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支援者へも情報流失

神奈川県真鶴町の松本一彦町長が選挙人名簿を不正利用した問題で、松本氏が自らの支援者にも持ち出した名簿を見せ、データの入力作業を手伝わせていたことが12日、分かった。名簿には有権者の投票に関する記載も含まれており、「投票の秘密」が一般町民らにも流出していたことになる。

 同日の町議会総務経済常任委員会で松本氏が明らかにした。

 松本氏は町職員時代の2020年2月、日曜日の庁舎に入り、保管庫から前年の県知事選の選挙事務で使われた名簿を持ち出した。松本氏は同年夏ごろに支援者3人に名簿のコピーを手渡して入力作業を依頼したという。

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