見出し画像

【DBFW】2回勝てばアメリカに行ける大会に出てました

・この記事は何?

はじめまして。mandaraと申します。
軽く自己紹介をすると自分は社会人で主に土日を使ってドラゴンボールフュージョンワールドの大会に出ている者です。
今回運よく二次予選を抜けてデジタル版の最終予選に進出することができたのでその大会に向けた参戦記となります。
次回同じような大会があった時の自分への備忘録的な内容のため全文無料です。
ただ大会形式が特殊な分、
アルバトやエリア予選の参考にはあまりならないかもしれません。
またデッキやカードに対する評価に誤りがあるかもしれませんがあくまで個人の主観ということでご了承ください。
こういう大会があったんだな~というくらいの雰囲気で読んでいただけたら幸いです。

・そもそもどんな大会?

予選を抜けた16名が4人ずつのグループに分かれトーナメントを行い、
それぞれのグループ1位がアメリカの決勝大会の参加権利を得ます。
要は2回勝てば優勝というわけですね。
またグループA(昼)とグループB(夜)でそれぞれ最終予選があり、
自分はグループBの16人になります。
対戦相手として当たらないことがわかっていたため、グループAのてんちょさんと調整を行いました。
普段は一人で調整を行っており未知の大会で心細かったため大変助かりました。
今回の予選最大の特徴は
色被り禁止の2デッキ制でBO3(best of 3、最大3回戦を行う)
で行われることにあります。
デッキを2つ持ち込み、勝ったデッキは使用できなくなるルールです。
(同じデッキを2回出すことは出来ない)
勝利するためには持ち込んだデッキどちらも勝たせなければいけません

・BO3のデッキ選択

3弾環境はいわゆるじゃんけん環境です。
どのリーダーを選んだとしても当たりたくない相手が存在します。
BO3においてもこのルールは覆らず、
2つのデッキを使ってそれぞれを有利対面に当てるじゃんけんを行うゲーム
になるという印象でした。
てんちょさんとの認識のすり合わせでもおおむね同じ認識で、これを前提に使用デッキを検討していきます。

まず考えたのは○○対策構築を戦略として取るか?でした。
○○対策構築とは特定のデッキを勝たせないことを意識した戦略です。
例えば17号対策構築であればGT悟空/ジレンを選択することで相手が17号を選んでいた場合もう片方がどんなデッキだとしても有利な選択になります。
グループAのネオトラビさんが選んだジレン/ギニュー構築が良い例になりますね。

結論から言えば自分はこの戦略を今回選びませんでした
理由として17号対策構築があまりにも作りやすすぎるということでした。
ゴクウブラック/ジレン/GT悟空/ギニュー/フリーザなど思いつくだけで17号に有利になれるデッキはたくさんあります。
なので同じ戦略を持ってくる人が多くなり、結果
17号不在のフィールドで対策デッキ同士が殴りあう形になるのでは?
と考えました。
加えて相手は二次予選を抜けた生え抜きのプレイヤーなので17号を使う場合のリスクは考慮し、17号は選ばない、もしくは選んだ場合でもそれを念頭に置いた上での持ち込みになる可能性が高いと判断。
よってそれら対策デッキを迎え撃つ方向に切り替えました。
ここの読みに関しては一概に正解はなく、17号対策構築を使用することも17号採用構築を使用することもそれぞれに利点があると思います。
自分の勝率を高めるにはこの戦略が最善と思い方針を決めました。

・デッキ選択について

最終的に私が選んだデッキはあの世悟空、ジレンです。
(実際のリストはスーパーコンボを散らしていますが、見やすさ重視で同じものになっています)

重視した点は苦手なリーダーにもプランを持てるリーダーを選ぶことです。
今回自分は特定のデッキを責める構築を取らないため不利な相手にも勝ち筋を作れるリーダーを評価します。
不利なデッキに対してある程度寄せた構築を気になるリーダーで試し、感触が良かったものが上記2リーダーになります。

下記にデッキの選択経緯と不利マッチに対する考えを書きます。

■あの世悟空
緑系リーダー以外に五分かそれ以上を取ることができると判断し選んだデッキになります。
17号に対する対策デッキが増えた場合それらすべてと渡り合える点、
自分のデッキ理解度から最初に使用を決めました。
最初はバニラビーデルパッケージで17号へのガードを上げたリストを回していましたが、てんちょさんとの調整を経てあまり効果的ではないことを確認したため通常のリストとなっています。てんちょさんありがとう。
効果的でない理由として
・相手のライフを減らしたい場合1ビーデル+25バニラが2枚以上必要
(そもそもの要求値の高さ)
・上記を実施してもライフを1まで受ける進行でスーパーコンボを抱えられてしまう
・地球人型の場合それに加えて場の4コスト人造人間17/18号を守りに使ってくること、更に地球を破壊する一撃とミスターサタンを駆使することで負けない状態を作られる

