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マンドリン系小品の作曲委嘱料のご案内
青山涼にマンドリン系楽曲の制作を委嘱する場合の料金について、
特定の長さ・編成についてのみご案内いたします。
それ以外の長さ・編成についてもご依頼は承っておりますので、お気軽にご相談ください。
長さが2分台後半~3分台の二重奏/三重奏曲
例)雨の迷宮・Snowbell・風塵・秋のワルツ など
・楽曲の長さは2分台後半から3分台
・編成は
二重奏 [マンドリン&ギター][マンドリン&マンドラ] [マンドラ&ギター] [ギター×2]
三重奏 [マンドリン×2&ギター][マンドリン&マンドラ&マンドロンチェロ] [マンドリン&マンドラ&ギター]
・制作期間は最長4ヶ月(早く完成すればその時点でご連絡いたします)
・初演後に楽譜を一般発売開始
・初演後にYouTubeでデモ音源を公開する場合あり(初演の動画や音源が公開されない場合)
【以上の条件の場合、委嘱料は3万円(税込)になります】
長さ3~4分台の四重奏/五重奏/合奏曲
例)海辺の時計台・サムライ・Au Revoir など
・楽曲の長さは3分台から4分台(長くなる場合があります)
・編成は
四重奏 [マンドリン×2 &マンドラ&ギター]
五重奏 [マンドリン×2 &マンドラ&マンドロンチェロ&ギター]
合奏 [マンドリン×2 &マンドラ&マンドロンチェロ&ギター&コントラバス]
・合奏の場合のdivisi(パート分割)の有無は依頼の際指定可能
・制作期間は最長4ヶ月(早く完成すればその時点でご連絡いたします)
・初演後に楽譜を一般発売開始
・初演後にYouTubeでデモ音源を公開する場合あり(初演の動画や音源が公開されない場合)
【以上の条件の場合、委嘱料は5万円(税込)になります】
なお、フルートやマンドローネなどを編成に加えたい場合は改めて委嘱料を調整いたしますので、ご相談ください。
委嘱の問い合わせ
ホームページのお問い合わせコーナーに委嘱依頼の旨ご連絡ください。
依頼の際、制作してほしい楽曲の
・長さ
・詳しい編成(div.の有無)
これらをお伝えください。
ほか、曲の印象や雰囲気の希望があればお伝えください。
(明るい・暗い・テンポ速めなど、ざっくりしたワードで問題ありません)
あまり具体的だったりマニアックなご指示ですと今回公開した条件の適用外になります。
(例えばあまり知られていない〇〇をテーマにしてほしいという場合、その事物についての資料集めなどをする必要があるため)
指定がない場合はこちらで自由に作曲いたします。
弾きやすく聴きやすいことを第一に考えているので、あまり難解な作品を自主的に作ることはありません。
納品について
制作期間はご依頼をお引き受けしてから最長4ヶ月となります。
(完成した時点で、納品できるようご連絡いたします)
納品の前に委嘱料をお振込いただきます。
お振込の方法は郵便振替や口座振り込みでのお支払いが可能です。
その他のお支払い方法をご希望の場合はご相談ください。
お振込を確認次第、楽譜を発送/楽譜データを送信いたします。
納品は紙楽譜の郵送(レターパックライト)・もしくはPDFでお渡し可能です。(送料無料)
A4サイズのスコア・パート譜セットです。
楽曲解説はメールでお送りいたします。
楽曲解説は楽曲完成より遅れる場合がございますのでご了承ください。
その他
・納品された楽譜に基づく演奏は、JASRACの規定に則り自由に発表していただいて構いません。
・委嘱は団体・個人問わず可能です。
・連名による委嘱も可能です。
・楽譜には「〇〇様により委嘱」と表記します。名義の確認や、表記の可否については事前に確認いたします。(匿名も可です)
・作曲した楽曲の著作権は著作者(青山涼)に帰属します。
・若干予定よりも曲が長くなる場合があります。指定より短くなることはありません。
・楽曲完成後、ご依頼された方と連絡が取れなくなった場合や委嘱料が支払われなかった場合は、こちらの判断で楽曲を公開させていただく可能性があります。
・本記事の内容は変更される場合がございますが、ご依頼時点の条件を適用いたします。
・その他ご質問はお問い合わせコーナーにお願いいたします。
終わりに
一般的な日本の音楽業界、ということで考えますと今回公表した委嘱料はそれなりに低価格です。
(制作時間・完全新作・生演奏可能・譜面化を考慮すると少なくとも2~4倍が相場かと思います)
ではなぜこの委嘱料にできるかと申しますと、
委嘱を受ける私の側で細かく条件を指定しているからです。
作りやすい構成・編成、制作期間やその後の展開まで指定していることにより、
低価格になることと釣り合うメリットが作家側にあると考えております。
例えば今回公開した二・三重奏の編成には必ずギターが含まれていますが、メロディ・和音・ベースを担当できるギターがあるだけで作曲のしやすさや曲としての聴きやすさが担保されやすいので、今回は条件に加えています。
(メロディ・リズムが明確であること、音域が満遍なく幅広いことが聴きやすさに直結します)
これがマンドリンのみだったりマンドリンとマンドラのみとなりますとどうしても譜面自体が難しくなるので、かなり時間をかけて作らないと「弾きやすく聴きやすい」という、私が重視している点をクリアしにくくなります。
すなわち時間をかければ可能ですが、そうなると今回公開した委嘱料では難しい、ということになります。
様々な方が指摘していますが、少子化その他の要因を受けて日本のマンドリン人口は減少していると言われています。
その状況下で公共性が今後高くなると思われる楽曲とは、小編成・少人数でも演奏可能で難易度が高くない短めの楽曲であると私は考えています。
(なぜ独奏は省いているのかというと、「弾きやすく聴きやすい」を同時に満たすことが難しいからです)
その需要を見込み、小品のみの委嘱料公開をしてみました。
小品という特性上、大規模な合奏作品のような迫力やテーマ性などは持たせることは難しいです。
しかし小品ならではの取り回しの良さ、手軽さといった特徴は大規模な作品にはない魅力です。
今回公開した編成以外でも、ご依頼があれば検討させていただきます。
編成の規模が近ければ、今回公開した委嘱料と大きく額面が異なることは無いと思います。
ご興味がありましたら、お気軽にご連絡ください。
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