見出し画像

【第370話】7/30新潟11R・関越S(にゃむ師匠)

いよいよ舞台は夏の新潟へ。福島では毎週大きいのをブチ当てて歓喜しまくりでしたが、継続できるよう頑張りたいところ。そんな中、さあやってまいりましたよあの開催!もはや夏の名物になりつつあるバトルロワイアル開催がっ! まずはこれをちゃんと解説します! ぜひご覧ください!


画像1

先週の日曜メイン・中京記念では、6番人気ベレヌスを、サラブレッド人生の集大成と位置付けて◎に抜粋。過去に3度◎を打ったからこそ述べられる適正と鞍上の経験。そして、夏の小倉の特殊な馬場の推移について完全論拠してのロォォン!と、競馬力は100点と自己採点。


コラムで掲げた買い目は下記の通り。

画像3


それに対して小生も、いつも通りに忠実に馬券を購入。
そして、払い戻し44万円超のビッグロォォン!

画像2

普段は馬券を晒さない小生も、定期的にディクローズする使命感はあり、目黒記念のハナ4以来の公開。自信度は高く、普段より少し多く馬券を購入。ロシ村ロシ夫さんが出てきてもおかしくないくらいの自信度でありました。

「なんだよ~ボク行けばよかったよ~~」とロシ夫さんも若干いじけ気味。

画像20


小生は、基本馬券は単複に重みを置いているので(何故なら単複は全券種最高の配当率80%だから)、記事の通りに馬券を買っても資金配分で回収率 445.75%となったが、読者の皆様はどちらかというと連系のほうに金額の重みを置かれている方が多い印象があって、口ォン!はロォン!でも △の1頭であったファルコニアがハナ3の刑を喰らったため、

馬単 ⑭→⑮  54.0倍
馬連 ⑭-⑮  21.1倍

これら2つの連系馬券がハナ差でパーとなり、連系はワイドのみという方がほとんどであり、大きな利鞘を残してのロォン!はあまり多くなかった印象でした。すみません。

かく言う小生も、上記の小生馬券でハデに回収しているように見えて、

馬単 54.0倍 × 1500円 = 81000円
馬連 21.1倍 × 2500円 = 52750円  
計133750円

と、13萬超がハナ差でスルリと飛んで行った、なんとまあ口惜しいカスカス馬券でもあったのです。

画像6

競馬力については◎ベレヌスが逃げ切る理由を完全論拠できたので100点満点だったが、相手の△2頭というところが50点。カイザーミノルは◎ベレヌスと同じでマイルのオープン特別を0.2秒差2着という条件だったものの、1800mの距離適性に疑問で△としたところはまだいいとして、夏の小倉という特殊なスペシャル高速馬場開催で「リピーター躍動説」を唱えていたのであれば、去年の中京記念で外ブン回して2着に入ったカテドラルの無印は正直乱暴だったと猛省。△は2個ではなくカテドラルを入れた△3個が大正解であり、それができていれば

単勝・複勝 ⑭
馬単・馬連・ワイド ⑭→⑤⑪⑮
3連複   ⑭-⑤⑪⑮
3連単   ⑭→⑤⑪⑮→⑤⑪⑮

というふうに記事を書けていて、

画像4

読者の皆様も3連単6点で14万馬券が獲れるという極上の結果となっていたことが最高に悔やまれ、競馬力100点に対して馬券力は50点と自己評価。
すみませんでした。

とはいえ、競馬力も馬券力も100点のレースなんて1年に1回出るか出ないかであり、小生は去年の鳴尾記念以来出ていないと辛口採点につき、折角記事を出している以上は、より読者の皆様に喜んでもらうべく、馬券力の精度も高めていきたいです。

光明だったのは、この6番人気◎ベレヌス推奨で、
WIN5ロォォン!となった読者様も!

しめ3

タイトルなし

見事、63万円超の払戻ゲット! 力添えができてよかったです!
おめでとうございます!

とまあ今回は、こうしてお金になる軸馬・勝ち馬をきちんと論拠できたということでひとつご容赦ください。


1.北斗ロン2

北斗殿も土曜福島10Rで、フジカケタカシというハイリスクジョッキーをもろともせず、8番人気◎カズロレアートで勝負し2着ロォォン! マクって行ったときはドキドキもんの複勝650円というスタンドインを決めたように、メインレースだけでなく、いい素材は随所に提供できています。



もちろん100%的中はないけれど、美味しい配当を得るためのイキのいい素材を変わらず提供できるよう、開催が変わっても、2場となって打席が少なくなっても気を引き締めて頑張りますので、ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

画像5


今年も、夏競馬名物「東西グチョリンコ開催」がやってくる。

ダウンロード

…しかし、これは小生が勝手に作った造語。
だれもマークしない人気薄の逃げ馬があらあらイッタイッタで逃げ残る通称「オッペケペーレース」もこれに該当するのだが、この「自分で作った造語を他人相手によろこんで使われる」事は結構イラッと来るものがあり、なまじ悪意がないだけにタチが悪い。

聞いた側が全くついて来れていなく、自己満だけでコミュニケーションになっていない一方通行であることは十分に認識しなければいけない。小生の知人でもよくこういう人いる。なにそれ?なんのこっちゃわかんねぇっつーの。具体的に単語を出したいけれど、変に火種を残すのでここで特定はやめとこう。

