税理士試験62(2年目以降の答練)
ワタクシは各受験科目につき、1年目でその受験科目に合格した経験がない。
例えば、簿記論なら2年目で合格なので、直前対策を申し込んだのは2回。
法人税法なら・・・あえて書くまい(笑)
とりあえず、落ちた回数+1回分の直前対策を申し込んだことになる。
幸い(?)資料通信につき受講費は安かった(っていっても高かった)のだが、試験合格するまでにゆうに100万円は超えたのではないかと思う。(笑)
いや、これは笑い事じゃないな(^0^;)
で、今日のテーマは、2年目以降の答練について。
1年目を申し込み、直前対策をこなしていれば、必然的に一通りの勉強はできたことになる。じゃあ2年目ってなると、これは楽勝じゃないか?って思う方もいるかもしれない。
でもそんなことは全然ない。少なくともワタクシは全然楽勝ではなかった。
ワタクシの場合、8月に受験が終わり、そこから翌年の5月くらいまで全く勉強しない。その理由としては、
・仕事がどんどん忙しくなる時期なので、勉強時間が確保しにくい
・仕事の忙しさにかこつけて甘えている
があげられる。
だから、1年目に一通りやっても翌年の5月にはほぼ忘却の彼方になっており、1年目にやったことを少しだけ覚えているというアドバンテージのもと勉強を開始するというのがほとんどであった。
そりゃ、2年目以降でも答練が楽勝にはならんなと。
そして、法人税法や所得税法になると、上記の理由プラス、「1年目には一通りやったものの理解できていない部分が多すぎた」ということがあげられる。それが数年間続いた。本当に少しずつ理解していって、ある年を境に税理士試験本番が不合格でもAを連発するようになっていった。
ただ、答練の成績は、総じて言えば、さえない。
とまあ、2年目以降の答練について書いてみた。
2年目以降は1年目にやった内容だから答練を受けなくていいんじゃね?というのは大きな間違い。
答練を受けた方がいいと思う理由は、
・そもそも1年目に理解できていない部分がある
・答練が勉強計画のペースメーカーになる
・数年間の傾向から出題されそうなテーマを扱っている(予想問題扱い)
があげられる。
ワタクシは決してTACの回し者ではないし、できる限り受講費はかからないほうがいいと思っている。そんなワタクシでも、2年目以降でも、答練は受けた方がいいと思っている。
そもそもどこで何が役に立つかわからないので、自己投資はやっていいと思う。そしてあわよくば投資に見合ったリターンを得ることを期待するくらいがちょうどいいと思う。