
自分たちが楽しみながらやってやろうじゃないか!
先週の土日で、東京の「さわかみグループ本社」にお邪魔してきました。
経営実践研究会のアドバイザーでもある、さわかみ投信株式会社創設者 澤上篤人会長は今では当たり前の、「長期投資」「積み立て投信」を日本で初めて作られた方で、投資業界ではレジェンド的存在です。
その澤上会長が今取り組んでいることの1つが「オペラによる地域活性」です。
澤上会長が考える地域活性とは何なのか?
あり方についてお話頂きました。

ーーーーここからーーーー
”地域活性というのは、政治ではできない。
役人にもできない、彼らでは時間がかかりすぎてしまう。
だから、民間でやるしかないんよ。
日本には個人預金が、2000兆円ある。
それが今はなーんにも働いてない。
お金にもっと働いてもらおう。
皆が10%ずつお金を出し合うだけで、国家予算くらいのお金がだせるんよ。
1%ずつでも2兆円。
だから、こんな地域にしたい、こんなものがあったらいい。
みんなで楽しみながら、お金を出し合ってやろうや!
そうやって経済は回っていくんや。
それを我々はオペラでやる。
オペラという芸術を中心に、皆で歌って、飲んで、食べて。
明るい所に人もお金も集まる。
そしてやるからには、イタリア人もびっくりの一流をめざす。
皆で明るい地域活性をやっていこう!
ーーーーここまでーーーー
「弘前の元気がなくなっている」という話を地元の経営者ともよく話します。でも、どうしても「行政が」「市長が」という話になります。
たしかに、行政や市長で変えることができることもあるでしょう。
でも、主体は我々、私のような経営者、もっというと大人1人1人が地域を作る主人公であるという自覚を持っていきたいですね。
今、子供たちにはいろいろな体験が足りていないと感じます。
理科の実験などもなくなり、社会と子供の接点も減っています。
なので、我々も「地域の教育の一角を担う」という自覚をもって
こどもインターンシップや、まち探検、等地域の教育機関と連携して
「子どもたちに大人になるのを楽しみになってもらう」活動を行っていきます。
