『クレッシェンドゆ・ら』から『ニュートラル』へ
こんにちは、まなてぃーです。
最近は忙しかったのですが、落ち着いてきたので久しぶりにブログを書いてみます。
今回はKALEIDOSCOREの新曲『ニュートラル』について私の解釈をお話ししたいと思います。
まず私は『クレッシェンドゆ・ら』と『ニュートラル』の二曲は1つの物語として繋がっているのではないかと考えています。
その物語というのがKALEIDOSCORE誕生までの軌跡の物語です。
「一体どういうこと?」となっていると思うのでそれぞれの楽曲について深掘りしながらこの物語について語っていきたいと思います。
『クレッシェンドゆ・ら』について
この楽曲は葉月恋と唐可可のデュエット曲です。
この楽曲の私のイメージは恋がLiella!へ加入して間もない頃の2人の想いを歌にした曲ではないかと考えています。
スクールアイドルへの愛が全開で、けれど運動は苦手で、それでも自分の大好きを真っ直ぐに貫いている可可…
心の中ではスクールアイドルをやりたいと思っていたが、母のことがありスクールアイドル部を否定していた恋。
出会った頃は色々な部分が正反対な2人ですが、同じLiella!の仲間となりお互いを知っていくうちに惹かれていった想いが綴られた歌詞だと思います。
また、可可は基本的に誰にでもフレンドリーに接しているイメージがありますが、始めの頃は恋のことを「葉月さん」と呼んでおり自分と正反対な恋をそりが合わないと感じていたのかもしれません…。
しかし、深く知っていくうちに惹かれていき恋のスクールアイドルへの想いも伝わり、Liella!メンバーで初めて「レンレン」とあだ名で呼ぶようになったのではないでしょうか…。
そしてこの「特別になっていく」という歌詞ですが、これは2人がKALEIDOSCOREとして活動していくことを指しているのではないでしょうか。
この楽曲が初めて披露された5th LoveLive!では、
『クレッシェンドゆ・ら』はKALEIDOSCOREのユニット衣装で披露しており、このあとに続く楽曲がKALEIDOSCOREの楽曲でした。
これらのことから『クレッシェンドゆ・ら』は恋と可可が仲良くなっていく物語を歌った楽曲であり、同じユニットとして特別になることを示唆していたのではないかと考えました。
『ニュートラル』について
この楽曲はKALEIDOSCOREの1stシングルの表題曲です。
私はこの曲の背景として、恋と可可がユニット活動を始めようと動き出しマルガレーテをメンバーにと考えている時系列の楽曲だと考えました。
これについて長くなりますが話していきます。
まずこの楽曲のセンターはマルガレーテです。
なのでマルガレーテ視点での歌詞ではないかと考えました。
その上で歌詞を読み解いていきたいと思います。
ここはそれぞれ歌っている恋と可可がマルガレーテに対して思っていることを綴った歌詞だと考えました。
そしてこれに続く歌詞が、
「ズル過ぎるの」
です。
これを歌っているのがマルガレーテです。
この「ズル過ぎるの」は実は疑問系だと仮定してみると、先ほど恋と可可が思っていることに対して「なに?それってズルいの?」とマルガレーテが言っているように受け取れます。
このような部分からマルガレーテが思ったことを言っているマルガレーテ視点な曲だなと感じました。
初めの2フレーズを歌っているのはマルガレーテで、これは恋と可可に仲良くなるため悩み事相談をしている様子だと思います。
そして続きの歌詞は可可が歌っています。
この歌詞は一見すると
"真面目に答えている君を騙してるようでつらい" と読み取れますが、
「いつも真面目に答える」ということをしない君が騙しているようで見ているこっちがつらい…
というようにも読み取れます。
"真面目に答えない" は思っていることをちゃんと言ってくれないと受け取れますし、 "騙す" とは本心を隠して違うことを言ってしまう様子であり、これは素直になれないマルガレーテに当てはまります。
つまり、マルガレーテが本心を言ってくれないことに対する恋と可可の気持ちを綴った歌詞ではないかと考えました。
初めの文は恋と可可のマルガレーテに対する疑問です。
そして次の歌詞を歌っているのがマルガレーテですが、これはマルガレーテの心からの言葉だと思います。
昔から強気な性格で周りと衝突することもあったマルガレーテは、周りと仲良くしようとしても上手くいかず、時には相手が離れていってしまうこともあったと思います。
そんな体験をしたかもしれないマルガレーテの少しうんざりしているような本音なのではないかと考えました。
一番最後の歌詞ですが私はここには全員の想いが詰まっているのではないかと考えています。
恋と可可はいつかマルガレーテが優しい顔で笑いかけてくれることを望んでいるし、マルガレーテは2人が自分にとって特別となり近くで笑いかけてくれるいつかを待っているという各メンバーの想いではないでしょうか…。
ここまで長々と色々書いてきましたがまとめると、『クレッシェンドゆ・ら』では恋と可可が仲良くなりユニットとして特別になっていく物語が綴られており、『ニュートラル』では恋と可可がKALEIDOSCOREのメンバーにマルガレーテをと考えている "クレッシェンドゆ・らの続き" のような楽曲ではないかと解釈しました。
受け取り方は人それぞれですのでこれが正解か間違いかは考えていませんが、少しでも読んでくださった方に自分の考えが伝わったらいいな〜と思い書かせていただきました。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!!