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なぜ最近は牝馬が強いのか?

 おはようございます。美村茉夏です。今回は麻雀ではなくて私のもう一つの趣味、競馬についての記事です。

最近は馬娘というゲームが流行っていて、既存の競馬ファンからすると、普段競馬をやらない人に競馬というものが浸透していくのを非常に嬉しく思っています。

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ちなみに僕はゲームをやってませんが、サイレンススズカとメジロマックイーン推しです。クール系な女の子が好きなんです。

 まあ、なんで古い馬が多いかどうかはちょっと置いといて…

 ジェンティルドンナとかいたら絶対可愛いんですけど関係者と揉めたとか揉めてないとか…

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ディープもオルフェもあるんですけど…

 まあ前置きはこの辺にして本題へ。

1.基本は牝馬(女馬)<牡馬(男馬)

 まあ、人間のスポーツでもなんでもそうですけど、基本的には女性より男性の方がスポーツでは強いです。陸上なんかでも、男子の世界記録は女子の世界記録より早いです。これは馬の世界でも同じで、牝馬限定戦なんてものもあるくらい、基本は力差があります。

しかし、昨年の古馬G1は牝馬の出走がなかったフェブラリーS、天皇賞・春、チャンピオンズCを除いた11レース中、全てを牝馬が勝ちました。牡馬もそんなに弱いかと言われればそうでもないと思うんですけど、信じられないくらい牝馬が勝ってました。

2.秘密は日本競馬の血統にある

 早速結論っぽいこと言ってますけど、まずはこちらをご覧ください。

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昨年の大阪杯に出走した馬の血統です。これを見るとやたらディープインパクトという文字が多いと感じませんか?実に12頭中半分の6頭がディープを父に持つ血統でしたそれも全て牡馬。このディープインパクトに秘密があるんですよ。

ディープインパクトってみなさん聞いたことありませんか?そう、日本近代競馬の結晶、無敗の三冠馬のディープインパクトです。その子供たちはとんでもない活躍を見せております。しかし、四歳以降に2000メートル以上G1を勝った牡馬は僅かに3頭しかいません。この四歳以降に2000メートル以上というのが味噌ですからね?

じゃあそれ以前の日本ダービーや菊花賞はどうなんだと?

ダービーは6勝、菊花賞は4勝と、とんでもない好成績を挙げてます。つまりは何が言いたいのか。

 そう、ディープ産駒の牡馬は歳を重ねるにつれてパフォーマンスを下げるんですよ。意外と競馬に詳しい人の中では常識なんですけど、最近始めた人などは知らないかもしれませんね。

 ちょっと待てよ。ミッキーアイルやサトノアラジンがマイルやスプリントの距離とはいえG1勝ってるじゃないか。と言いたい人もいるでしょう。マイル(1600メートル)やスプリント(1200メートル)は競馬では短い距離とされているのです。どういう馬にこの距離が向くのかと言われれば、スピードのある馬です。そしてスピードのある馬に共通して言えることは筋肉が固いとうことです。これは人間にも共通していて、マラソン選手と短距離走の選手を比べるとわかると思いますが、マラソン選手は意外と細い人が多く、短距離選手は筋肉隆々のマッチョな体格な人が多いです。

今までの話を含めてなぜ距離が長いと勝てなくて短い距離だと勝てるのか。それはディープインパクト産駒の牡馬は歳を重ねると筋肉が硬くなっていくという特徴があるということです。逆に牝馬は歳を重ねても長い距離で活躍しています。マリアライト、ショウナンパンドラ、ジェンティルドンナ。ざっと挙げてみましたが活躍した馬はまだまだいます。

3.仕組みにも秘密が

日本の競馬はクラスがあります。麻雀と一緒です。自分とレベルに合ったクラスが存在しているのですが、麻雀と違ってクラスが落ちるということはありません。これになって何が生じるかというと、若い時(2、3歳時)にぶいぶい言わせて、レースに勝ちまくっていたディープインパクト産駒はなまじ上のクラスにいるため、筋肉が硬くなって思った通りの力が出せなくなってもG1などの強い馬たちが集まるレースに参加せざる負えないのです。そして上のクラスにいる牡馬がディープインパクト産駒ばかりだとしたらどうでしょう?そら相対的に牝馬が強くなりますよね?

4.それだけではないが

 まあ僕が今述べたことはただの競馬ファンがちょっと考察してみた、くらいのことなのです。まあディープインパクトに流れている「血」の影響もあるのかなと思ったりもしますが、長くなりそうなのでまた今度にします。その話をするにはサンデーサイレンスがどうだとか社台がどうだとか、下手したら一日中その話をしなくてはいけないかもしれません。

 もし、競馬に興味がある方がいたら、コメントやTwitterのdmなどに連絡したいだければ、僕の知っていることならなんでもお教えします。スキやフォローもお待ちしております。



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