【第528話】1/8・京都11R・シンザン記念(にゃむ師匠)
お正月の三日間開催のフィナーレを飾る重賞はシンザン記念。こちらも京都金杯同様に4年ぶりに京都での開催ですが、やっぱり京都がしっくりきますね!18頭のフルゲートというのもいかにも京都であり、難しい分配当も爆上がり。ここは狙いますよ!ぜひご覧ください!
※本文の前に、今週もまた、一日のおよそ半分のレースを、読者のすそ野を広げるべく、無料予想として提供いたします。
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是非ご参考にしてください!
お正月といえば、小生もめったに見ないテレビのバラエティー番組を見る機会が多くなるもの。その中に、明石家さんまが中学生相手に人生・お悩み相談をするというコーナーがあり、彼の座右の銘というか生き方の基本スタンスである「人生は常に2択。自分がやりたいか、やりたくないか」を説いた場面があった。
これは以前から別番組でも彼が説いていたものであり、本人のものなのだから別々の機会に何度やっても問題はなく、従前に小生も共感していただけに、どこか懐かしいというか、基本に還った感覚となった。
それが、3年半前のコロナ禍真っ最中に、さんまさんが番組内で山Pに説いた時のもの。
今やっている仕事が、「やりたいもの」なのか「やりたくないもの」なのか。
今見ているテレビ番組が、「見たいもの」なのか「それほど見たいものではないもの」なのか。
今食べようとしている食事がほんとうに「食べたいもの」なのか「それほど食べたくないもの」なのか。
あなたは、いまどっちなのか?
このようになんでも2択にして自問自答し、そして正直に回答することで、改めて自分自身の意志を確認することができる。
「なぁんだ。実はそれほどやりたくない仕事だったぢゃん?」と自分の気持ちを再確認でき、今後の人生の指針を見出すことも。
逆に、こうして2択にして考えないと、自分の意志とは何ぞや?と立ち止まって考える機会がないゆえ、ダラダラと流された人生を送り続けるということも。それはそれで楽なのかもしれないが、生産性もメリハリもない。
またこの2択にするという戦術は、「解りやすい」という特性に秀でていて、2001年に総理に就任した小泉純一郎が、自らの政策のキモである郵政民営化に対して「改革か?」「停滞か?」の2択で呼びかけ、共感しない議員はたとえ同志の自民党議員であっても「抵抗勢力」と呼ばわりし、
郵政民営化の価値観ひとつだけで「敵か味方か」を色付けして二分させてしまった、とても極端ではあるが、その粗雑さを、2択というとても解りやすい劇場型オブラートで覆いかぶせ、政界を統一した経緯があっただけに、その「2択の持つ解りやすさ」は、これまで様々なシーンで奏功している。
我々も競馬していて、モヤモヤしている時、ただただ流されている時こそ、このさんまさん流の「二択で考える」と、意外とやるべきことが見いだせるもの。
お正月競馬が始まって丸2日。
気づけば激流のように次々にレースが訪れ、あっというまに土日2日間・48Rが終了。そして明日にはまた東西で12Rずつ定期的にファンファーレが流れ続け、また惰性や条件反射で馬券を買ってしまう。買いたくなってしまう。買わなければいけない。買わないと自分自身ではない。遅れは取りたくない。といろいろな衝動に駆られてしまうもの。
ここで、さんまさんの「迷ったら2択」に当てはめてみる。
僕は、競馬を愉しむ上で
①「勝ちたいのか」「勝ちたくないのか」
②「負けたいのか」「負けたくないのか」
という2種類の2択を出してみる。どちらも割と簡単に回答できるだろう。
①はもちろん「勝ちたい」であり、②はもちろん「負けたくない」を選択するだろう。それ以外を選択するのなら、極論、競馬なんかしないで他の事に時間を使った方がより建設的な人生。
では、それぞれ選択したものを、さらに2択にしてみるとどうだ?
