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街の中を歩きたい

何も特別なことではないけれど
心身の状態によってはとても難しいことです。

街の中に出ることは気持ちのいいことだと知っています。
それは経験した事があるから。
日差しを受けながら
涼やかな風を受けながら
色鮮やかな景色を見ながら歩くことって
幸せですよね。

真夏のアスファルトを焼かれたとても暑い日
真冬の日差しでは溶かせない氷のはった寒い日もあります。

快適な季節も
過酷な季節も含めて
街中に溢れています。

それでも街中を歩きたいですか?

外だから感じられること

エアコンの効いた屋内だと感じられない事があります。
季節の香りや日差しの匂い。
風の強さや木立の擦れる音。
歩くことで感じる地面からの感触。

清潔に保たれた空間になればなるほど
全身で受ける情報は減ってしまいます。

屋外だとさらに木々の色や
日差しや雨で褪色した
建物の汚れを愛おしく感じます。

時間の流れは色んな刺激のきっかけになります。
風景も変わるから自分も変わっていんだって感じるんです。

全身で情報を受ける

外に出るのを辛く感じるのは
情報を処理できる心身が準備できなくなっているからなんです。

目だけや耳だけで情報を受け取ることに
体が慣れていると思うんです。
スマホやテレビからの情報は
画像か音しかありません。
目や耳から受ける刺激を吸収することに
体が特化し過ぎているんだと思うんです。

全身の感覚を使ってはいますが
かなり偏った刺激の受け方をしています。

全身で情報を受け取るために

屋外で自分の体を使って歩いてみてください。
しゃがんだり走ったりジャンプしたり
佇んだり。

目や耳からの情報をあえて減らしてもいいと思います。
情報を絞ることで世界の感じ方が変わります。
今悩んでいる事が違った角度から感じられます。

感じ方が変わったから

行動することで目で見ていたことと違うことが
感じられたことはありませんか?

まずやってみよう。

少し敷居の高いことと感じたとしても
透かしだけ外の景色に意識を向けてみてください。
窓を開けて外の空気を吸い込んでみるだけで
気分が変わる気がします。

少しずつ。
一歩だけ外へ踏み出して。
外で深呼吸。
何かの感じ方が自分に生きる力を感じさせてくれるから。

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