2000年~2020年私的マイベスト5曲はこんな曲だった。
前置きとして、当マガジンは以前の麻雀シリーズ「麻雀プロだったよ。」のタイトルを踏襲して、「〇〇は○○だった」と過去形のタイトルを使用していきます。あくまで私個人の経験でそう思ったことを述べる記事であり、今現在もそうかもしれないし、そうじゃないかもしれないです。
みなさんは先日テレビでやっていた関ジャムゴールデンSPの「関ジャムJ-POP20年史 2000~2020年プロが選んだ最強の名曲ベスト30」を見ましたか?かねてからこの番組が好きな私は、録画をしてじっくり見させていただきました。全曲知っているものばかりでしたし、プロもやっぱこの曲認めてるのか!!と再確認できる楽曲もあり。とても共鳴するものが多く、そしていつもの通り自分語りをしたくなってしまうおじさんなのです。
なので「2000年~2020年まんぼっちが選んだ最強の名曲ベスト5(+α)」を語りたいんじゃっ!!なお、今回はガチで選んだので今までのアイ活おじさんみたいな偏ったランキングにはならないはずです。
というかハイ、当ランキングにアイドル要素はございません。
選曲1
2012年 BiS『primal』
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はあああああああ究極にエモいんじゃ~~~!!!!
まさに松隈ケンタの初期にして絶頂。エモサの王道を行きそこにプールイ率いる初期BiSの思いの丈がぶち込まれた最強の曲ですよ。中でも、この2期BiSの一番好きだったフォーメーションでのprimalを載せました。アイドルじゃないからロックだから!!BiSHの『Nothing.』もここに入れたかったけど、楽曲としてはprimalの方がダンチで好きですね。
選曲2
2004年 一青窈『ハナミズキ』
この曲が出た当時から別に一青窈さんはそんな聞かないし、この曲の良さというものも分かってはいませんでした。これを選出した理由のひとつは、今は亡き私の母がすごく好きな曲だったからです。多少そういったバイアスがかかっているから今になって良く聞こえているのかもしれませんが、良い曲なのは間違いなさそうですね・・。母が愛して止まなかったアーティストのひとりにはサカナクションもあり、私もものすごく影響を受けています。彼らの『ミュージック』を選出しようか悩みましたが、バイアスがかかりすぎている気がするので、一青窈さんを優先させていただきました。
個人的に追悼曲としてものすごい印象あるのはフジファブリックの『echo』ですね。志村さんが急死してしまって、それでもフジファブリックを続けることを選んだかれらの、志村に送る曲。本当泣けます。今でもたまにカラオケで唄いたくなります。
選曲3
2000年 キリンジ『エイリアンズ』
関ジャムの方では16位に選出されていたこの曲、まずイントロがおばけ!そう富田ラボがおばけ!音楽を作っているひとからしたら、これは絶対TOP30のどっかには入れてるんじゃないかと思うくらい王道だと思いますが、どうなんでしょう。今回の番組の各アーティストのTOP30の内訳見せてほしい!!
そんなキリンジ様はもちろんこれ以外もすごいし、体制の変わったkirinjiからも名曲はございます。『千年紀末に降る雪は』『Drifter』、最近では『killer tune kills me feat. YonYon』が新境地に突っ込んでいて良かったですね。
そして同じ富田ラボ繋がりで選出したかったのが中島美嘉さんの『Will』ですね。この曲は当時好きだった子が聞いていたのがきっかけで聞き始めたやつなので、青春バイアスがかかりすぎているかもしれないので、外させていただきますが、今でもすっごい好きな曲です。そんな中島美嘉さんの『雪の華』は13位に選出されていましたね。
選曲4
2006年 安藤裕子『The Still Steel Down』
当時狂ったように聞いていました。ヒーリング要素として聞き始めた安藤裕子さまですが、ほんとに世界観が好きで、その世界観にどっぷりつかれるこの曲ほんま好きです。歌詞より曲を重視する私からするとこの不安定っぽい音楽と姉やんの声だけでめっちゃ癒されました。当時は、目覚まし音楽に設定するほど好きでしたが、目覚ましにした途端嫌いになりました。”どんな好きな曲でも目覚ましにすると嫌いになる説”あると思います。
こんな感じで女性ソロアーティストって実は昔から好きなんですよね。最近ではあいみょんや吉澤嘉代子さんとか目立ったアーティストが多いですよね。次点でぜひとも述べさせていただきたいのは、湯川汐音さんの『ヒーロー』。リンダリンダリンダという映画で湯川さんを知って、劇中での透き通った声にまんまと魅了された口なのですが、この曲はほんっっとすんばらしい。あまり知られていないかもしれませんが、ぜひ聞いてほしいです。
あと女性ソロアーティストでぜひ紹介だけしておきたいのが、aimerさんの『蝶々結び』ですね。結婚して、嫁さんから良い曲だよって教えてもらった曲なんですが、初めて曲を聴いてホロっと涙していまいました。結婚したり、大切な人ができた人は共感していただけるんじゃないかなと思います。でも、これは嫁さんに出会って無ければそうは感じない曲なんじゃないかなと思ったので外させていただきました。誰もが聞いても名曲!っての紹介したいですね。
選曲5
2002年 NUMBER GIRL 『NUM-AMI-DABUTZ』
イントロおばけ!
