Lifelong learner(生涯学習者)であり続けるために
1日の生活の中で人はいくつの疑問をもつのだろうか。
これは、年齢によって違うのだろうか。
違うとしたら、それはなぜだろうか。
世の中にはまだまだ知らないことがたくさんある。
一生をかけても全部を知ることは不可能だろう。
だとしたら、子供の頃でも大人になった今でも、世の中は疑問であふれかえっている。
でも、きっと大人になると疑問を抱く回数が減っているのは事実だと思う。
現に、私も幼稚園や小学生の頃に比べたら確実に減っている。
それは、、、
物事に興味を示さなくなるから?
忙しいから?
当たり前と思い込んでいるから?
理由はたくさんあるんだろう。
私は人生の中で、一時期学びをストップさせた。
これは故意的に。
昔は知りたい知りたいのオンパレードだったけど、当時の大人たちがそれをさせなかった。
そしたら、全てがつまらなくなり。
全てがどうでもよくなった。
どこに楽しみを置いたらいいのかも分からず、
ただただ、つまらない生活をなんとなく送るだけ。
でも、3年前にIB(国際バカロレア)教育に出会って、全てが変わった。
本当に無駄にしたと思う何十年という月日。
でも、そこをとやかく言っていても仕方が無い。だったら、前を向くだけ。
そして、今年。
新たに学びをはじめることにした。
大学院への進学。
これまで3回大学院への進学について考えた。
でも、そのときは何だかタイミングじゃなかったのか、実際に進むことはなかったけど、今回4回目にして、スムーズにことが運び入学することができました。
スムーズにとは、言っているけど、願書提出、受験までは死にそうな日々でした。
でも、そこまでしても学びたかったんだろうな、今回は。
IB教員としてクラスに入り、授業を進めてきた3年間。
今度は自分がIBについて学ぶ。
なんだか不思議な気分。
子供たちには攻めて攻めて攻めまくって、思考の構築をしていたけど、実際にそれを自分がやるとなると自信はない。
でも、子供たちの立場に立てるなら、また新たな発見が生まれるかも知れない。
子供の立場を踏まえた授業作りができれば、さらに子供に寄りそった学びの展開ができるだろう。
Lifelong learner 生涯学習者
そうありたい。
学び続けるって素敵なことだよな~
「生きる力 学びの、その先へ」
「生きる力」をはぐくむとは?
その前に、「生きる力」とは?
でも、「生きる力」をはぐくんでも、そもそもの前提に「生きたい」という気持ちがなければ、何のための「生きる力」かわからない。
全てがどうでもよくなった私からしたら、早く時間だけが過ぎないかな~なんて思ってた。早く年を取りたい。早くおばあちゃんになりたい。そんなことを思ってた。こんな人にとっては、「生きる力」なんてどうでもよい。
そう考えると、やっぱり「生きたい」と思わせるようなマインドセット、環境、コミュニティ、人間関係の構築が大切になってくるのかな~。
「~したい」
っていう気持ちはとても強いパワーに変わる。学びだって、挑戦だって、コミュニケーションだって全ての原動力になる。私はそんな気持ちを大切にしたいし、大切にできる子供を育てたい。
さて、これからの2年間。
どんな日々にしていこうかな~
Lifelong learner(生涯学習者)でありつづけるために。