[ボドゲ]驚愕の箱を語りたい![Seasons]

マンドラゴラです。
Seasons、やってますか?

作中に登場するカードを一枚ずつ語ってくシリーズやります。

記念すべき第1回は、「驚愕の箱」
僕の推しカードです。

驚愕の箱とは

それでは、基本性能から。

画像1

驚愕の箱 (魔法のアイテム)
☆4 水火
ラウンド終了時、リザーブに魔力トークンが4個以上ある場合、クリスタルを3個得る。

なんだこの箱!?(驚愕)
ラウンド終了時にクリスタルを得ることができるが、運用に少し癖のあるカード。

クリスタルを得る条件がなかなか難しく、初心者では特に敬遠されがちなイメージのあるカードですが、うまく扱うだけで2魔力の「メソディーのランタン」となり得るカードです。

その条件とは、「ラウンド終了時にリザーブの魔力が4個以上」。
通常では魔力のリザーブとは7個であり、その半分以上を毎回温存しないといけない必要があるため、カードを召喚する速度が落ちたり、4魔力以上要求してくるカードが出しにくかったりと、だいぶ厳しい条件です。

立ち回り

驚愕の箱を運用するには、ドラフト段階でのカードの選定が肝になってきます。
驚愕の箱の性質上、できる限り召喚コストの魔力が少ないカードを選ばないと、召喚するタイミングを失う場合があります。

驚愕の箱をドラフト段階で見かけた場合、使いたいのであればそのままピックしましょう。基本的に驚愕の箱というカードは一周はしません。

ドラフトで箱を取れたら、この後紹介する、箱と相性の良いカードを意識的にピックするようにします。箱の条件的に、箱をサブプランとして戦っていくのはかなり厳しいので、箱を中心に据えたドラフトをしてかまわないです。

注意したいカードが「深き眼差しのタイタス」。できればカットしたいカードです。箱にはよく刺さります。

ドラフトの後。
箱は特別な事情が無い限り、1年目に出したいカードです。1年目に入れてあげましょう。
一年目の他のカードは、できるだけ出しやすいカードにするといいです。初手から「信心深きサイラス」や「首長のアムサグ」を投げられた時のケアになります。

ゲーム開始。
1年目の冬は大事な季節になります。ここで火の魔力が確保できるかがカギになってきます。春になると火が湧かなくなるので、冬で火を確保できるとスムーズに箱を出すことができるようになります。

箱に限らずラウンド終了時に効果をもたらすカードに共通して言えることですが、年月の進みをなるべく遅くしてゲームを遅延することで、効果を多く得る立ち回りが大事です。なるべく1ヶ月すすむダイスを残すように意識しましょう。

「カードを召喚する速度が落ちる」と上で書きましたが、カードを出せなくても毎ラウンド3点もらえるので、急いでカードを出す必要はありません。出せるときに無理なく出すぐらいの心持でいるのがちょうどいいかと。

最終ラウンド。
最終ラウンドの終わりにも箱の効果は起動します。が、最後は魔力を変転できるなら変転してしまったほうがもちろん点は高くなります。箱を2枚出している、「クシディットのランプ」を出している、などの事情が無ければ変転してしまいましょう。

相性のいいカード

数が多いので厳選した数枚をコメント付きで紹介していきます。

・壊死のクリス


(魔法のアイテム)
☆6 水風風
(起動)手札から使い魔カードを捨てるか、場の使い魔カードを生贄にして、魔力トークンを4個得る

(言うこと)ないです。
大型のカードを召喚してもすぐに箱の条件を満たせる謎のカード。使い魔には魔力を供給できる「灰顔のルイス」や「ハシリドコロのネズミ」が存在するので、それらと一緒に握っているととても気持ちよくなります。

・ヤンの忘れられた花瓶

(魔法のアイテム)
☆6 水土火
パワーカードを召喚するたび、魔力トークンを1個得る

わかりやすい召喚補助。カードを召喚しながら箱の条件を満たしやすくなります。

・運命の手

(魔法のアイテム)
☆9 3点+風火土
カードの召喚コストを任意の魔力1個分だけ減らす(ただし1個未満にはならない)

こちらも召喚補助。上に同じ。

花瓶と手が同時にドラフトで回ってきたときどちらを取るべきか、という昔からの議題があります。僕の答えは「花瓶を取る」です。
理由としては、
・召喚コストが手より若干軽い
・魔力を使用しないカードでも効果を発揮する
といったことが挙げられるでしょうか。

・魔法の秘本

(魔法のアイテム)
☆8 水土
2個の魔力トークンを得る
10個まで魔力トークンを持てるようになる

リザーブが増えるので、カードの召喚などがだいぶ楽にできるようになります。

・悪意のダイス

(魔法のアイテム)
☆8 (コスト無し)
(起動)選んだ季節ダイスのアクションを実行する代わりに、ダイスを振り直し、加えてクリスタルを2個得る

初手でサイラスの盾になる、3か月進むダイスを無理なくカットしやすくなる、毎ラウンド得る点が増える、など多くの利点があります。

・溶岩の核

(魔法のアイテム)
☆0 火1~3(人数によって変動)
対戦相手がパワーカードを召喚した時、炎の魔力トークンを1つ受け取る
(起動)溶岩の核を生贄に捧げる:炎の魔力トークンを3つ受け取る

相手が動くだけで箱が起動する。便利。

・知識の薬

(魔法のアイテム)
☆0 水水
(起動)知識の薬を生贄にする:魔力トークンを5個得る

1年目の冬で水3つから箱を起動まで持っていける。

・時の指輪

(魔法のアイテム)
☆12 水土+2~0点(人数によって変動)
季節マーカーが1ラウンド中に3つ以上前に進むたび、クリスタル4個か魔力トークン1個を得る

3か月進むダイスを選ばれてもアドが取れるようになる。


その他のカードだと、
・水の護符
・吸血の王冠
・アルスの呪われた書
・冬の杖
といったカードが相性がいいです。ドラフトで見かけたら目をつけておくと良いかもしれません。

終わりに

ということで、驚愕の箱編でした。
ドラフトで見かけたら使ってみてください。

以上です。よきボドゲライフを。



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