いっちばん初めにこの曲を聞いた時は、まったくナンバーガール知らなくてなんじゃこの変なミュージックビデオ!なにそのアヒトの謎ジャンプ!くらいしか思わなかったけど、ガツンとイントロが頭にぶっ刺さって忘れられなくなったのはよく覚えています。イントロでの引き込みって今も昔も本当大切だと思っていて、(中にはイントロだけいい曲もありますが・・)引き込みからのナニコレ!?歌なのこれ?!といったお経の様な歌詞。まさに向井秀徳だけがなせる技、選ぶしかありません。
他にもイントロでやられた曲て紹介したいがあります。それは凛として時雨の『DISCO FLIGHT』です。『想像のSecurity』もやばいんですが、TKの作るイントロは神がかっているものばかりです。一瞬で引き込まれて、次にはもう彼らの他の曲を出してくれ!!!ってなりましたね。どれも好きです。
もうひとつ紹介したいのはsyrup16g『生活』ですね。このイントロは他のアーティストと比べるとそんなすごいテクがあるわけじゃないのですが、私の眠っていたロキノン脳の目覚ましとなってくれたのはまさにこの曲でした。理由はいまでも分かりません、でもこの瞬間からsyrup16ばかり聞きあさっていました。一度は解散して神格化された彼らですが、いつのまにやら復活していました。もうしわけないですが、解散前が一番好きでした。
総括
やはり名曲と言われるのは、一発で名曲ってわかるナニカがありますよね。もちろんこの人が歌うからとか、この人が作ったからや、この時期に作られたというのもあれば、このタイアップになったからと色々な要素があって、それのどれもが欠けても名曲と崇められなかったかもしれないし、それでも尚名曲として認識されたかもしれないし、現代においてこの方程式は定義できません。でも私の選んだこの曲は、なんら背景を知らない人でも何か感じることはできるんじゃないかなと思います。それがやっぱ名曲なんだと思います。
関ジャムの本編のほうでは、椎名林檎お嬢やバンプオブチキンとかが上位に選出されていましたが、そんな彼らも向井秀徳やthe pillowsの影響がなければこれらの名曲は作れていなかったかもしれないし、2000年以前のレジェンドがいたからこそ、今も名曲が生まれ続けているというのを忘れてはいけませんね。
個人的に選んでみて驚いたのが、意外に最近の曲が無いってこと。これを決める際に、年間ランキングを見返していて思い出したのですが、2009年~2015年くらいってすごく音楽業界が面白くなくって、あんま聞いてなかったんですよね。ロックは良い曲は多かったので、ロキノン系やそこから派生した中田ヤスタカミュージックは抑えていたのは覚えています。そして2015年くらいからアイドルが音楽へものすごく力を入れてきてアイ活おじさんに目覚めたのも覚えに新しいです。
ほんとはこれ以外にもノミネートしたい物がやまほどありますが、プロでもないのでチラシ裏記事としてこのへんで終わりたいとおもいます。バイアス無に名曲を挙げるのって難しいね!
以下本編のネタバレ