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私が私であるために

もしも私がこの世界から消えたとして

わたしが何を思って何を感じて生きてきたのか

それを残された少しでも私を記憶の片隅に住まわせている人達に追憶してほしいからこれを書く

たとえば棒アイスの袋をパンって音を立てながら開けた時。

縁石の上を自転車を押しながら歩かなくなった時。

昔はよくやっていた事が大人になるとやらなくなって

あぁ、大人になってしまったんだな

と、思う

そんなことが最近になって頻繁に起こるようになって、こうやって自分の子供の頃の記憶が思い出に変わっていくんだと理解した

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