【第424話】１／21・中京11Ｒ・睦月Ｓ（にゃむ師匠）

先週の土日コラムは中京芝で爆穴連発！　さあ今週も！と思っていたら、例年の長篠Ｓではなく、新設マイル戦・睦月Ｓ。今の勢いそのままに、どんなボールでも芯喰ってスタンドへ放り込む！…という気概で臨みます。睦月・大寒波襲来でもアツいぞ北斗の万馬拳！　ぜひご覧ください！

40過ぎてナイスミドルになってくると、いい悪いは別にして「30年前の記憶」というものが鮮明に呼び起こせるようになる。少し前なら、ドリフやウルトラクイズを見ていたなぁとか、ベストテンのある木曜日だけ9時以降も起きててOKだったんだよなぁと、幼少の頃を思い出すのだが、最近の「30年前の記憶」となると、中坊の頃にエロ本漁りに近所の山へ出かけた事や、高校時代は95キロの巨漢につき全然女子にモテず、男ばかりが寄ってきて、

胸をわしづかみにされ、「あ~オッパイってこんな感じなのか〜」
と揉み逃げされる悲しかった日々しか蘇らないのだが、いま思い出す 「30年前の記憶」となると時は1993年。もう時代は限りなく現代に近づき、Jリーグ開幕、小生は中央競馬デビュー、そして夜な夜な麻雀に狂ったあの頃の 記憶がよみがえる。

小生が中央競馬デビューした頃の 「競馬ブーム」はスゴく、 東京競馬場には一度に20万人が詰めかけることもあったが、

そのブームも過ぎすっかり落ち着いて、数あるホビーの中のひとつに収まったのだったが、あれから30年。競馬は、コロナ禍やウマ娘効果によって、中央・地方とも馬券の売り上げが急伸となり、あの頃程ではないものの、その人気はぶり返し、復活していると言えるかもしれない。若い人もとにかく競馬しているんですよ。

現に、小生の娘やその同級生たちも、18～19の小娘にもかかわらず普通にメジロラモーヌとかタイキシャトルがどうだったこうだったと話しているのが聴こえ、目をランランを輝かせながら小生に昔の馬について聞いてくる。

そして小生はそれに軽々と答えると娘がすかさず 「父は競馬ウィキだから」 とフォロー。 大した難しい質問でもないのにここまで感動されるとは、ううむ…こ んな親父も悪くない。 競馬やっててよかったなぁと思う事も。

高度経済成長期に流行したいわゆる「大人の娯楽」の中で、当時テレビ界の中心にいた大物司会者・大橋巨泉が、 好きが興じて自分の番組にその要素を多分に盛り込んだのが、

競馬・・・ クイズダービー

麻雀・・・ 11PM

ゴルフ・・・世界まるごとHOWマッチ!?

この3つの娯楽。
90年代過ぎに「セミリタイア」の記者会見を開いた時も、そのうちの一つである 「ゴルフ」 をずっとやっていたいからという理由で、 テレビ界から身を引いたのは有名な話。

ただ、言うても昔の娯楽だから現世には合わないと思っていたのだが、2020年代に入り、まず競馬が見事にリバイバル。流れは変わりつつあると思ったら、次の波が。

それは先日のこと

アメトー－－ク！　でついにＭリーグ芸人が組まれた！

ついに地上波で麻雀「Mリーグ」を取り上げることに。こんなマイナーな媒体、地上波ではまず出ることはなかったのだが、これが取り上げられても浮かないくらいの市民権を得てきたということ。

こんな具合に、いま麻雀もいま若者たちに受け入れられ、アツくなってきているようだ。

小生は、教育の一環として昔から麻雀は取り入れている。

その教育方針・モットーは、
「麻雀は、守備」
「振る奴は、愚か」
「和がった嬉しさよりも、振らずに守ったことに安堵に悦になれ。その先に和了あり」

この「父の教え」を忠実に守った息子は小6にして、相手のダマテン国士無双を事前察して 「降りる」ことを実行できるようになっていた。なかなか小６がやれる芸当ではないと思いません？　で、今はMJでも「雀狼」クラスにいるが、とにかく麻雀は 「振らない事」。センター新庄のように守備の大切さ・面白さをずっと唱えていただけに、今や三麻の振込率は小生より5%低い12%台とすんごい数字に。鉄壁スタイルを確立している。

かといってすべて機械的にベタ降りではなく、ちゃんと相手の点数の高低を読み切り、これは相手安いぞ大丈夫だと感じたら果敢に攻めている雀士の卵というか既に雀士。

これには小生も負けていられない。名ばかり最強位。

最強位レベル４にしは、レーティングが低い。。。

ここ数年は、空いた時間はMJばかりやっているが、なかなか勝てないから、球が集まらなく、悔しい。しかし、この悔しさが最高に面白い。段位もここ半年くらい現状維持の最強位レベル４。このままだと息子に追い付かれ、父としての威厳も地位も剥奪されてしまうにつき、本気出して頑張ろう。

と、麻雀にも若者たちによる「ブームの胎動」 が感じ取れる今、残すはゴルフ。金も時間もかかり、一番手っ取り早くないこの娯楽が、またブームになる時は、近い未来訪れる可能性はあり、今頃大橋巨泉も天国から「お前らも、やってんなぁ~」 と笑っていることだろう。

でもねぇ、ゴルフは当たらないんだよねぇ。
ドライバーでもあたってもドスライス。なかなかまっすぐ飛びません。
ティーショット打ったら、すぐアイアン持って林に走りに行きます。。
むいてないね。

さあ、小生は仕事。
競馬は御楽ではない。 小生にとっては仕事。 先週は土日の中京でいい仕事したので、また喜ばせたいです。

新設オープン、 睦月Ｓ。