恐山は三大霊場!行ってみた&入浴したレビュー(2020年10月 恐山&東北温泉旅行 vol.1)
こんにちは、manaです。
10月に6日間かけて、東北旅行をしました。
【1日目】
秋田(秋田市「ユーランドホテル」泊)
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【2日目】
青森(恐山、むつ市泊)
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【3日目】
岩手(花巻市「藤三旅館」泊)
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【4日目】
宮城(鳴子温泉「高友旅館」日帰り入浴)
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宮城(白石市「最上屋旅館」泊)
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【5日目】
福島(いわき市「松柏館」泊)
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【6日目】
帰宅(群馬県草津町)
という流れでした。
この投稿では、【2日目】恐山、むつ市での宿泊について、紹介します。
1)恐山(おそれざん)
恐山は、青森県むつ市にある、カルデラ湖である宇曽利山湖(うそりさんこ)を囲む外輪山と、円錐形の火山との総称です。
▼宇曽利山湖
恐山は、古くは宇曽利山「うそりやま」と呼ばれたそうですが、転化して「おそれやま/おそれざん」と呼ばれるようになりました。
「うそり」とはアイヌ語の「ウショロ(くぼみ)」に由来するそうです。(ウィキペディア参照)
私が行ったのはその中でも「恐山菩提寺」(以下、恐山と記載)という日本三大霊場の一つです。
名前のイメージから、
・怖そう…
・心霊スポットなんじゃないの?
などと、思われがちですが、比叡山や高野山と並ぶ信仰の山なんですね。
実際行ってみると「怖い」という感じはまったくなく、むしろ心がスッキリする感じ、癒される感じ、浄化されるような心持ちがしました。
印象に残った風景が、こちら。
2)賽の河原
「賽の河原」とは、両親より先に亡くなった子どもが、成仏するために、自分の身長より石を高く積まなければならないという、皆さんご存知の来世のお話に由来するものですが、恐山の積石は、亡くなった者を弔うために遺族の方々が積んだものだそうです。
写真に収まりきらないほど石がたくさん積まれた光景は圧巻で、これだけ人々の「想い」のパワーが集まっているから、そのパワーを浴びて心がスッキリする感じがあるのかもしれません。
このパワーという点で、寺と神社の違いはあるものの、宮崎県の天岩戸神社の雰囲気にも似たものを感じます。
▼天岩戸神社
3)地蔵信仰
賽の河原は、子どもたちが身長の高さまで石を積み上げる前に、鬼たちが邪魔をして積石を崩してしまうという言い伝えですが、そんな時に現れ地獄の鬼どもを追い払い、子ども達を救ってくれるのが地蔵菩薩なのだそうです。
恐山にはたくさんの地蔵が祀られています。
4)恐山で入浴できる温泉
恐山には、5つの温泉があり、入山料を払って恐山に入れば、自由に入浴することができます。
・恐山温泉 薬師の湯(男性風呂)
・恐山温泉 花染の湯(混浴風呂)
・恐山温泉 冷抜の湯(女性風呂)
・恐山温泉 古滝の湯(女性風呂)
・恐山温泉 宿坊吉祥閣(男女別湯)
恐山に着いて最初に感じたのが強い硫黄臭でしたが、恐山温泉はれっきとした硫黄泉で、草津温泉よりpHが低いのかな?刺激があるように感じました。
温度自体は草津よりはぬるく感じました。
▼古滝の湯 入り口、内観
▼冷抜の湯 入り口、内観
温泉が一つ一つ違う源泉なのかどうかは定かでは有りませんが、各お風呂には2つずつ浴槽が有りました。
違いがわからなかったけどもしかしたら熱湯と温湯なのかも?
時間がたっぷりあったら全部入ってみたかったけど、とりあえず今回は、女性風呂にのみ入浴しました。
他に客もおらず、貸し切りでしたし、硫黄泉の刺激が気持ちよく、入り心地はとても良かったです。
5)食事について
朝、秋田を出発して、昼食は青森市でラーメンを食べました。
青森県は、煮干しラーメンが有名だと聞いたので、こちらの人気店へ。
▼麺屋らいぞう
〒030-0915 青森県青森市小柳5丁目19−5
▼私の注文品:煮干そば中太(中600円)
▼主人の注文品:超濃厚ソバ(大850円)
麺の太さや味の濃さの選択肢の幅が広いお店です。
シンプルな煮干しそばも美味しかったし、超濃厚の方も美味しかったので、どちらが良いかは迷います。
テーブルに刻みタマネギが置いてあって、かけ放題なのも嬉しいポイントでした。
タマネギのさっぱりとした辛さがラーメンスープによくマッチしていました。
6)夜は居酒屋
夜は、2件の居酒屋を渡り歩きました。
▼居酒屋1件目「二合半」
〒035-0031 青森県むつ市2 青森県むつ市柳町1丁目2−1
「お酒は飲んでも二合半までにしなさい」というシャレが効いた居酒屋さんです。
メインは海鮮系です。
最近は各地のもずくに興味があって、こちらのお店でも、もずくを注文。
スーパーなどで市販されているもずくと比べてやや太くてシャキシャキしていました。美味しかったです。
その他、刺し身も色々。
頑張っているお店だと思いますが、コロナの影響下で刺し身の品質を維持するのは難しそうだな、と思いました。
▼居酒屋2軒目「恵比寿」
〒035-0051 青森県むつ市新町3−6
二軒目は焼き鳥屋「恵比寿鳥」へ。
▼お通し
お通しで出た枝豆が美味しすぎて、改めて単品でも注文してしまいました。
焼き鳥は、いくつか注文しましたが、つくねが特に美味しかった。
お店のお姉さんがとても感じ良くてこちらまで笑顔になりました。
よいひとときを過ごすことができました。
7)まとめ
「恐山&東北温泉旅行」目的のメインである恐山と恐山温泉。
群馬からだと青森県はかなり遠いので、今行くしか無い!と思って今年度の閉山ギリギリで駆け込んでいきましたが、非常に良い思い出になりました。
翌日は、岩手県花巻市にあるディープな湯治宿「藤三旅館」のお話です。