遠距離恋愛💛1日1日小さな幸せを積み重ねたい
「おはよう」
「おはよう」
「よく寝たよォ」
「オレもよく眠れた」
一緒に居る時の朝だけよく眠れたって返事が返ってくる
「まーくんにとってあたしは必需品やねぇ」
「そぉよぉ」
「あ、間違えた 必需人やねぇ」
言えなくてカミカミになって笑いが出る
「必需人よォ」
笑いながらそう言ってくれる
まーくんとの会話はいつも楽しい
あたしがふざけたことを言ってもちゃんと笑ってくれる 話してて楽しい
だからいつも朝から声が聞きたいって思うけどでもまーくんはLINEを送っても電話をかけても音が鳴らないようにしてて気づかないから、かけても出てくれないと朝から悲しい気持ちになっちゃう私は、なかなか電話をかける勇気がでない
でもそんなことは言えなくて
だから朝から電話がかかってきた時は嬉しくてそれだけで目が覚めるし元気もでる
でも朝目が覚めてすごい夢見たときは聞いて欲しくて電話を鳴らす
案の定電話に出ることはなくて予想してた通りのシュン…とした気持ちになってまた横になる
でも必ずすぐ気づいて電話くれるからまた嬉しい気持ちになって夢の内容を話してしまう
「あんねぇ さっきねぇ バスに乗っててねぇ」
「うん 夢でバス乗っとったん」
「うん それでね 乗ったけど次のバス停で降りたくて 急いで降りようとするんやけど料金が394円やってそんな小銭無くて 400円払おうとするのになかなか1円ばっかり取れて100円玉が取れんくて払えれんくて」
「うんうん」
「そしたら残り200円支払う前にバスが動き始めてねぇ あたし〇〇に行きたいけんこれ以上行ったら遠くなるってバスの運転手さんに言ったら『それならまた戻ってくるけんそれまで乗っとったらいいよ』って車掌さんが言うんよぉ」
「うん」
「やけどね、車掌さんに『それやったらお会計高くなりませんか』って聞いたら『うん なるねぇ』って言われたけん 『おぉ〜めっちゃ営業上手ですねぇ』って褒めといたァ」
「あははは」
あたしは良く夢をみる
起きた時にそれを聞いてくれる人が居るって嬉しい
ある人にとったら当たり前なのかもしれないけれど、私にとっては当たり前じゃない幸せ
ずっと求めても求めても手に入らなかった幸せ
朝から仲良く話をして今日という一日がいつも以上に楽しく安心した気持ちで始まる
こんな日が続きますように
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