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【無料ガイド】⑧2/6・小倉10R(にゃむ師匠のかささぎ賞を10倍楽しく見る方法!)

明日の予想は、とってもイレギュラーでこの「⑧」からスタート。せっかくの絶好調・小倉ですが、いきなり無料でご覧ください。予想記事と言うより、このレースのガイド的な意味合いでございます。無料なのにいつものコラムと変わらない2700文字。是非ご覧ください!


先般のコラムでは、今年は1番人気にほとんど◎は打たずに打率.375超え、そしてロシ村ロシ夫さんの勝負は13打数7安打と、その好調ぶりについて書かせてもらったが、もちろん成功だけではなく、ドボン・失敗・後悔のレースもあった。

上記のスタンス・言い換えれば小生の「信義則」に反して、1度だけロシ村ロシ夫さんが1番人気に◎を打ったレースがある。

それは、1/10 中山9R・朱竹賞の◎マイネルジェロディであった。


※無料ですので、未読の方は是非ご参照ください。


背景として、たとえ1番人気でも単勝2.5倍であれば、収益案件としては一定のサティスファクションは追求できるとして、イレギュラーケースと十分認識していての、あえて◎を敢行。

しかし、結果は1番人気を大きく裏切る9着ドボン。
これは結果もそうだが、決断してしまった小生もほんとうに後悔のレースであり、猛省した。

レースは、この時期の中山1200mとすれば爆死ペースと言える33.3。
これを◎マイネルジェロディは、やや立ち遅れたスタートから一気に先団へ。パトロールではこの時隣の馬と思いっきり接触していて、かなりエキサイト。道中はずっと口向きが悪くを外へ外へと顔をイヤイヤしながら引っ掛かり、もはや有り余るスピードで鞍上の制御が効いていなく、直線でタレでガス欠。他馬というより、自分との闘いに負けた感が強いドボンであった。

この馬、スピード能力を始めとした馬としてのポテンシャルは物凄いものがあり、とうに1勝馬クラスはクリアできるだけのものは兼ね備えている。

鞍上の柴田ダイチも、普段のマイネル軍団の中では格段にポテンシャルの高い「型破り」さは十分に認識し、そんな関西のマイネル馬が、いざ中山で1番人気で自分のところに回ってきたということで、相当に気合が入り、そして空回りしてしまった。

検索条件:柴田大知の2020年以降の中山芝1200m

ダイチ


もともと柴田ダイチの中山芝1200mの成績は、ごらんの通り1年間でたったの1度しか勝っていないスカポンタンぶり。その1勝が、昨年9月のアルミューテンでのハイペースからの逃げ切り勝ちと、その2勝馬クラス離れした断然の能力に助けられて勝ったものであり、同じ能力を有した馬同士の、競り合いと心理戦の果てに勝利をもぎ取ったというケースは一度もなく、そのアルミューテンの唯一の成功体験を模倣するべく、朱竹賞を爆死ペースを先団で追走してドボンしたものと推察。

というワケで、舞台設定からすれば負ける要素がプンプンだったということに、すべて後から気付いてそりゃあ猛省しました。

そして、マイネルジェロディのその能力の高さと同居する気性の悪さは、初めて乗るジョッキーを皆困惑させ、国分ユーサクも、和田竜二も、そして前走の柴田ダイチも、二流ジョッキーの初騎乗では100%その特性を勝利を収める事が出来ず、一流の川田ユウガだけがテン乗りで勝利したように、馬の能力を最大限に活かせるのは相当に難しい「クセ馬」ということ。

では今回、そんなマイネルジェロディが小倉の1200mで、チームラフィアン・小倉担当の丹内ユウジがテン乗りする。

丹内ユウジで小倉芝1200といえば、先週の未勝利戦で2度目の騎乗だったコスモサンレミで逃げ切り勝ちし、リベンジ成功となったが、実際のところ、小倉芝1200mでの騎乗成績はごらんの通りであり、

検索条件:丹内ユウジの2020年以降の小倉芝1200成績

たんない

と、柴田大知の中山芝1200mよりかは好成績だが、特筆できるレベルでなければ、このマイネルジェロディをテン乗りで持ってこれるだけの技術に満ちているかというと疑問。ゆえに、いつもの「リベンジマッチ」として、負け分を取り返すような倍プッシュは打てないのが正直なところ。

「中山でダイチさんがのってドボンして、自分に回ってきた」このマイネルジェロディと、丹内はどう向き合うのか? どれだけのコミュニケートが取れた上で騎乗するのか、もはやこれがとても興味深い状態で月曜日の特別登録をチェックしていたが、そこにお金をブッこむ意義はそれほど見いだせないでいた。

今回は、テン乗りの丹内ユウジが、それほど自身の騎乗実績に乏しい小倉芝1200mで、この危ないスーパーカーで問題なく立ち回れるのか?という疑念もありながら、かといって前走の中山ドボンですっかり人気を落としたため美味しい存在になっていて、何もしないでもし来てしまったら、えらくアタマ掻きむしるであろうことから、いま小生の中でアクセルとブレーキ、両方踏んでいる拮抗かつ均衡状態。

よって今回は、渾身の◎を打ち、その結果によって財布の中身が天地の大差がつくようなブッコミではなく、丹内ユウジがこのクセ馬をどう乗りこなすかをしっかりと見届けるレースとして、来ても前走の馬券代くらいは取り返せる「観戦料」程度の少額馬券を買いながら、その行方を見守ろうと思っている。

アクセルとブレーキが釣り合っているならいちいちそんな記事書くな! とお思いの方もいるかもしれない。たしかに小生もスルーしてこのレースについて「なんにも触れない」という選択肢もあった。

しかしながら、前走ロシ村ロシ夫さんまで登場させて◎を打ってドボンしたことは心苦しく、その後、その馬についてなんにも触れずに、「あれは無かったたこと」とは小生はしたくなく、特に記事を購入してくださった読者の皆様へのアフターフォローは最低限のマナーと思っていることから、たとえいまアクセルとブレーキが釣り合っていても、今の正直な気持ちをこの「ガイド」として記事にした次第です。どうか、この背景を汲んでいただければと思います。

この記事は、映画を見る前の「みどころガイドブック」としてご高覧いただき、より楽しくこのレースを観戦していただくための「触媒」と して無料にて出させていただきます。 

中山から小倉に流れてきたマイネルジェロディ、テン乗り初コンビの気性難を含めた立ち回り、そして今後のマイネルジェロディとの向き合い方、引いては今後の丹内ユウジ、チームラフィアンとのお付き合いの仕方を模索するいち材料として、読者の皆さんもふと足を止めて考える機会となっていただければ幸甚です。

ここまでやるから、北斗の万馬拳。


あ、ちなみにロシ夫さんは明日一打席勝負で登場します。
それまで、栄養をたくわえておかないとダメだニャン!



◎⑥マイネルジェロディ

複勝 ⑥ 

少額で一点。

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北斗の万馬拳
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