2月4日　人のつながりは与えることで創られる

先日、経営実践研究会の特別講演に石井造園株式会社の石井社長がいらっしゃってくださいました。

石井造園さんは社員１３名、売上３億の造園屋さんです。

ですが、会社の決算報告会には町内会、市民、行政関係者、大学関係者と様々な方が訪れます。皆石井造園さんのことを自分事に想い、決算報告を聞いているのです。

はっきりいって謎です。

そこまで地域の会社に関心を持てるなんてことがあるのでしょうか？

それは、石井社長がこれまで築いてきたつながりでした。
町内会の困りごとに力を貸す・祭りにお金を出す。

そうして１つづつ積み重ねてきた結果が、現在の決算報告会。
まるで石井造園ファンクラブといってもいいような関係性です。

今年、町内に大きな建物が立つことになり、そこのプロポーザルには造園は石井造園さんと組むことということが暗に書かれていたとか、、、

結局与えたものがまわりまわって行くのでしょうね。

経営実践研究会には４つの柱のうち１つに「人閥形成」という概念があります。

お金による財閥でもなく、学歴による学閥でもなく
「あなただから」と言われる人閥。

その秘訣は、石井社長のあり方にあると思います。

人に素直に与えられる人でありたいですね。