遠距離恋愛💚炊飯器なんていらない 🍚
東京での生活の時 おれの家には 炊飯器がなかった。
炊飯器どころか 料理が最低限なので いろいろな調味料 ソースやら 塩 砂糖も ないのだが
それでも 簡単な自炊をして 日々の生活を送っていた。
彼女といた2月 引越しの 見積りで 来た営業さんからお米をもらった。
しかし うちには 炊飯器がない‼️
おれは ごはんもらったけど 炊飯器ないし炊けないから あげるよ って言った
彼女は じゃあ 炊飯器ないから 鍋とかで がんばって炊いてみるよって 言ってくれた
彼女は ネットで 作り方を 一生懸命調べてくれた 📲
このあたりを調べてたんだろうか⁉️
時間が経ってから
彼女から 答えが返ってきた
「ちょっとやってみる❗❗ 失敗したらごめんね」
彼女は ネットで調べながら 鍋で お米を炊く準備をしている
ケータイで タイマーセットして
鍋をじーーっと見てる
おれが 「どうしたの?」 って 聞くと
「だって ちゃんと炊けるか心配じゃん」
いやいや じーっと 見てても 変わらないで (笑)
いつまで経っても 鍋をじーーっと 見ている
「なんか ドキドキするぅ~」
「ちゃんと できるかな ちゃんと炊けるかな」
そんな 彼女を いつまでも 見てて かわいい。
おれが質問する
「 今まで鍋でお米炊いたことあるん?」
彼女はこう答えた
「ないよぉ~ こんな経験させてくれてありがとうねっ」
彼女と話してると いつも前向きな答えが 返ってくる
話してても こっちもうれしくなるし
ずっと話しても楽しいし
ちょっと時間があったら その少しでも 話したいって 思うのは 前向きでいられるからかもしれない。
そうこうしてるうちに
ケータイのタイマーが部屋に鳴り響いた。
彼女が そーっと 鍋のふたを開ける
その時
ふぁーっと お米が炊けた いい匂いが
部屋に立ち上る
「めっちゃ おいしそうにできてるじゃん
すごいなぁ~ 炊けてるねぇ」
彼女は 「できたね」
うれしそうな答えが返ってきた
その日から 1週間ほど 毎日 お米を鍋で 炊いてくれたのだが 何回やっても ちゃんと炊けるか 心配して 毎日 鍋を見つめる日が続いた (笑)
もちろん 失敗することなく 毎日 おいしいごはんを作ってくれた 彼女に 感謝
いつも おいしいごはんを作ってくれて ありがとっ
毎日 おいしかったよ