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麻雀エネルギー理論

たまにはそれらしい麻雀の戦術も書いていかなければならない。ここ最近Mリーグ観戦記をサボっているお詫びということで。しかし、期待値があーだとか牌効率がどーだとかいうのは本来できて当たり前なのだから今更こんなとこに書いたってしょうがない。そういうのを書くのは私の仕事じゃない!なんなら私はそういう数学的な統計を全く無視してここまできた男、美村茉夏だ。ならば今回、天鳳や雀荘メンバーなど、打数を多く打っていれば必ず経験があるであろう、どうにもならない、地獄モードについてエネルギー理論の観点から触れていこう!

1.エネルギー理論とは?

早い話、麻雀には流れがある。これは古代から決まっている鉄の掟なのだ。流れがある時は必ず先制リャンメンテンパイでリーチが打てて、それを3巡もしないうちにツモる。こんな状態が何回も続くのだから勝ちまくれる。そして万が一追いかけリーチが入っても決して掴むこともなく、相手にど高めを掴ませることできる。そんな時思いませんか?「こんなにツキまくってるのがずっと続けばいいのに」と。

 結論から言おう。それは決して不可能ではない!このエネルギー理論を使えばその状態がずっと続くのである。

2.麻雀においてのエネルギー

 麻雀においてのアガるアガらないに関しては運としか言いようがないのである。そして、今回そこを操ってやろうというノーベル賞がもらえてもおかしくない理論を説明していくわけなのだが、これがわからないという人もいるだろう。デジタル派の人たちには流れなんてない!確率の上振れだ!とか言われそうだが、そんなことはない。これは私が身を持って体験したことなのだから、本当に存在することなのだ。異論は認めない。

まず、アガるには自分が持っているエネルギーが必要だ。RPGゲームのMPと同じように考えていただきたい。例えば平和でリーチをかける。これはエネルギーを消耗しない。なぜならリャンメンだからだ。エネルギーを消耗するのはリャンメン以外の待ちなのだ。ちょっと待てと。じゃあ三面張だったらどうなのかと?リャンメンより待ちの枚数が多いじゃないか。なぜエネルギーを消耗するのかと。結論から言うと待ちが多すぎてもダメなのである。もちろん少なくてもダメだ。愚形と三面張はエネルギー理論的には同じと考えてもらいたい。そして自分が持っているエネルギー残量次第で待ちの強さが変わるのだ。

 以下、形次第でのエネルギー消耗度合い

・リャンメン→消耗なし

・カンチャン→1

・ペンチャン→1

・三面張→1

・複合系→2

・七対子以外の単騎→3

3.回復役

麻雀にはエネルギー回復の役がある。七対子と国士無双だ。この二つは役の中でもかなり特殊で本来、面子を作ると言う流れが麻雀にはある中、対子を集めたり、ヤオチュー牌を集めるという、本来の流れから逸脱したところにある役なのでエネルギー回復の効果がある。状態が悪かったりした時には積極的に狙ってエネルギー回復をしたい役である。

4.エネルギー消耗度合いが激しい役

 2でエネルギー消耗度合いを数字に表して記したが、唯一シャボ待ちだけ書かなかった。それはシャボ待ちはあまりに消耗度合いが高すぎるからだ。数字に表すとなんと50! それだけ負荷のかかる待ちなのだ。なので三暗刻などはアガると極端に手が入らなくなったり、テンパイしても追っかけられて相手の待ちを掴むことになる。決してアガってはいけない役なのだ。それはもちろん、四暗刻も例外ではない。ツモリ四暗刻のエネルギー消耗度合いは100。長い目で見たらアガらないほうがいい役なのである。



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