【第505話】10/22・京都11R・菊花賞(にゃむ師匠)
2年前は4番人気◎タイトルホルダーで1着ロォン! 昨年もこれまた4番人気◎ジャスティンパレスで3着といずれもキッチリお金にしている得意レース。阪神から淀のターフに舞台は移っても、小生得意のG1であることは不変!さあ、今年もやりますよ!ぜひご覧ください!
§0.速 報 ~土曜・コラボ絶好調!~
競馬はG1だけではありません!
土曜もやってますし、特に今日のコラボは大爆発のお祭りとなりました!
コラボ1.土曜新潟5R ロシ夫さん大好き千直ケイバ!
馬連本線で30.8!
コラボ2.土曜京都6R
馬単本線で74.8! 馬連43.7!
コラボ3.東京8R
3連複10点で455倍 3連単20点で1144倍ですよ!?
改めて、ロォン!できたすべての読者の皆様、おめでとうございます!
こういう馬券が普通に飛び出るのが、僕たち北斗の万馬拳です!
皆さんも取り逃しのないよう、アンテナ張って一緒にロォン!しましょう!
それでは改めて、菊花賞ですね。本文まいります。
§1.ルーズヴェルト・ゲーム
『ルーズヴェルト・ゲーム』は、池井戸潤の小説。2009年4月から2010年2月にかけて、学芸通信社の配信により『熊本日日新聞』を皮切りに全国の地方紙に連載され、2012年2月21日に講談社から単行本が刊行された。2014年3月14日には講談社文庫版が発刊された。
タイトルは「点を取られたら取り返し、8対7で決着する試合」を意味し、野球を愛した第32代アメリカ合衆国大統領のフランクリン・ルーズヴェルトが1937年1月に、ニューヨーク・タイムズの記者に宛てた野球記者協会から招待されたディナーを欠席することを詫びた手紙の末尾に記された「一番おもしろいゲームスコアは、8対7だ」という言葉に由来する。
(以上、ウィキより引用)
確かに、我々も野球の試合を見ていて、特に入場料を支払ってスタンドで見るとしたら、こんな打ち合いで逆転に次ぐ逆転のゲームを見られようならもう満足で、「ん~、入場料分あったなぁ」とすこし得した気分でスタジアムを後にできるだろう。見る分にはたいへん満足。
しかし、そんなゲームを制したチームが、常にリーグ最強か?という議論になると、必ずしもYESとは言えない。ノーガードで締まりのない打ち合いで、勝ったと言えど投手陣は7失点で決して監督は満足とは言えないだろう。たまたまウチの打線がそれより打って点数取ったから勝ったという結果論的な感じであり、7失点は最初っから許容していないだろうし、投手コーチには「何やってんだ!?」おかんむりといったところか。
一方で、リーグを制する「強いチーム」に必要な条件はというとその逆で、ロースコアの接戦をより多く制することができ、白星を上積みしていけるチームのことであり、
その恰好の例として、落合監督が8年間D軍を率いた2004~2011の年の最終年の2011年がそうであり、チーム総得点は419点とリーグ最少、そしてチーム総失点は410とこちらもリーグ最少をマーク。その得失点差は+9とほぼほぼイーブンであり、これだけ見るとなかなか白星を積み重ねるのは厳しいと思いきや、この年のD軍は75勝59敗の貯金16でセ・リーグを制覇。8年目の落合政権で4度目のリーグ制覇となったのだった。
なんで得失点差+9点で貯金16か? これはもう落合監督が理想に掲げる野球をシッカリ選手が実践できていたことにあり、1点リードしたら最後は岩瀬に締めさせる。
こういう「接戦を制する勝ちパターン」の連続による白星の積み重ねであり、敵軍からすれば小憎らしいくらいに盤石。9回に岩瀬が出てくると敵軍はベンチもファンも「あ~今日も終わった…」とテンション劇下がりになったという。
この「自分のカタチ」でロースコアの接戦を取り続けてきての貯金16・リーグ制覇は、落合監督が自軍の特徴、戦力分析、そして取るべき戦術が明確になっていたこそできた事であり、監督の頭脳とウデが突出していたことを裏付ける事象なのだが、見方によっては派手さのない、面白くないゲーム展開が、ナゴヤドームの観客動員数が上がらない原因と決めつけた中日球団白井オーナーが、この年のシーズン半ばで落合監督の解任を告げたのもひとつの衝撃であり、なんか皮肉なもの。勝つことが最大のファンサービスと決めてかかった落合監督と、ショービジネスとしての挙行に物足りなさと危機感を感じた中日フロントとの価値観の相違が、この降板劇へと波及しようとは。。。
と、話すと止まらなくなるのだが、今一度この「接戦」にスポットを当てると、8-7のルーズヴェルトゲームも、1-0のロースコア決着も、同じ「接戦」という括りにすれば一緒なのかもしれないが、その本質はまるで違う、本当に強いチームが制する「接戦」と、そうでないたまたまそうなった「接戦」もまたあり、同じ「接戦」でもその本質は真逆な事もある。ということをこのセクションの導入トークとしては取り上げたかったのだ。
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