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夜リラタイム更新ですーー中絶問題

連載の「夜リラタイム」が更新されました。今回は「女性監督の描く中絶問題」です。ここ数年、非常にこのテーマを扱った映画が多く、それも女性監督が中心です。

わたしは病気で子宮を全摘出しているし、そもそももう年齢的に妊娠することはないけれども、若い頃は怖かったです。精神状態や体調を考えたら、絶対出産は無理でした。わたしのような女性は他にも大勢いるでしょうし、何かのミスで妊娠してしまったらと思うと、本当に頭の血の気が引きます。特にこの時代に中絶禁止がまかり通るというのが、恐ろしくてたまりません。以前、アメリカで中絶が可能な州でも、中絶を請け負う産婦人科がテロの対象となって射殺された事件などゾッとします。

ちなみに今回、男性監督で登場するのはヨアキム・トリアー(『私は最悪。』)と小津安二郎(『東京暮色』)だけです。

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