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【2024-2025年】今、住宅購入をすべき!?待つ!?家を買う判断を徹底解説!

「家を買うべきか、それとももう少し待つべきか?」と悩むのは、多くの人が直面する大きなテーマです。特に今のように金利や住宅価格が変動する時期では、決断がさらに難しく感じられるかもしれません。
購入を急ぐメリットもあれば、状況が安定するのを待つことにもメリットがあるため、慎重な判断が求められます。
しかし、このような経済の動きに揺さぶられるものの、不動産の購入で重視すべき基本は2つ。
■欲しい!と思った物件を買えるタイミングが買い時である
■年齢やライフステージを含めて買い時が決まる

 
個人的には、現時点はまだ「買い時」だと感じています。
今回は、現在の住宅市場の動向を踏まえつつ、家を買う際に検討すべきポイントを整理し、「今買うべきか、それとも待つべきか」について分かりやすく解説していきます。
住宅購入を検討中の方にとって、少しでも役立つ情報を提供できればと思います。


■家を買うタイミング(年齢と年収)

家を買うタイミングは、年齢と年収の基準が大きく関係があります。
なぜなら、住宅ローンを組む条件に影響があるからです。家を買う年齢や年収について、データで解説します。 

家を買う「年齢」

注文住宅・分譲住宅・中古住宅によって購入年齢の比率に動きがあるものの、30代後半~40代前半が多くなる年齢層のゾーンになっています。
不動産価格の高騰や、物価高などもあり、30代での住宅購入のハードルが上がっているかもしれません。

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【令和4年度 首都圏の購入者平均年齢】

・注文住宅:45.3歳
・分譲住宅:43.4歳
・中古住宅:45.8歳

国土交通省によるデータはこちら↓
https://view.officeapps.live.com/op/view.aspx?src=https%3A%2F%2Fwww.mlit.go.jp%2Fcommon%2F001447730.xlsx&wdOrigin=BROWSELINK
(引用:国土交通省)

家を買う「平均世帯年収」

家を購入する平均世帯年収は、物件価格と世帯年収のバランスに比例して変動しています。中古マンションの購入層が、一番低い平均世帯年収ですが、それでも約630万円。分譲マンションだと約800万円の平均世帯年収になっています。
購入金額違うので納得の結果とも言えるでしょう。
 
国土交通省によるデータはこちら↓
https://www.mlit.go.jp/common/001236087.pdf
(引用:国土交通省) 

■家を買うタイミング(ライフイベント)

ライフイベントによって家を買うタイミングは大きく左右されます。例えば、結婚や子供の誕生は多くの人にとって家を購入するきっかけになることが多いです。
結婚後は家庭を築く場としての安定した住まいが求められるため、新居の購入を考える人が増えます。また、子供が生まれると育児環境や教育面を考慮して、広いスペースや良い学区にある家を求める傾向があります。
一方で、転職や親の介護といった変化も、居住環境を見直す要因となり得ます。これらのライフイベントが発生する時期は人それぞれ異なるため、家を買うタイミングも個々のライフステージに応じて慎重に考える必要があります。 

■家を買うタイミング(住宅ローン)

住宅ローンの返済面から見ると、家を買うタイミングには慎重な計画が必要です。
住宅ローンの返済期間は通常20〜35年に及ぶため、安定した収入が期待できる年齢で購入することが重要です。例えば、30代での購入は、60〜70代での完済を目指すことができ、比較的安心とされています。
また、若い年代での購入は長期間のローン返済が可能で、月々の負担を抑えることができます。さらに、金利の動向も購入時期に影響を与える重要な要素です。
低金利の時期であれば、返済負担を抑えられるため、早期の購入を検討する価値があります。一方で、ライフステージや家計状況を見極め、無理のない返済計画を立てることが、安定した暮らしのために大切です。

■2024年-2025年は家を買うべき?待つべき?

さて、ここからが本題とも言える話でしょう。
2024年も残りわずか。アメリカ大統領はトランプに決まったことで、日本の経済にも間違いなく何かしらの影響があると思われます。
今後の不動市況の動向について解説します。ぜひ参考にしてみてください! 

