【ムムムムッ!?】⑫9/3・新潟12R(ロシ村ロシ夫・夏の終わりの爆穴!)
メインの新潟記念ドンッ!に続いて、ボクの最後の打席だよ!暑くて熱かった新潟開催の最後はもちろんこの爆走一直線。最後を〆るんだからキッチリ硬いロォンもいいんだけれど、夏の終わり、最後にもう一発ドデカイ花火を上げて終わりたいから、思い切って狙うよ! 見てね!
◎④アポロルタ
現役ジョッキー時代は、直千マイスターとして22勝の勝ち星を挙げた村田一誠調教師が、新たな直千スターを創るべく、一気の距離短縮で獲りに行くの◎④アポロルタ。
父・アポロキングダムは芝・ダート問わず「完全なる短距離種牡馬」であり、◎④アポロルタもこの直千競馬が血統的背景からも合わないワケがない。
だが、ここに至るまでの臨戦過程に問題アリ。
2歳秋の中山芝1200mでメイクデビューを飾ったまでは良かったが、その後色気立ち、1400mのG2や1800mのG3にドンドン格上挑戦してドボン。そこで我に返って短距離路線に軌道修正すればよかったものの、3歳になって自己条件でも1400mや1600m、ダートでも1400mを使いいずれも奏功せずデビュー勝ち以後8連敗。完全に頭打ち感のまま4歳夏を迎えた。
ここで村田一誠。ようやく基本に還るべく、デビュー勝ち以来の芝の短距離にトライ。しかも自身が現役時代にしこたま勝った新潟直千。アポロキングダム産駒の特性からすれば、ようやく本来の適距離に挑戦するワケで、長い回り道からようやくこの馬の王道に軌道修正するのが今回だが、なかなかこの「転換点(ターニングポイント)」気づいている馬券ジャンキーはそれほど多くなく、現在この人気。
乗せるはこれまた現役屈指の直千ジョッキーのキクイチ。
検索条件:2019年以降、キクイチの新潟芝1000m全成績
馬券圏内率は0.211とキクイチにしてはかなり良い方であり、今年は⑧④⑧人気の馬を2着に持ってきている。
もともと新潟開催は夏こそ表舞台なものの、春と秋はG1シーズン真っただ中の裏開催のローカル第三場であり、一流どころはこの1000mには乗る機会がほぼないため、今も昔も関東エリアの二流~四流ジョッキーがこの直千競馬で勝ち星ランキングを席巻している所以。
キクイチもまさにその部類であり、騎乗機会も抜群に多ければ、お金になる回数も多く、経験豊富。
そんなキクイチが、今回の出走17頭の中で唯一自分で最終追い切りに跨り、未知なる直千スター候補に試乗。その動きが素晴らしく良い。
坂路が使えない美浦だが、ウッドで1週前4F51.0となかなか出せない時計。直前は終い重点でラスト11.3とこれまた極上の伸び。馬もこれから何かが違うかもしれないことを悟ったような動き。
さあ、あとはこのデス枠と言われる黒帽④番をどう克服するか。
スタートで行ける脚質でないだけに、腹括って下げていくだろう。そこから馬群を縫ってラストで抜け出して来れるか。じつにハイリスクなギャンブルではあるが、今年のアイビスSDで馬券圏内に白帽・黒帽が2頭は入ったように、今年の直千競馬のトレンドは内枠の差し馬という流れからすれば、それほど絶望視する枠順でもなく、みんながみんなセオリー通り外枠の快速馬をマークしてオーバーペースになるところを後方からズドン!というケースも、今年の直千競馬は比較的多いような気がしている。
一部の馬券ジャンキーは何かを察知しているため単勝オッズは35倍前後。決して100倍級の大爆穴ではなく同じことを考えている馬券ジャンキーも一定量いるということ。それだけの爆走の要因は揃っていて、アンテナを張れるかどうか。勝負することができるか、できないか。
夏の終わり。普通に⑭イルルージュの津村アキヒデでもいいが、なんか追い切りが軽すぎてピリッとしないのも気がかりであり、これだけデッカイ花火を上げまくった夏競馬。最後におかわりもう一発を狙うには十分すぎる機運が高まっている。
脚質が脚質だけに、来ない時は後方で馬群に呑まれて何の見せ場もなく終わるというリスクも十分覚悟しながら、人馬とも真の直千マイスター、開眼の時を最大級のドキドキ抱えて夏競馬最後、見届けたい。
単勝・複勝 ④
馬連 ④-ALL
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