2話まで読んで!傑作・大正文士マンガ
逃げ恥の連載再開がめっちゃ嬉しいマンバの上村です。
新元号になる前ですが早くもこのマンガがすごい!に出会いましたので紹介させてください!!まず、文豪ってよくないですか??どう考えたって言葉のプロフェッショナルの魅力は最強でしょ。圧倒的な才能と人間の生き様がみたい…そんな好奇心旺盛なアナタに読んでいただきたいマンガがこちらになります!
『エコール・ド・プラトーン』 永美太郎, 1巻, リイド社, 2019年
ざっくりとあらすじを紹介します。大正12年に関東大地震で被災した東京に代わって、大阪が文化の中心となり「大大阪」と呼ばれた時代がありました。ここに誕生したプラトン社で新たに雑誌を創刊するため、主人公の川口松太郎と直木三十五は、東京にいる文豪たちへ原稿を依頼するべく奔走する…というお話です。
ここでめっちゃ熱い展開をぶっちゃけると(単行本の帯にも書いてある)、あの有名な直木賞はこの直木三十五の名前に由来するもので、なんと第一回目の受賞が川口松太郎。新時代の雑誌を創った二人の運命が再び重なるんですよ〜!!これが史実だから更に胸熱!
ちなみに、2話からこのマンガの魅力が加速すると私は思います。なぜなら!岡本かの子が登場するから。
前掲書, p. 63
彼女のエキセントリックさに度肝抜かれてからが始まりです。個性的を超えた文豪たちの話を読みながら人間って面白いなぁ…を堪能してください。おそらく作者は登場人物や時代背景についてえげつない量の資料を読み込んでいる。誰が読んでも違和感ないだろうなと思えるのはマジですごい。
このマンガをちゃんと最後まで読みたいので、一人でも多くの人に届いて欲しいと心から思います。名作になる予感大!
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