2025年の不動産価格は上がる?

2025年の不動産価格がどうなるか正確にわかっている人はいません。
あくまでも推測になります。
ただ言えることは、食料品やその他の物価高を見てもわかるように、不動産も「価格の推移は下がることはない」と考えられるでしょう。
人件費、資材費、光熱費などさまざまな費用が上がっている中で、コストも上がっている状況です。
個人的には数年このような状況が続きそうなので、欲しい物件が見つかったのであれば「買い時」だと思います。

2025年の住宅ローン金利は上がる?

2025年の住宅ローン金利は、おそらく上がるでしょう。
どれくらいまで上がるのかはわかりませんが、少なくとも下がることは難しいです。
金利の上がる動きが出ている状況ですが、それでもまだ低金利と言える状況です。

■家を買う決断の前に考えるべきポイント

家を買う決断をする前に考えるべきことは以下の5つです。
・家の物件種別
・家の間取りや周辺環境
・住宅ローンの返済期間や返済額
・物件価格
・住宅購入の支援制度
物件価格や住宅ローンの状況によって、妥協するラインも出てくるでしょう。項目ごとに解説します。 

家の物件種別

家を購入する際の判断には、物件の種別が重要な要素となります。
新築戸建て、中古戸建て、マンション(新築・中古)が挙げられ、それぞれにメリットとデメリットがあります。例えば、新築物件は最新設備が整っており、カスタマイズ性も高い一方、価格が高めです。中古物件は比較的安価で広い土地が手に入る可能性があるものの、リフォーム費用がかかることもあります。
また、マンションは管理費や修繕積立金などの維持費がかかります。物件種別の選択は、家族構成やライフスタイル、予算、将来的な資産価値などを総合的に判断して決めましょう。

家の間取りや周辺環境

家を購入する際、間取りや面積の選択は家族構成やライフスタイルに大きく関わります。例えば、家族が多い場合は3LDK以上の広めの間取りが快適ですが、単身や夫婦二人の場合は1LDKや2LDKで十分なこともあります。
また、子供の成長や来客を考慮して、予備の部屋を設けておくと将来的な柔軟性が増します。面積が広くなれば、その分物件価格も高くなります。
予算的にきつくなったときには、妥協点を見つけて面積などを調整する必要があります。 

住宅ローンの返済期間や返済額

家を購入する際、住宅ローンの条件や返済計画は慎重に検討すべき重要な要素です。
金利タイプの選択がポイントで、固定金利は安定した返済ができる一方、変動金利は金利が低い時期には有利ですが、将来の金利上昇リスクがあります。
また、借入額や返済期間も重要で、無理なく返済できる範囲に抑えることが大切です。収入やライフステージを見極め、余裕を持った返済計画を立てることで、長期的に安心して暮らせる住まいを手に入れることが可能です。

物件価格

家を購入する際、物件価格の妥当性を見極めることは非常に重要です。
予算内で無理なく購入できる価格かどうかを検討し、住宅ローンの返済負担が家計に重くのしかからない範囲に抑えることが大切です。また、物件価格には立地や築年数、設備などが反映されているため、購入前に相場や価値をしっかり確認することも重要です。
長期的な視点で資産価値を見極め、納得できる価格の物件を選びましょう。

住宅購入の支援制度

家を購入する際、住宅支援制度の活用は大きなメリットとなります。例えば、住宅ローン控除は一定の条件を満たせば、ローン残高に応じて所得税が軽減され、家計の負担を減らせます。
また、地域によっては住宅取得に対する補助金や子育て世帯向けの支援が用意されていることもあります。

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■まとめ:2024-2025年、今住宅を購入すべき?待つべき?

2025年も不動産価格が下がることは難しいと考えられます。
今の経済状況や物価高の背景を見ると、あと数年は価格が下がっていく推移はハードルが高いです。
今の段階では、欲しい物件が見つかったのであれば、買い時だと思って進めてみるのも良いでしょう。

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