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チェリまほに心からのありがとうを贈りたい

はじめに

ドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(通称:チェリまほ)が2020/12/24に最終回を迎えた。最終回をリアルタイム視聴し、放送終了後何度も見返した。ようやく気持ちがひと段落してきた。こんなにもハマったドラマはいつぶりだろう。もう覚えてないくらいハマった。毎週木曜日が楽しみで、木曜日までが長くて長くて。。そんな愛すべきドラマについて気持ちを綴りたいと思う。

登場人物たちに自分を重ねて一喜一憂

ドラマでの出来事をまるで自分事かのように、一喜一憂していた。

登場人物たちの行動や状況が自分に重ねられるところがあり、感情移入してしまうのだ。

自分に自信がなく、恋する気持ちを自分の中に留めてきた安達が初めて自分への好意を聞いたときの喜びだったり、
会社の同期へ片思いをしている黒沢が朝から会えたことに喜んだり、気が付くと目が追っていることだったり、
恋愛に興味のない藤崎さんが同僚との恋愛トークで愛想笑いをしていることだったり、
ムードメーカーなんだけど、ちょっとお節介な浦部先輩みたいな人いるよなと思ったり、
素直で憎めない六角みたいない後輩可愛いなって思ったり、
柘植みたいに頻繁に会う訳でもないんだけど、困ったときに頼ってしまう友達っているよなって思ったり、
夢を追いかけている湊のような若者を羨ましく思ったり。

上げたらキリがないのだけれど、「あーわかるー」といつの間にか誰かの立場に自分を置き換えて、なりきってみてしまっているのだ。

そういう時間が楽しかった。

恋する気持ちを思い出させてくれてありがとう

中でも安達と黒沢の恋する気持ちにかなり吸い込まれた。

黒沢の自分への好意に戸惑いながらも、成長していく安達はどんどんカッコよく、可愛らしくなっていてると思ったし、黒沢が好きだと気が付いたときは「やっとかー」と安堵し、告白シーンで「よく頑張った!」と拍手を送った。

安達のことになると余裕のなくなる黒沢の、7年の片思いで鍛え抜かれた妄想は完成度が高く、いつも驚かされてた。1話の安達は究極に可愛かったし、同棲記念日にポエムに蝶ネクタイにバスローブ、、EDの楽しそうな二人も最初は黒沢の妄想。

そんな黒沢の安達への告白シーンは胸に響いた。表情から言葉から溢れている安達への気持ち。心の声で十分聞いているはずなのに、胸がギュッとなった。

そして、両想いになってからのラブラブっぷり。
ハグするときの安達のリュックが邪魔だわって思っちゃってたな。

人を好きになって、相手にも好きになってもらったときの幸せ。一緒に重ねていく初めての数々。。

「恋をするってなんて素晴らしいことなの!」

忘れかけていた感情に幸せホルモンが大量分泌されていたと思う。実際、私も毎日幸せだった。頭の中に咲いたお花畑の中でお花を摘んだり、スキップして過ごしていた。

なのに、突然訪れた別れ。

心がえぐられたようだった。何も手につかないとはこのことか。。
まるで自分が失恋でもしたかのような、奈落の底に突き落とされた気分だった。

「そうだ。恋をするって楽しい気持ちだけじゃなかったね。
 辛いこともあるのよね。」

自分じゃない誰かと一緒に居ると、相手の気持ちがわからなくてすれ違うこともある。そこで立ち止まってしまったら終わる。だけど、立ち向かうにはある程度の熱量だったり、勇気だったりが必要なのよね。

「恋するって、人を好きになるって、、」
と「恋を何年休んでいますか?」な自分を見つめ直した一週間だった。

最後はとても、かなり、究極に、幸せそうな安達と黒沢を見れて、また頭の中に咲いたお花畑に戻ることができた。

幸せ。

酸いも甘いも、恋する気持ちを思い出させてくれてありがとう!

感じたプロフェッショナル

おそらくほんの一部分なのだと思うんだけど、少し見えた裏側のことを。

まずは、順撮りしていないということに対する衝撃。

あんなに可愛くなっていく安達を黒沢を柘植を湊を、バラバラに撮っていたというではないか。黒沢が安達を好きになるところがクランクアップってことは、あんなこともこんなことも全部あった後ってことでしょ?
改めて俳優さんってすごいなって思ったし、それを演出する監督さんや見た目に関わるメイクさんや衣装さんや、まだまだ私の知らないところで色んなスタッフさんのお力あってのことなのだろう。プロフェッショナルを感じた。

次に、シナリオ。

途中からオリジナルなのに、原作から離れていないし、漫画は漫画の良さがあって、ドラマはドラマの良さがあって、それぞれが相乗効果を生み出しているように思える。脚本家の吉田恵里香さんのインタビュー記事でも細部までのこだわりを感じた。ドラマを一緒にリアタイしてくれていた原作者の豊田先生の作品への愛も感じた。大好き。

最後に、SNS等の情報発信。

公式SNSをはじめとして、出演者、制作陣が情報発信して、表や裏を共有してくれたのが嬉しかった。撮影も随分前に終わっているわけだから、他の仕事をしている合間を縫ってのことなのだと思うのだけど、有り難かった。お陰様でチェリまほにどっぷりハマって抜け出せなくなるくらい大好きになった。

心からありがとう

2020年という年は本当に大変な年で、なんやかんや色々と耐えないといけないことが多くって、楽しいことも少ない年だなって思って過ごしていた。

そんな年の終わりに出会えた、大好きなドラマ、漫画、俳優さんたち。

お陰様で、ほっこりと暖かい気持ちに包まれて、新年を迎えることができそうです。

こんなご時世だから、色々気を付けること、気遣うことが多く、大変な中で撮影されていたのではないかと思います。

キャストさん、スタッフさん、制作陣、その他関わった方々には感謝しかありません。

また、SNSでチェリまほへの愛を語り合えた人たちがいたから、こんなにも大好きになったのかもしれない。

すべの人たちに感謝します。

本当にありがとうございました。


P.S.
スピンオフも、クスッと笑えて、恋するドキドキも味わえて、
と、かなり堪能させていただきました。

「魔法の力がなくなってても、続編できないかなー」って
更なるご褒美期待しております。


長文読んでいただきありがとうございました。





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