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これができれば“視野が広い人”になれる

こんにちは!
タクトパスです!

よく“視野が広い人”っていると思いますが、「具体的にどうやったら広くなるねん!」ってツッコミたくなる人が意外に多い気がします。

僕も仕事のできる先輩などを見てものすごく憧れていました。
そうなるために僕が見つけたヒントを少し書いていければなと思います。


そもそも視野が広い人って?


僕はマネージャーという役職上、組織を俯瞰しつつ、チームの舵取りをしています。

そのため、リスクや問題をはじめとして様々なことに気がつけなければなりません。
チームが誇れる部分も一番知っておく必要だってあります。

おそらく誰もが管理職のような立場になると、少なからず大局観を持つことになります。
そしてここで必要になるのが、

“視野を広く持つ”

ということだと思います。

もちろんこれは管理職の人だけが持っていれば良い能力ではありません。
どんな人でも持っておくべきものです。

視野が広ければ常に情報を集めることができますし、先読みして行動することができます。人に感謝されることも増え、組織において欠かせない、信頼を集める立場になることもできます。

僕も先輩マネージャーや他の部活のマネージャーを見ていて、
「どうすればあんなに視野が広くなるんだろう」
と日々考えていました。

そしてその結論として、

視野が広い人=情報を集めることが上手な人

という共通点があることに気がつきました。

では、情報が集まるということはどういうことなのか。
それを僕が気づいた共通点とともに紹介していきます。

情報を集める人〜マインドセット編〜

まず共通している点は、彼らのマインドセット、姿勢といった、彼らの行動の軸となる部分です。

その共通点とは、ズバリ

体の一部かと思うほどの主体性を持っている

ということです。

彼らは組織事=自分事と捉えています。

ではなぜ、自分事になると情報が集まるのでしょうか。

人間であれば誰しも自分のことを誰よりも知っています。

あなたが何を考え、何をするかをあなた以上に知っている人はいるでしょうか?
親であっても、あなたのことをあなた以上に知らないと思います。

言い換えると、自分の変化は自分が最も知っているということになります。

つまり、主体性を持ち組織事=自分事にできれば、組織の変化に誰よりも気づくことができるということです。

人が気づかないようなことに気づけるようになれば、視野が広くなったと言えます。

加えて、主体性を持つ人には多くの人が集まります。
何かあったときにまず相談する相手になるのです。

あなたも、相談相手に選ぶのはあなたのことを自分のことのように考えてくれる人だと思います。

こうなると情報が集まってくるシステムが出来上がっていきます。
主体性がある人は自分から情報をとりに行くし、自分の手の届かない部分は他の人を通して知ることができるようになります。

仮にこのタイミングで自分から情報をとりに行くことをやめたとしても、周りから勝手に情報が入ってくるため、否が応でも多くのことに気づくことになります。

主体性を持つことに特殊な能力は必要ありません。

視野を広くするためには、まずこのマインドセットを作ってみましょう。

主体性がどれほど自分に影響を与えるかについてはこの記事にもまとめてあるので、ぜひご覧ください。


情報を集める人〜能力編〜

さて、マインドセットができた次は具体的な能力です。

主体性を持つだけでも大きな前進になりますが、やはりすごい人はもっと上のレベルにいます。マインドセットだけでなく、特有の能力を持っています。

しかし、その能力は特殊な能力ではありません。
僕が気づいた2つの共通点は、おそらく誰もが身につけることができるものです。

① 言語化する能力

一つ目は、現象を言語化する能力です。

例えばあるラーメンを紹介するとしましょう。

「あそこのラーメン、ガツっと食えて最高なんだよ」

「あそこのラーメン、スープに豚骨のパンチが効いてる上にチャーシューがジューシーでボリュームも抜群で最高なんだよ」


この二つを比べてみるとどうでしょうか?

