お留守番日記 10/7
これは、私の取るに足りない日記で、特になんの考察もなく、読んでもひとつも面白くありません。非公開にする方法がよくわからなくって、とりあえずこのままです。うっかり開いちゃった方、ごめんなさい。
日記のはずなのに、昨日はかけませんでした。なぜって、ダイビングに行ったから。
フロリダに住んではや20年ちょい、ダイビングに行くようになったのはかれこれ16年前から。5月から10月くらいまで、海の状態の良い週末はダイビング。多分トータルでは200本以上は潜ってるのに、いつまでも初心者気分。それは、毎回専用ガイドが付いてるから・・・
友人Yちゃんちのパーティーで知り合った、駐在していた日本人がダイビングに行きたいと言い出したのが遡ること16年前。ライセンスは持っていたけど、フロリダでダイビングしたことがなかったので、ダイビング大好きで有名だった夫T君の同僚アレックスに助っ人を頼みました。
そしてそれからまさか16年も、ダイビングもアレックスとの熱い友情も続くとは、思いもしなかったよね。
さかなクンと潜ったかと勘違いするほど、魚の習性やら住んでいる場所やらにアレックスは精通している。もちろん種類は全覚え。対する私は、いまだに ”あの黄色のしましまのやつ” レベル。 地形や場所、どこにどんなサンゴがあるかも覚えてる。水中写真の出来もほれぼれするほど良くて、ダイビングの後、撮った写真を見ながらのランチ(というか、ブランチ?)はナショナル・ジオグラフィックを見せられているよう。
私が同じカメラを持っているとは、口が裂けても言えないってかみんな知ってるけど、まあ月とスッポンの仕上がり。
しかも彼は面倒見が良い。機材の調子が悪いときは、超絶親身になって解決方法を調べてくれる。根っからのエンジニア気質(仕事もエンジニア)。
だから、ダイビングに行くときは機材を車に積んで現地集合して、支度したらひたすら彼に付いていくだけ。ダイバーの基本、コンパスなんて、見たことないわ。まあダイビングポイントが全部砂浜からで、そんなに深くもないし、そんなに遠くにも行かないんだけど、水の中だから、自分で行こうとすると簡単に迷子になって、水面に上がって現在地を確認する羽目になる。アレックスは迷わない。完全に自分ちの裏庭状態。
アレックスは私の水中GPSなのだ。ってか、アレックスの運転する車にぼーっと乗っている感覚かな。何も考えない(というか、なんの心配もない)ダイビングはまさに瞑想状態。この感覚に病みつきになる。
ただし、そんなに都合の良いことばかりではない。
アレックスはとにかく魚を観察するのが好きなので、最低2時間は潜り続ける。長くて3時間。水温が下がってくると、これがキツイ。いくら瞑想状態が楽しくても、流石に飽きてくる。
そして開始時間が超早い。まあ、たしかに朝早いほうが海も静かできれい。生き馬の目を抜くスポット争奪戦、ビーチパーキングも、朝早く行けば空いてる。集合はたいてい7時。だから前の日はいつもちょっと緊張状態。
楽しみなのと、めんどくさいのが真っ向勝負。行けば楽しいのはわかってるのに、めんどくさいがかなり優勢になっちゃう。お風呂かよ。
今は夫のT君もいないから、今朝は5時起き、軽く朝食を取って、1人で機材を車に積んで、運転1分。6時半にはパーキングゲット。歩いていけよって距離だけど、重いんだよ、なんでもかんでも。
でも、今日はいつにもまして素晴らしくて、最高の気分で帰ってきました。
いやー、アレックス大先生には、頭上がらないっす。