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税理士試験59(書く量)

税理士試験、非常に書く量が多い。

簿記論は計算のみなので数字を書くのみ。
財務諸表論は理論・計算ともにあるものの、理論は短く書く量も少ない。
しかし、税法になると、書く量が大幅に増える。




税理士試験、各科目制限時間は2時間。
勝手な予想ではあるが、何も知らない人が解答を見ながら白紙の答案を埋めようとしても2時間かかるのではないか?ってくらい書く量が多い。
理論はもちろんのこと、計算も、である。

当然ではあるが、その分量をしかも解答を見ずに2時間以内で書けなければ税法の試験には合格できない。税理士試験要項に「合格点がおおむね60%」と書いてあるが、これ絶対にウソだと思う。(もはや周知の事実か?)

だからまずはこの分量を書くこと(書き切ること)に慣れること。
ワタクシの場合は理論→計算の順番で解くのだが、初めての税法の答練を実際に体験したとき、理論書き終わった後腱鞘炎になるかと思ったくらい痛かった。しかも2時間同じような姿勢を強いられる。頭も疲れる。
でもそれは練習しているうちに慣れていった。頭もフル回転、身体もフル活用、2時間計るだけでも相当スタミナを要求される試験である。

本番も、わからない問題も必ず出てくるのだが、基本ペンが止まったら負けだと思っている。理論の柱挙げ、問題用紙の問題文への書き込み、解答用紙への解答書き込み全て含め、2時間まるまるペンが動いている状態だった。

ワタクシは字が汚い上に書くのも遅い。
少しでも書くスピードを上げるにはどうしたらいいか?ってことも常々考えていたものの、なかなか思い浮かばなかった。
考え抜いた末、思いついたのは、漢字を正しい書き順で書くこと
例えば、「機械」って字は画数も多くややこしいので、速く書きすぎたら字がつぶれまくって読めないって状態になることが多かった。しかし正しい書き順を意識して書いたら心持ちか字の乱れがおさまった気がするし、書くのも速くなった気がする。書き順にはやっぱり理屈があるのだなと思わされた出来事。
何か税理士試験のアドバイスと言うよりはただ単に漢字の書き方のアドバイスになっている気がする(笑)



何はともあれ、とりあえず書く量がハンパなく多い試験である。
勉強するとき、実際問題解くとき、頭と身体両方使う試験である。




#税理士試験 #書く量 #字  


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