三苫薫から感じる「勝ちパターン」の大切さ。
こんにちは!今回も最近感じていることなどを備忘的にまとめていきたいと思います。時間のある方はお付き合いを!
突然ですがみなさん、三苫薫をご存じでしょうか。サッカー好きの人はもちろん知っていると思いますが、そうではない人も、W杯で話題になったので名前や顔を知っている人も多いのではないでしょうか。
現在は世界最高峰のリーグ「プレミアリーグ」のブライトンというクラブに所属しており、毎試合スタメンとして出場しています。海外のクラブに移籍しても、コンスタントに試合に出られる日本人選手は多くないので、主力選手として定着している時点ですごいですよね(プレミアでいうと、ブライトンの三苫とアーセナルの富安くらいですね)
さて、なぜ冒頭で「三苫」を持ちだしたかというと、三苫のプレーを見ていて強く感じることがあるからです。それは「自分の勝ちパターン」を持っていることの強さです。三苫のプレーを見たことがある人は分かると思いますが、彼の最大の強みは左サイドからのドリブルでの崩しです。左サイドのライン際でボールを保持すると、そこから多様な選択肢を持ち、相手のディフェンスラインを崩していきます。彼の勝ちパターン(左サイドでのボール保持)に入ってしまうと、ディフェンスはなかなか止めることができません。
ビジネスにおける「勝ちパターン」
勝ちパターンが大事なのはスポーツの場面に限った話ではありません。ビジネスにおいても「勝ちパターン」は重要です。私は民間の教育業界で長く働いてきましたが、勝ちパターンを持っている学習塾、教育サービスは強いです。なぜなら、顧客に対して自信を持って、より高い勝ちの提供ができるからです。ビジネスにおいて勝ちパターンを確立するためには、以下の要素が重要だと考えています。
①顧客の明確さ
そのビジネスの顧客が明確であることです。どの対象であれば、自分が強みが最大限発揮できるのか、明確にしている必要があります。
②商品・サービスの明確さ
自社の商品サービスが明確であることです。顧客にどのような価値提供を、どのような期待値で提供できるのかが明確である必要があります。
③価値提供の好循環
明確な勝ちの提供を通して、それが自社(組織)にフィードバックされ、更なる価値提供に繋がっていく(組織の自信)に繋がっていく必要があります。
この3つの観点がビジネスの勝ちパターンを作る上では重要だと考えています。
仕事の「勝ちパターン」
ビジネスに勝ちパターンがあるように、個人において、仕事をするときにも自分の勝ちパターンを意識することが大事だと思います。事業を自分でしているか否かに関わらず、自分の勝ちパターンを確立しておくことは重要です。例えば、仕事には大きく「ロジカル」「クリエイティブ」「エモーショナル」な領域があると仮定すると、そのうちで自分はどの領域が得意なのか、どの領域に持ち込めば強みを発揮できるのか、考えていくことです。私は「クリエイティブ」が強み領域なので、その領域で仕事ができるようにいつも考えています。もちろん、ロジカルやエモーショナルな領域でも一定割合、仕事をしなければいけませんが、そこで人に差をつけるような価値発揮はできると思っていません。自分の得意領域で差をつけるように意識をしています。