜひ”好き”をお願いします!
(フフッとなる仕掛けが隠されてるかも)