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【第503話】10/15・京都11R・秋華賞(にゃむ師匠)

3年ぶりの三冠女王誕生がかかるこの秋華賞。そういう意味では明日はみんなが「歴史のモクゲキシャ」となり得るかも。肯定も否定も人それぞれですが、どちらの旗を挙げるにしろ、きちんと筋を通した根拠と、凛とした態度でその瞬間を迎えたいものです。是非ご覧ください!


§1.「オン」「オフ」のメリハリ

できる男というのは、時間の使い方がとても上手で、平等に与えられた時間は一日24時間、一週間で168時間。睡眠時間も含めてこの168時間をどう効率よく充実したものにできるかを常に突き詰めているし、その限られた時間の中で「オン」と「オフ」のメリハリをきちんとつけて毎日を生きている。

まあ、中には「オン」と「オフ」を上手にごっちゃにすることで、自らが「唯一無二」であることをアピールしている「環境問題はセクシーさん」もいるが、大抵の方はそれぞれのステージにおいて「オン」と「オフ」は、皆さんもそうだろうがハッキリと大別させているだろう。

小生も普段はコラム執筆や競馬予想に没頭している「オン」が週6日続くと、翌日の月曜くらいは、極力「オフ」にしてクールダウン。いったん競馬は離れて好きな麻雀(MJ)に没頭するのだが、先週のように競馬が土日月と3日間開催となると、その「オフ」の時間だけが削られ、メリハリがつかないまま、また火曜日になってGallop買って「オン」継続中へ。これすなはち「常時オン」のリズムになる事から、馬券ジャンキーにとってはドキドキの機会は増えるのだが、我々競馬関係者にとってはこの3日間開催は精神衛生上必ずしも良い効果わもたらすとは言えない声もチラホラ。。。

いわ、わかったから一日休みくれよ。。。

そんな中、ジョッキー界で最も「デキる男」は先週、競馬場にいながら最高の「オフ」を過ごし、普段のレースでは絶対に見せない、とびきりの笑顔で歓喜していた。

このヒト、こんないい顔で笑うんだ。。。

この日の川田ユウガは、けっしてテュガに乗りたくて東京競馬場に来たのではない。勝負レースはその後であり、最高にドキドキの「オフ」を過ごすため東京へ。
東京13R・ジョッキーベイビーズでの我が息子の姿を目に焼き付けるため、テュガを受けてでも東京に来たかった。これが正しい心境。

息子の川田ギンジも父譲りでたいしたタマであり、隣で藤田ナナコがインタビューを受け「…カッコよくて…お父さんかと思いました。」の返答に、照れもせず「ウン、ウン」と頷いているし、もうこれに「来週は父がG1を勝つので応援よろしくお願いします」なんて言ってたらもう150点といったところか。

このように、
「オン」とは、「オフ」の時間をより豊かにする起爆剤であり、
「オフ」とは、「オン」の時間をより精悍にする清涼剤のようなもの。

そういう意味では、いまの川田ユウガは、2週前にママコチャでG1制覇しゴリゴリの「オン」の後、1週前に息子の優勝でたくさん歓喜し最高の「オフ」を過ごし、そして今また、リバティアイランドの三冠に向けて集中「オン」と、ここまで理想の「オン」「オフ」のサイクル切り替えができていて、当然、川田ユウガもそのメリハリの良さ、いわば「人生の好循環ぶり」はいま、MAXで感じていることだろう。無敵無双がより一層際立っている。

と、リバティアイランドの三冠達成に向けては、人的要素においてはなんらブレーキとなる要因は見当たらない。あとは馬がトリッキーコースの京都内回り2000mでどれだけの起用さ、もしくは圧巻のパフォーマンスを見せられるか。

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