「闇を光に」途中経過。
ハンセン病資料館にて、青い鳥楽団を立ち上げた近藤宏一さんの詩に感動したので図書館で「闇を光に-ハンセン病を生きて-」を借りてきた。
近藤宏一さんの詩と、人生が書かれている。過度な描写もなく淡々と進むスッキリした文面にはどこか苦しみに喘ぎきった達観と諦観なのかと感じさせるものがある。
一気に読んでしまうのが少しもったいなくて3分の1を読み終えて、一度本を閉じた。
綺麗事で済まない出来事ばかりがこの世界には溢れている。
先日、漫画 宝石の国を一気読みして「うわぁ、火の鳥以来…」という感情を抱いて、そしてこれを読んでいて、“自由を得ること”の自分勝手さやおぞましさ、その輝きと苦悩、孤独、虚しさ、強さ、消えない希望とか色々なものを感じてしんどくなった。
それでも人は生きるという選択をするんだと感じて、心のタービンがゴウンゴウンと音を立てた気がした。
分からないことだらけだから周りに惑わされないで少しづつ学んで、知ることをやめないようにしなくては。
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