エンタメお化けになる
自主レーベルの立ち上げ、1人で多数アーティストを名乗る。
所属事務所というものが無い分は自由が効く。
ただ費用含めサポートが無いということはデメリットかもしれない。
ならば、1人で出来るエンタメを自分の技術、力量の限りはやろうと思った。
ディズニーに憧れ、最初に始めたユニークなキャラデザイン、キャラメイク。
3DCGもやってみたが、流石に時間がかかり、楽曲の配信日に間に合わない。
ならイラストアニメーションはどうだろうか。
今ではアナログな方法かもしれない、下絵をトレースして少しずらして描くパラパラ漫画のようなやり方なら、1人で出来る。
それも最初から綺麗な映像、難しい絵ではなく、親しみやすい簡単なものでやるのもありではないか。
使えるソフトや、編集はとことん使ってやろう。
楽器選びや機材選びから学んだ。
モノのレベルよりも、そのモノの使いこなし方。
無料のソフトも、使い方次第で化け物のようになる。
少なくとも俺はそう思う。
イラストを1枚ずつ描いて動かすのも相当な時間は必要になるが、2つ3つのイラストを上手くリピートするように並べることで、GIFというリピート動画なら作れるだろう。
そう思ってやってみた結果上手くできた。
動かす方のイラスト自体の位置は固定にし、背景のイラストをスライドするようにすれば、移動しているような表現もできる。
もちろん絵師さんに頼めば、クオリティの良いイラストとか手に入る。
でもそれは達成感も感じなければ、自分が望んでいないものが出来てしまう気がする。
やり直しさせるというのもあるが、そんなことさせるくらいなら、自分で作りたい。
その結果が今。
イラストも音楽も映像もTICK-TACK(チックタック)が行う。
しかし、それだと何かが違う。
音楽は発信出来ても、せっかく描いたイラストをイラスト好きに見せる時に、何かが足りなくなると思った。
まだ無名だけど、無名だから出来ること。
1人で多数名義。
これをすることで、一種の差別化が出来る。
音楽とイラストを名義で分けることで、先入観を与えない。
音楽もインストと歌モノ、歌モノの中でも日本語と何かで分けることで、全く違う印象、全く違う音楽を発信できる。
TICK-TACK(チックタック)という人が、ラップミュージックとYouTubeでは趣味の動画を、KAMXAMI(カムサミ)では歌のない音楽、インストゥルメンタルミュージックを、TAM-COBRA(タムコブラ)ではイラストを、TAIL(テイル)では全編英語詩の楽曲を。
それぞれのアイコンはそれぞれ違う色、違う動物をモチーフにしているが、みんな同じ系統で統一しているから実際は全部俺1人だけどチーム感が出てきた。
全部俺って明かすのは、エンタメ感無いかなとも思ったけど、まぁそこはいいでしょう。
どっちにしろ見る側にはそんなに関係ない。
無名で何がヒットするかも分からないエンタメの業界。エンタメの世界。
入り口は多い方が良い。
どこから入ってもどこにでも繋がる。
これから何をするかも、俺も分からん。
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