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Zoomコミュニケーション攻略法

この半年で世界は大きく変化しました

なんて始まり方は見飽きましたよね。

ただ、実際に大きく変化したことは言うまでもありません。

僕自身、危機に直面し超加速で変化する世界の中で、日々登場する新しい概念に置いていかれると焦る毎日です。

その中でも

“Zoom”

この単語は突如としてみなさんの日常に舞い降りてきたのではないでしょうか。

Zoom会議、Zoom飲み、Zoom演劇、Zoomコント…

日常の様々なシーンがZoomを通して行われるようになりました。

野球はチームスポーツですから、もちろん大人数のコミュニケーションが大切です。しかし、このご時世に対面でコミュニケーションをとることのハードルが一気に上がりました。

そこで僕の野球部でもZoomを活用したミーティングを開催することになりました。

100人を越える大規模なミーティングから、10人程度の中規模のミーティング、4人程度の少人数のミーティングも行いました。

野球部内のミーティングから、対外的なミーティング、友人のみのメンバーから初対面ばかりのメンバーと、あらゆる形式のZoomを今でも行っています。

これらのミーティングを数多く重ねる中で、どんな人が影響力をもち、どんな人が不要だと捉えられてしまうのか。

両者の違いはどこに生まれるのか。
そんなことを書いていきたいと思います。


Zoomの特徴を捉える

Zoomをいかにして有効活用にするか、またいかにして自分にとって有意義なものにするかを考えるには、Zoomの特徴を捉えなければなりません。

僕が思うにZoomの大きな特徴として、以下の三つがあると思います。

① 話題を一つしか扱えない(話者が一人になる)

これはZoomにてコミュニケーションをとるときに非常に大きなポイントになります。

Zoomで何かを話すときは、基本的に一つの話題になります。
対面の会議でよくある、隣の人と少し意見交換をしたり一瞬周囲と議論してまた本題に戻るということが難しい形式になっています。

もちろんチャットというメッセージツールもありますが、話すと文字を打つでは労力・情報量が圧倒的に異なります。

とすると、やはりZoomでのコミュニケーションではメインの話題を一つに絞って話すことになります。それに伴って、話す人も一人になります。

もちろん複数人で掛け合うこともありますが、一斉に話出したら騒音でしかありませんから、必ず一人一人話す時間を設けられます。

② ノンバーバルな情報が伝わりづらい

“ノンバーバルな情報”とは、簡単に言えば言葉以外の情報のことです。

対面だと感じることのできる相手の息遣いやその場の雰囲気、声の抑揚、その人の感情、その人から醸し出される雰囲気、空気感などを感じることが至難の技となります。

画面を通してしまうことで視覚・聴覚ともに情報が粗くなり、繊細な変化を捉えることが難しくなります。

加えて、対面ではおよそ1,2mの空気を介した距離に対し、Zoomでは画面を挟み自分の空間と相手の空間を介した距離になります。

つまり、距離感が全く異なるということです。

だからこそ、ノンバーバルな情報を伝えることができなくなります。

③ コミュニケーションをとりながら別のことができる

①において話題が一つに絞られてしまうと書きましたが、それとは反して、個人がミーティング中にできることが爆発的に増えました。

Zoom内でのチャットだけでなく、ラインなどの別のコミュニケーションツールを使うこともできれば、インターネットで関連する事柄をすぐ調べることができます。

対面であればスマホやパソコンをわざわざ相手の前に出さなければできなかったことが、デバイス(スマホなどの機械のこと)を使うことが大前提になったことで可能になったのです。

会議中に思いついたアイデアをより事実に基づいた情報を添えて改善したりできる一方で、会議事態への集中力が落ちるといった可能性も含んでいます。

良くも悪くも、聞いている時間の幅が広がったと言えるでしょう。


ではこれらの特徴を踏まえて、結局はどのようなZoomの使い方をすればより良いコミュニケーションを取れるでしょうか。

まず話す立場であるならば

情報は端的にわかりやすく、感情は10倍増で、他の人の意見を取り入れる

ことを意識していきましょう。

前章の①②より、Zoomで最もやってはいけないことは長くつまらない話をすることです。

話す人が一人ということは、他の人はその人が話終わるのを待つ状態になります。加えて、その話は感情が伝わりにくいですから、いつも以上に長く感じます。

だからこそ、”端的に感情を倍増させて伝えること”が、最も相手に情報が伝わる方法なのです。

そして③からわかるように、聞き手は完全に自分の空間内で話を聞きます。
こうなると余程の話上手でなければ相手を自分の話に引き込むことは難しいでしょう。

そこで”他人の意見を取り入れること”が効果的になります。

仮に興味ない話でも、自分の話が使われていれば注意を向けざるを得ません。
しかも、周りの意見を巻き込むことで議論が進むことは多々あります。

この三つを抑えれば、確実にZoomの中で意見を通しやすくなります。

一方で聞く立場の場合はどうでしょうか。

聞く立場であるならば、

気になったことをメモし、そのまま鵜呑みにせず、情報を取捨選択する

ことが大切です。

①より、Zoom上では話題をいきなり覆すことはできません。
自分のふとした気づきを周りと共有したくても、うまく伝えるにも能力が必要です。

だからこそ、気づきをメモしておくのです。
あとでそのメモが大きな成果につながるかもしれません。

メモしなければZoom終了後には頭の中からきれいさっぱりなくなっていることは容易に想像がつきます。

また、②より相手の情報が自分の予想以上に伝わってきていないことを理解しておく必要があります。

相手の発信したことは本当に今自分が感じた通りのものなのか、もっと別の見方はできないのか、といったことを考えながら聞くだけでも、理解度には天と地ほどの差があります。

そして③です。

これが最も重要かもしれません。

Zoomという新しい(海外と連携をとったりする人にとっては日常ツールかもしれませんが…)ツールを使いこなせない人はたくさんいます。

そういった人は必ずといっていいほど、非生産的な時間を“大量”に生み出します。

その人たちに自分の時間を奪われる筋合いはありません。

迷わずその人の話はラジオにして自分の意見をより磨き上げる時間にしましょう。


まとめ

さて、今回もまとめていきます。

① Zoomをうまく活用するためには特徴を捉える
② 話し手は「端的に、感情は10倍増、他の人の意見を取り入れる」
③ 聞き手は「メモを取り、多角的に捉え、情報を取捨選択する」

今回はZoomを題材にして書きましたが、Skype、Teams、Wherebyなどチャットツールほとんど全てに共通する事柄だと思います。

また、この記事内の特徴以外にも様々な特徴があります。

その特徴をいかに活かすかを考えた人こそがリモート時代の成功者に一歩近づくと思います。

おそらく、まだ僕も含めこの時代の変化のスピードについてこれていない人がほとんどです。

だからこそ、このタイミングで一歩抜け出し、変化に順応した人になりましょう。
そうすればそれだけで自分が武器にできる強みになるはずです。

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タクトパス
読んでいただきありがとうございます!僕の経験がみなさんの生活を少しでも前に進めることができれば最高です!サポートしていただいたことでできた経験はもちろんnoteに投稿します!