ワーママ半年を振り返って
9月末で育休より復職して半年が経つ。復職前ずっと当面の課題だと思っていた「育児と仕事の両立」ですが、そんな単純な二項対立ではないような???ということに気づき始めた今日この頃です。もう少し闇は深いと言えば深いし、逆にもう少し楽観的に考えようと思えば考えられる。働く親の課題は、とっても複雑で、とってもそれぞれだと思うのです。
いま、あえて「働く親」という言い方をしました。個人的には「ワーママ」という言葉が苦手でして。「ワーパパ」って誰も言わないのになあ、という憤りがあります。しかし分かりづらいので、あえてワーママと言っちゃいますね。この半年のワーママとしての自己評価としては、自分に甘く採点して・・80点くらいかな・・・という感じ。仕事に関しては、思ったよりできるし、思ったよりできないなあという感想。育児に関しては、本当に保育園と夫のおかげで、今は楽しくやれている。
ここらで、ワーママとしての半年を振り返ってみようと思います!
息子モチと私の勤怠状況
モチの半年
・慣らし保育期間・・・3週間
・熱で早退した日・・・7日
・風邪で保育園をお休みした日・・・5日
・お盆休み・・・5日
・病院に行った回数・・・8回
・病児保育にお世話になった日・・・結局1日だけ(やはり空きなし!)
・かかった病気・・・幸い病名のつく病気はしておらず
・半年でできるようになったこと・・・ガンガン歩く、コップ飲み、手掴み食べ、扉の開閉、ベッドの登り降り、階段の登り降り、ボタンを押す、大きな声を出す
おお、こうしてみると、意外と元気にやってる方なのかもです。半分は保育園通えないと思ったほうがいいよ!と脅されてた中、そしてコロナでいつ休園になってもおかしくない中、、今のところ何とかなっている奇跡。
一方のわたしは、、
わたしの半年
・在宅ワークの日・・・85%
・会社に出勤した日数・・・20日ほど
・欠勤・・7日(慣らし保育5日、ワクチン副反応1日、有給1日)
・就労時間・・・9時〜17時半(+21時以降に残業)
・月の残業時間・・・40時間(beforeモチ時代は、80時間くらい働いてました)
・休日出勤・・・5日ほど(まあ、在宅なんで無理に平日にはめなくてもと)
・徹夜・・・1日
業務内容はここでは書けないので、まあ勤怠面だけだとこんな感じ!
こちらも、意外と元気にやってる方なのかもです。業務量もbeforeモチと比べて劇的に減るでもなく、でも前より人間らしいバランスを取り戻せているような。このバランスが保てているのは、本当にコロナがもたらした在宅ワークのおかげとしか言いようがありません。
「思ったよりできる」というのはこのことで、自分で時間を組み替えて、思ったより有意義に自分らしく働けていること。一方、「思ったよりできない」は、それでもやっぱりbeforeモチ時代より時間が作れないのは、紛れもない事実だなあというところ。そんな中で、どう自分らしく仕事をしていくのかってのが、なかなか難しいですね。
仕事と育児の両立じゃない
「仕事と育児の両立」じゃないと冒頭で書きましたが、
じゃあ何なんだ課題は?という話。
仕事も、育児も両方大事。両立はどこまでいっても困難は困難で、完璧なバランスなんて無いのでは、と思う。今日は仕事、今日はモチ。この時間は仕事、この時間はモチ。その都度真剣に向き合いながら、そうやってやっていくしかない。
子供を持つ親は、今も昔も、母親も父親も、自分の親も、仕事の鬼と言われる人達も、、みんなそうやってやってきたのかも知れない・・と思うようになりました。多かれ少なかれ、仕事と育児の比率はどうであれ。だって、子供が大事でないわけがない。でも仕事の手を抜けるわけがない。口に出す出さない、時代背景の違い、色々ありますが、、、みんなそれになりにバランスを模索してきたのではないか、と思うわけです。何かを諦めたり、その代わりに何かを得たり。
「仕事と育児の両立」ではない。「自分の成長と、子どもの成長の両立」なのかなあと思ったりもして。結局は、私とモチは、個人と個人な訳で、お互い「良く生きる」ことが目標な訳です。自分の人生を豊かにするのは自分の責任、子どもの人生を豊かにするのは(子供が成人するまでは)やっぱり親の責任かなと。
ちょっと気楽な言い方に変えると、「いかに自分の人生を楽しめるか 当面はwithモチ」・・これが今後の人生のテーマなのかなあ。楽しめるという言い方に変えましたが、人生に大切なのは仕事なのか育児なのか、いや他にも軸はあるしねってそういう話なんですきっと。いつか仕事も現役は終わるし、いつか子どもは親元を離れ自分の人生を歩み始めるわけです。となると、やっぱり最後は自分の人生を楽しめたか、これにつきる。色んな意味で楽しめたか。
実際は、今日を乗り切るのに必死ではあるのですが。。ごにょごにょ考えては、形にまとまらない日々ですが、半年が経ちました。そんなこんなで、私は今「仕事と育児を両立させよう!」と躍起になっているわけではない、ようなのです。バランスの模索です。忙しさにのまれて、すぐに忘れそうになるので、ここに覚書として記しておきます。