我々は、競馬を愉しむ上で
「勝ちたいのか」「負けたくないのか」
こうなるとなかなか難しい2択。なかなか哲学的なゾーンに入ってきて、さっきよりも回答に詰まるかもしれない。究極論どちらもそうだし、ひとつを選ぶ二者「択一」など実質不能。なかなか悩ましい。
次々に流れつつある競馬開催。きわめて無機質に、等間隔で押し寄せるレースの波に、地に脚をつけて向き合わないと、流されて制御不能となってしまって、大して買いたくもないレースに、思いのほかぶっこんでしまって気づけば火だるま焼け野原。こうなったら負け。流されたら負け。
その抑止力として、この2択を常に自分に問いかける。
今の自分は、
「勝ちたいのか」 「負けたくないのか」
「HOT」なのか、「COOL」なのか? 赤なのか、青なのか?
どちらのモードで、どちらを目指して競馬をしているのかをしっかり認識することは重要であり、これこそが暴走せずに末永く今年一年間、競馬を愉しめるコツであり基本約定書と思料する。
これ、みんな解っている、ごくごく当たり前の「コロンブスの卵」ばりの事なんだけど、こうして活字にして、改めて2択にして意識すると意外と新鮮なもので、ただただ流されて競馬をしていた人間にとっては、頬を一発叩かれたような感覚になるかもしれない。
「勝ちたい」を達成するためには、馬券で勝負してより高価な収益を計上することで達成とシンプル。時に負けることをも惜しまない。負けも勝つための戦略の一つであり、相手のリーチも降りずに上がり目指して突っ張るプンプン中学生麻雀モード。
ただもう一つの「負けない」を達成することはかなり選択肢は前広であり、「負けさえしなければ達成」であり、馬券を買わずにケンしてレースをジックリ眺めで、次に馬券で勝つための情報をたくさん収集したという、ある角度から見れば「逃げ腰」であっても、結果は「負けなかった」という結果は達成してしまうもの。買ったつもりのエア馬券もそれであり、ひとつの戦略。麻雀でいうところの、徹底した守備重視で、放銃率0%のガード麻雀。決して、振らない、だから負けない麻雀。
もちろん、この「負けたくないモード」100%で臨んでも良いし、拡大解釈して「(大きく)負けたくないモード」で臨むと、それほど大事ではないレースは100円200円の少額でレースを愉しみ、負けても大負けはないということでモードミッションは達成。気づけば金額にもメリハリがついているという好循環に。
と、競馬もこの「勝ちたいのか」「負けたくないのか」
を常に自問自答し、この2モードをうまくシフトチェンジしていければ、このレースの荒波を、より快適に楽しく越えられると思っています。迷ったらこの2択。さすがさんまさんですね。
これ以上の具体論はなかなか掘り下げられませんしここからはプレイヤー各々の裁量ですので、これをヒントにして、2024年の競馬を一緒に楽しんでいきましょう。僕たちは、引き続き軍師として「勝ちたい」ミッションの達成のために寄与したいと思っています。
ちなみに僕らは、予想屋兼馬券師として、
「勝たせたいのか」「勝ちたいのか」
という、常人では珍しい2択で自問自答できる立場であり、実際そうなることしばしば。もちろん両方とも必須のスタンスではありますが、割合からすれば「8:2」もしくは「9:1」で「勝たせたい」の方が上回っていますし、小生、昨年1年間はそのくらいの気持ちでやってきました。それだけ、今やっている仕事が楽しいし、プレッシャーをエネルギーに変えられることができますから。
その結果として、年明け早々めでたいロォンのオンパレード!
京都1Rでも
京都2Rでも
京都5Rでも
京都6Rでも
中山8Rでも
中山9Rでも
京都10Rでも
中山10Rでも
京都11R(京都金杯)でも
中山11R(中山金杯)でも
そして、京都12Rでも
と、2場開催でレース数の少ない中、キチッと結果を出し、時にアレンジロォォン!につながるヒントを提供できたりと、こうして読者の皆様から、嬉しい年明けのロォン!報告。来ています。勝つよりも、勝たせる方がやっぱり嬉しい。2択で自問自答して、いま正直にそう思っています。
どうかこれからも惜しみなく、ロォン!報告、挙げてください!
さあ、抽選2日目。
「2024・今年最初の福男・福女は誰だ!? アミダ」
クジは40本に増やしますが、ロォォン!はわずか1本。
まさに、今年最初の「福男・福女」を決めるにふさわしいですね。
エントリーも、えべっさんばりに先着です!
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