上記の関係で通常型で上振れ狙いの方がまだ良いという判断になりました。
緑系リーダーに対して序盤からシャープナーの効果を連打してハイスクールから4悟飯に行くのが一番の勝ちパターンなので1パンを採用してコンボパーツを探す方向にしました。
進行としては相手のエナジーが6に到達するまでに相手を覚醒させること、その中で4悟飯を場に残すことで可能な限りコンボ値を要求します。
またデッキボトム送りは地球人を対象にすれば相手のサタンの効果が成立しない可能性もあるため4悟飯は以前より一層複数回出したいカードになってます。

■ジレン
青系リーダー以外には五分かそれ以上取れると判断してのセカンドデッキとしての選択です。
ただ青系リーダーに不利と言われるものの、17号視点のジレンやGT悟空視点のあの世悟空など他の不利マッチと比べればまだ改善しうるマッチアップと判断しています。
また青いリーダーが一つしか選べない大会で4ジレンというカードは強力すぎるので使用したいと判断。
間違いなく3弾最強リーダーだと思います。
青系リーダーへのアプローチとして身勝手の極意の片鱗(※以下片鱗)の採用、ラムーシ含む5コストバトルカードを増量しています。
(5コスト9枚の59(悟空)構築です。言いたいだけです)
ミラー対策としてベルモッドの採用がありますが、
個人的には2ターン目以外に出して除去に回るターンが弱く、そこの再現性を上げても勝率が上がることはないなと思い不採用としています。
青系リーダーには中盤に非覚醒時のダブストや破壊玉を駆使してライフを3にまで落とし、ゲーム後半は片鱗を構え相手のリーサルをけん制しながらこちらのダブストを通すプランです。
相手のリーダーアタックを守ると自分の手札が減り、
リーサルの確率が下がるためライフ1まで守りません。
またジレンが25リーダーのため相手側の連続でのアタックは起こりづらく、コンボ値を乗せられたアタックの場合こちらのスーパーコンボが活きる形となって得できます。
覚醒後は1コスト1ドローを回しながらリーダー3万で殴ることでスーパーコンボを減らし、最終ターンに相手の手札の総コンボ値を上回ることを意識します。その際に片鱗があれば1枚で35000コンボのためグッと楽になります。
片鱗を絡めた7ターン以内のリーサルが理想です。それ以上ゲームが伸びると相手のピラフループの分こちらのコンボが足りなくなるイメージです。

ここからは検証をしつつも選ばなかったリーダーを紹介します。

■GT悟空
人造人間に有利なものの、ジレンに微不利で青に不利です。
立ち位置的にはジレンと近いものを感じていて、ただジレンの方が有利不利を見た時に優れていたため使わないことにしました。
特に先手時はカカロットが絡まないとパフォーマンスに差が出る点、あの世悟空と比べた場合の自分の練度不足がどうしても気になります。
あの世悟空を使っていなければジレンと合わせて17号対策構築にもなるため使用していたリーダー筆頭でした。

■人造人間17号
地球人型は青系リーダーへの確固たる有利はあるものの、
ジレンとGT悟空及びそれ以外の対策リーダーの影がちらつきます。
また理想のマナカーブで動けなかった場合や先手後手のパフォーマンスの差などを加味するとBO3で強さを発揮するには不安要素が多いリーダーだなと感じました。
またミラーマッチに関して私の練度が浅く、17号を使用して相手の17号に後れを取るのはあんまりだなという私情もあります。

■ビルス
青系リーダー以外にほぼ五分が取れることで注目していました。
クリティカルリーダーは相手の事故を誘発するもののビルスセットを持っていない場合の動きが難しく、互いにアドリブを強要するリーダーだなという認識に収まりお蔵入りになりました。
使用する場合ジレンを使用できなくなる点も若干マイナスです。