圧倒的に後者の方が食べたくなるのではないでしょうか?
(豚骨ラーメンが嫌いな人は別の食べ物で考えてください笑)

言語化能力というのは、この後者のような文章を作り出す能力ということです。
往々にして情報を集める人はこの言語化能力に長けています。

なぜなら、言語化して細分化することによって、現象のチェック項目が増えるかららです。

どういうことかというと、他のラーメンを食べに行った場合を考えてみましょう。

前者の場合は「ガツっと食えるかどうか」でラーメンを比較するでしょう。
「あー、ここのラーメンはガツっとというよりはあっさり食えるタイプだな」とかです。

一方後者は「スープ風味、チャーシュー、ボリューム」の三項目でラーメンを比較します。

「ここはスープがあっさり系だけどチャーシューはかなりジューシーだな。量は腹八分目くらいのちょうど良い量だ。」と言った具合です。

言語化する能力があると、同じ情報であっても気づくことが増えるということがわかります。

あなたも、この両者の説明を聞けば、後者の人は気づく量が多いと思うはずです。

つまり、

情報を集める人は広く多くのことを知っているとイメージしがちですが、狭く多く知っている場合にも当てはまります。

そして狭く多くするためにも、言語化能力が必要なのです。

② 余裕を持つ(持ってるフリをする)能力

二つ目は、余裕を持つ能力です。

情報を集めるということは、何かをインプットするということです。

インプットするためには、そのための容量が必要です。
その容量は時間や経験といった物理的なものもあれば、やる気やモチベーションといった精神的なものもあるでしょう。

容量の内容はどうであれ、この容量がなければインプットはできません。
余白がない人はインプットしようと思ってもできません。

その容量を作るために必要なことが“余裕を持つこと”です。

余裕がない人は目の前のことで手一杯になります。
余裕がある人は他のことに目を向ける機会を作ることができます。

いつも自分のタスクを終わらせるのに精一杯な人と、周りを気遣う余裕がある人では情報を入手する幅に大きな違いがあることは明白です。

また、マインドセットでも書きましたが、余裕がある人には人が集まってくるという特徴もあります。せかせかしている人には近寄り難いですよね。

一方で、余裕がある分には成長しないという考え方もあると思います。
僕もどちらかというとこの考えです。

スポーツは限界を越えた練習をすることで成長することが常識だからです。
限界まで追い込まなければ、現状維持、もしくは退化してしまいます。

ただ、これは容量のところで書いたように、物理的な余裕の話になります。
僕自身、特に若いうちは物理的な余裕は必要ないと思います。

先ほど周りを気遣う人の方に情報が集まると書きましたが、周りから集まる情報はイメージとして広く浅いものです。

若いうちは広く浅くよりも、狭く深く情報を入手し、何かで突き抜けた方がいいと考えています。

だからこそ、物理的には目の前の仕事に手一杯でも良いと思います。

ここで重要なのは精神的な容量です。
自分に対して、「あ、今俺余裕ないな」と客観的に気づくことができるかどうか、精神的な容量に余裕があるかどうかで大きく差がつきます。

余裕がないことを自覚できれば、その対処もできます。

余裕がない時こそ自分の状態を自覚し、余裕がないが故に生じるデメリット(人が近づかない、視野が狭くなりすぎる等)の影響を受けないように自分自身を認識し続ける必要があります。

僕は“余裕がないときこそ余裕があるフリをする”ことで自分をコントロールしています。


まとめ

さて、今回もまとめていきます。

① 視野が広い人=情報を集めることが上手な人
② 情報を集める人は広く多くタイプと狭く深く多くタイプがいる
③ 主体性をもち、言語化能力・余裕を持つ能力を身につけると視野が広がる

こんな記事を書いている身でありながら、まだまだ視野が狭いと感じ続ける毎日です。

ただだからこそ、このnote書いて言語化能力やインプット(僕はアウトプットするまでがインプットだと考えてるタイプです笑)を高めています。

日々の生活でもなんとか周りを見ようと意識的に活動しています。

是非皆さんも一度周りを見てみてください!
視野が広いと思う人ほど、この能力が高いと思いますよ!

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タクトパス
読んでいただきありがとうございます!僕の経験がみなさんの生活を少しでも前に進めることができれば最高です!サポートしていただいたことでできた経験はもちろんnoteに投稿します!