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税理士試験61(答練を解く手順)

ここのところ税理士試験ネタでnoteを更新しているわけだが。
最初は毎日更新、一度止まって1年くらい?空いて、最近また税理士試験ネタに戻ってきた。ネタが思いつく限り書き続けていこうかと思う。
ほとんど出し尽くしたと思っていたが、案外まだまだ書けるものだなと。


今現在書こうと思っているのは、
・答練を解く手順
・2年目以降の答練
だが、今回はタイトルの通り答練を解く手順について述べていこうと思う。

まずはストップウォッチを押す。
一度押せば、よほどのことが無い限り120分間答練に全集中。

答練を解く基本的な手順としては、理論→計算→理論 である。

ここでワタクシの勝手な印象であるが・・・
制限時間内に一通り(7割、8割程度)終わらせることができ、しかも見直しの時間が15分~20分くらい確保できるボリュームなのが本試験。
しかしそれに対し、普通に解いていたら制限時間内に絶対終わらないボリュームなのが答練。
本試験に比べ、答練は特に計算のボリューム(書く量含め)が多い気がする。
上記のような手順が理想とはいえ、答練の場合正直2回目の理論に戻って来られぬまま(つまり、理論→計算で)制限時間が終わってしまうってこともあるだろう。ワタクシが受験初心者のときもそうであった。

だから、ワタクシが答練を解くときは、上記の手順を守るため、こんな工夫をしていた。

まずは理論。
ベタ書きで書けるものはあまり時間を気にしないで書いた。
考えなければわからないものは手を付けない。
手を付けないといっても、実際に答案にアウトプットしないというだけである。一応問題文は読み、柱挙げや根拠規定は考える。
そうすることで、計算の方にヒントがあるかもしれず、もしヒントがあったとき反応しやすくなるのである。

理論の所要時間の理想はおおむね、
・7割埋まっている状態(戻ってくる前提)だと40分
・9割埋まっている状態だと50分
60分オーバーは計算との兼ね合いを考えるとかなりきつい。

次に計算。
基本的に全部解くことを前提としているので、よほどのことがないかぎり前から順に解く。計算の中で設問が分かれている場合は、分量の少なそうな方から解く。
もし全部解くができない場合は、計算せずとも書くだけ(転記するだけ)で得点になりそうな部分を先に解く。その後で、時間との兼ね合いで、残っているややこしそうなところを解くかどうかを考えれば良い。

計算の所要時間の理想は、
・7割埋まっている状態だと60分
・これ以上は埋まらない(戻ってこない)状態だと70分

見直しの時間がほしいか、理論→計算で全く見直しなしで突っ切るか、自分のスタイルに合った方法を選べばいいと思う。

ワタクシの場合は(調子がいいとき)
理論40分(7割記述)→
計算60分(ほぼ全部記述)→
理論15分(残り3割記述)→
汚い字の訂正や見直し5分

備考:
計算の見直しの時間はほぼなし。
汚い字の訂正は、試験開始後30分くらいは書痙に悩まされるので、その字の訂正作業である。


ちなみに理想通りいかないときもある。(こっちの方が多い)
計算で予想外に時間がかかってしまい理論に戻って来られなかった(理論7割で終了)とか、理論書きすぎて計算が最後までたどりつかなかったとか。
こういう測量ミスは、計測開始と同時に理論計算ともにボリュームを確認してみる作業をすることで少しは解消されると思う。解答用紙の枚数も非常に参考になると思う。後は経験を積むことで、自分のスピードを知ることで何となくわかってくるだろうと思う。



#税理士試験 #答練  


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