・対戦結果


2-0決勝進出からの0-2でfin

準決勝:ふぉとむさん 2-0
game1:ジレンvsジレン 後手 〇
game2:あの世悟空vsジレン 先手 〇

相手が人造人間17号を使用していた場合それを逃したくないという意図で先にジレンを投げてミラーになりました。
とにかくジレンミラーで勝てたことが大きかったです。
後手を取ったため3悟飯に対して3ベジータでディスカード効果を使用してひたすらライフを詰めるプランに。
この進行をする場合4エナジー以降はリーサルターンまでエナジーを埋めません。その分3ベジータの起動効果に回すことでコンボ値を捻出します。
game2はジレンに有利対面のあの世悟空を使用。
相手の6ターン目5悟空オールインが通らずそのまま返しのターンに勝つことが出来ました。
しかし返しのターンこちらのコンボ値がそこまでなく、相手のライフが3だったため無理にライフに行かずドローをするターンにした方が確実に勝利できたと思うのでその点は反省。
もし負けて17号が出てきたらほぼ詰みでした。
反省もそこそこに決勝ラウンドへ。

決勝:リクヤトさん 0-2
game1ジレンvsあの世悟空 先手 ×
game2あの世悟空vs17号 先手 ×

準決勝のgame1で自分の試合が早く終わり、対戦表を確認した所比較的長く対戦されていたのであの世悟空か地球人型17号を使用しているだろうと認識しました。
あの世悟空のミラーに対して知見が薄かったためジレンを選択。
あの世悟空には勝てたらラッキー、
17号を引けたら御の字の印象でした。
game1についてはビルスを引けており全除去を決めたものの手札を減らしたい場面で減らすことが出来ず負け。
ビルス及びリーダーのアタックにコンボを乗せていればまだ勝機はあったように感じます。
あの世悟空は自分が使用しているリーダーにもかかわらず嫌な動きができませんでした。

game2はジレン読みであの世悟空を選択。
17号だったので裏目に。
3ターン目シャープナーでナチュラルに4悟飯が捲れてハイスクール起動というスーパー上振れが起きるも、相手の後手2tマーカー剛腕3t4人造剛腕4t7悟飯で盤面が更地になり、ライフを削るためのカードが足りるわけもなくそのまま負けました。

結果論にはなりますがあの世悟空を先に出してミラーの勝利に賭ける方がまだ可能性ありましたね。
2回のリーダー出し負けが起きた場合BO3は勝つことができないのでした。


・振り返って

決勝卓の結果反省点は不利対面の進行の見通しの甘さにあります。
例えばあの世悟空側が人造人間17号に7悟飯を出された場合や、ジレンでライフを1まで受ける進行をした場合にあの世悟空はライフに触れず場にバトルカードを準備して除去を強要してくる点など準備が足りていなかったです。
あの世悟空の7悟飯に関しては出てくるターンの前に場のカードをコンボ値にすればライフを詰めるかコンボ値を要求出来ましたし、ジレンに関しては各アタックにコンボ値を乗せることでライフかコンボ値の2択を迫ることができました。結果は変わらないにしてもまだやれることはあったと今は思います。
リストを作った時点である程度満足してしまい、そこから先の詳細な部分を詰められなかったことが大きな敗因だと考えています。
ただデッキ選択自体には満足していて、各試合で手札事故も起きず進行が出来たため自分の実力がそこに応えられなかったなという認識でした。

・最後に

まずは調整に協力いただいたてんちょさん改めてありがとうございました。
そして決勝大会進出おめでとうございます!
応援しております!

結果自分はアメリカには行くことは叶いませんでしたが良い経験をさせてもらいました。
エリア予選も東京で通過できなかったため今年の大きな大会への参加予定は自分はなくなった形となります。

ただ11月には4弾環境が待っています。
あの世悟空に鬼のような強化。
アルバトブロリーめっちゃ欲しい。
何ならブウも欲しい。
モチベーションだけはすごいので今後も出られる大会には出るスタンスで行こうかなと思ってます。もし対戦する機会あればよろしくお願いします。
デジタル決勝大会やエリア予選、それに限らず調整メンバーや対戦相手が必要でしたら気軽にお声がけください。
元々自分の能力を確認していただく上でわかりやすい物を提示したいなと思い執筆したのがこのnoteになります。

この記事を楽しんでいただけたら拡散したり感想をいただけると嬉しいです。
次回記事を書く確率が上がりますので軽率にやっていただけると助かります。質問などあれば答えられる範囲でお答えします。
また余談ですが自分はこういう大会参戦記事が大好きなので読者の方で大きな大会に参加された際に同じような記事を書いていただけたら本当に喜びます。
何卒よろしくお願いします。

これにてこの記事は以上になります。
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
楽しいフュージョンワールドライフを!

いいなと思ったら応援しよう!