8日目:Essential Agreement
5年生になって…
最高学年になって…
どうなりたいか…
IBにはIB学習者が目指す10の学習者像があります。
・INQUIRERS(探究する人)
・KNOWLEDGEABLE(知識のある人)
・THINKERS(考える人)
・COMMUNICATORS(コミュニケーションができる人)
・PRINCIPLED(信念をもつ人)
・OPEN-MINDED(心を開く人)
・CARING(思いやりのある人)
・RISK-TAKERS/COURAGEOUS(挑戦する人)
・BALANCED(バランスのとれた人)
・REFLECTIVE(振り返りができる人)
これを踏まえて、G5としてどうなりたいか…。
クラス目標を考えました。
学級目標ですね。
「みんなのお手本になる」
さて、目標ができたところで、この目標を達成するために
私たちが守らなければいけないルールというものを決めていきます。
これがEssential Agreementです。
みんなの合意のもと決められたルールですね。
まずは、去年までの振り返り
よい部分はそのまま伸ばし、
課題点についてどうしたらみんなが前向きに取り組めるのか、
「みんなのお手本になる」ことができるのか。
話し合いのもと3つに決まりました。
・時間を大切にする
・相手の話を聞いていることを表す
・自分が思っていることを話す
これらのルールには隠された背景があります。
【時間を大切にする】に関しては自分たちのルーズさを指摘したルールとなっていますが、残りの2つは自分たちの行動が誤解を招く結果になっているというところから出てきたものです。
【相手の話を聞いていることを表す】
聞いているけど、全く反応しない。結局相手が聞いているのかどうか分からず怒り出すという経験を元に自分たちにも否があったのではないのかという反省点を交えて決まりました。
【自分が思っていることを話す】
普段の会話はたくさん話します。でも、肝心なときに話せない。全校の集まりで「どうですか?」とか「何か考えはありますか?」などと聞かれたときに低学年しか話さない。自分たちは話さない。また、怒られたときに理由はあったが、それを言わずに怒られ続ける。そんな経験から自分たちの意見は外へ出す。という思いで決めたそうです。
特に、教師も子どもの意見(Voice)に耳を傾ける余裕が必要ですね。
でも、その余裕がなくなっているのは、仕事のせい??
教師同士のコミュニケーションや働き方についても考える必要があるのかなと思っています。