と、自ら戒めたところで改めて説明が必要なのだが、真夏のこの時の西日本主場の開催を数週間休みにして、通常3場で行われる夏の中央競馬を「新潟」「北海道」の2場開催とすることが発端。

今年は、今週からの小倉競馬が2週間をオフとする日程だが、そうなると小倉を主場にしていた関西馬・栗東の関係者たちが、この2週間だけこぞって新潟に集結。栗東からの輸送距離は小倉も新潟もそれほど変わりないという地理的メリットもあり、いつもは関東馬が優先して出られる「自ブロック優先制度」がかかる夏の新潟、質の劣るスカスカメンバーによる低レベル草競馬なのだが、この期間だけはこれが解除となり、関西軍団は新潟へ突撃。東も西もカンケーない東西混合戦としてグチョリンコに入り混じる。

入り乱れるのは馬だけでなく、人も、
川田ユウガ、福永祐一、岩田ジュニアと、関西リーディングトップ3が今年もこぞって新潟で暴れ、越後路はもう「でんがなまんがな」の騒ぎに。レースレベルも一気に向上し、もはや「新潟であって新潟でない」感覚に襲われ、結果ポテンシャルの高い関西の人馬が、関東を凌駕するという「西高東低」の構図が続いている。

もともとこの変則開催は、2年前の2020年。本来行われる予定だった東京オリンピックの馬術競技開催に際し、IOCがJRAに対してスタッフの派遣の要請しこれに応諾したことから、当初の3場開催を2場に縮小して派遣しようとしたことが背景にあって、昨年はその東京オリンピックが1年スライドしたことによるもの。 と、じつにまっとうな理由はある。

ダウンロード (1)


しかし今年はというと、とうにオリンピックは終了しているのに、また何故かやります東西グチョリンコ開催。理由は「真夏の酷暑競馬を回避するため」とのことだが、いやなんか嘘くさいんだよなぁこれ。

画像14

気温的には小倉も新潟もさほど変わらず、むしろ新潟の方がデリデリ日照りで気温が高い傾向にある。なのに「酷暑対策」を前面に出して小倉を2週間オフにするって、多少の強引さも感じられる。真相として、この2年間の変則開催でなにか良い意義を見出したゆえに継続されるのだろう。それを正直にアナウンスしてほしかったのに、なぜ取り繕うJRA?

その背景の一つが、東西交流を盛んにすることで、人馬ともにレベルの低い関東陣営に対してその差を改めて見せつけ、より一層の奮起を促し、格差を是正するという狙いも少なからずあるものと思料。どうしても関東は関東だけという「ぬるま湯体質」が蔓延っていて、 このくらいやっておけばまあ賞金咥えて帰って来れるだろ?という慢心が、関東の競馬サークル全体になければ、これだけの東西格差は生まれないもの。ゆえに、生ぬるい関東に対して何かかしらの「カンフル剤」が必要であるとJRAは考えたゆえだろう。

ダウンロード (2)

幸い、この2年のオリンピックにより生まれた「東西グチョリンコ開催」が、思いのほかその差を歴然と見せる機会となり得たこと。さらに、 JRA職員の働き方改革の一環でサマーバケーション期でより休みやすい環境を整える効果も期待してのものかもしれない。

と、いろいろ背景を妄想するものの、一定の手応えを感じたことで今年もこの「東西グチョリンコ開催」がまたやってくる。

昨年までと違うのが、開催期間であり3週間→2週間となっていること。
これによって重賞日程も2週とも日曜ダブル重賞となったことか ら、その反動でオープンやリステッド競走が土曜メインにスライド。この関越Sも、昨年は日曜新潟メインとして組まれていたのだが、今年は土曜に。これはコラムを書いている側とすれば3勝馬クラスよりもオープンのほうが取り上げる意義があり嬉しいところだが、その分、日曜重賞を札幌か新潟かどっちにしていいか悩みに悩む。特に今年はクイーンSとアイビスSDという、かたや成功体験もあればかたや大得意距離でもあったり、また出走メンバーや枠順の妙もあり木曜の出走確定、金曜の枠順発表を経ないと結論も出せないことから、なかなか日曜コラムについては悩ましく、先週の中京記念のような、解りやすく濃厚な起承転結。

起:エフフォーリアの不振
承:同厩馬ウインカーネリアンの成長
転:真夏の小倉の特殊馬場傾向
結:だから◎ベレヌス

このようにをキレイに纏められることは時間的にも難しいと予告しておく。 かといって「なんだ今日はハズレ回か・・」と判断していただくのはレースが終わってからにしてもらいたいところですが。。。いつもに比べてそんなに重厚感はないと思います。

と、東西グチョリンコ開催は、現場の競馬関係者だけでなく、妄想競馬ライターの文章の質・量を大きく左右してしまうもの。なんともはや.。

というワケで、関越S。

画像17


ここから先は

2,128字 / 5画像

¥ 200

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

※予想に関するクレームは一切受け付けません。 ※馬券は自己責任でお願いします。 ※みなさんが寝たり遊んだりテレビ見たりしている時間を割いて予想しています。その対価として料金をいただいております。 ※的中率よりも回収率重視になります。 ※予想の転載・転売は一切禁止致します。