パパ活アプリ界隈の実際をマーケティング視点で勝手考察してみる
充分なエビデンスを背景にした調査とかでは無い私見ですが、そこそこ本質をついていると思います。自分がこうしたいではなく、相手はどういう立場にいて何を求めているのかと言うマーケティング視点でパパ活を考えてみます。
パパ活女子のパターン① 夢見る女子
パパ活女子のパターン② 時間切り売り女子
メディアでパパ活女子達が月に50万稼いだとか100万稼いだとかって話してることありますよね。あれってどうなんでしょう。少なくとも普通のパパ活女子達は絶対に参考にしてはいけません。と言うのは、月50とか月100とか払える男子は皆無に近いからです。例えば月5万x10人とか相手にしてるなら月50万の収入を得られるわけですが、それって〇俗で働くのと同じですよね。何らかの事情があってするにしても一旦こうなると自分の空いた時間を全てお金に替えようというマインドになってしまいがちです。アプリにもよりますが、感覚的な全体間でい言うと夢見る女子2割、時間切り売り女子7割と言ったところでしょうか。ちなみに僅かにいる自称芸能系女子はこの両方の要素を掛け合わせていると言えます。
パパ活男子のパターン① 少しのあぶく銭で遊ぶ男子
普通の家庭持ちサラリーマンは家庭に秘密で使えるお金って5万でも多いほうではないでしょうか。これはどんな大手企業でも有名企業だって同じことです。家族と生活していてある時に奥さんが口座チェックした時に急に残高が減っているとか気づかれたらヤバいですよね。このパターンの男子ユーザーは例えば不意に得た10万円で最高に楽しく遊びたいと思っているだけです。決して長期の安定した関係は望めません。また逃げられたり騙されたりの可能性も大きいはずです。
風俗にも飽きた。ましてやコロナ禍で少しでも安心して遊びたい。素人女子相手だとうまいこと言ってお金かけずに遊べるかも。そう考えているこのタイプの男子は多いはずです。アプリ上では8割がこのタイプでしょう。
例えばの話。キャバ嬢のAちゃんは大企業の部長さんに養ってもらっている、なーんて話は世間に転がってますよね。大企業の部長さんだって家庭持ちなら目立ったお金の使い方はできないものです。それに立場が上がるとお金の使い道も増えるし、子供の教育費だって高額になっていきますから。部長がAちゃんを養えるのは部長が定期的にキャバクラに飲みに行って月50万円分ワインとかシャンパンとか開けると、20万少々がAちゃんにバックが入る訳ですよね。部長はこの店で領収書を切って会社で清算するので部長個人の懐が痛むことはありません。このこと自体には肯定も否定もしませんが、パパ活アプリでは領収書が出ないので女子側は男子個人の経済余力をちゃんと見極める必要があります。
パパ活男子のパターン② 余裕あるが効果に厳しい男子
社長(企業規模問わず)、個人事業主、士業などの方々は人によって余裕あります。お金があり、さらに社長などをする上ではお金を自由に使える環境を整えてる場合が多く、時間も融通が利きやすい。あとは投資家やユーチューバーなど未知数の方々もいるとは思います。しかし希少価値でアプリ上では僅か1割いるかいないかでしょう。
ここで考えたいのが、この余裕ある男子たちは日頃どんな女性達と知り合ってるかと言う事です。このクラスの男性は銀座や西麻布を拠点に酒を飲むことが多いです。クラブの女性たちは商売柄男性たちを同伴に誘い、一緒に食事してからクラブに連れて行きます。この時かかるお金は、食事代4万+飲み代10万~ってところでしょう。しかしこのお金は領収書を切って会社に付け替えるので、個人の財布からの出費はありません。
パパ活女子で「食事だけ」で収入欲しいと思っている女子達はこの余裕ある男子と良いお付き合いができる可能性は小さいでしょう。このタイプの男子はお金はあるが費用対効果には厳しいです。普段から上の立場で仕事をしてお金に厳しくないと成功していないですからそりゃそうですよね。食事だけなら身銭切らずに領収書で美女とクラブ同伴します。
余裕あるようで費用対効果に厳しく、普段から美女のお誘いを受けている。このタイプが何を求めてパパ活に参加しているのでしょうか。
パパ活アプリで起きている事
パパ活アプリ内でよくある事は、時間切り売り女子 vs 少しのあぶく銭で遊ぶ男子の騙し合いです。私がアプリ内で見かける女子の8割か9割は時間切り売り女子で、自分で決めた相場を男子に伝えてくるわけです。男子は値切ったり会ってからお支払いを渋ったりと、まさに騙し合いの戦いです。少し関係持ったとしても女子も男子も自分の話は嘘で包んだり言わなかったりするのも両タイプの特徴と言えます。
余裕ある男子は時間切り売り女子を相手にしません。彼らは日頃から美女と酒飲んで会話することに慣れていますから、素直に自分の事を話せない関係性など望んでいません。芸能系女子だって例外ではなく、自分の事を話せないで警戒している女子なんてつまらないし、余裕ある男子は仕事上それなりの立場についているので、あんたよりこっちの方がリスク抱えているんだと言う感覚になるのです。余裕ある男子は身バレリスク管理の意識が高いです。なのでゆっくりお互いの話をして本当に信頼できるかを確認しながら相手を探します。しかしそもそも人のお金頼ってパパ活している女子を相手に本当にそんな良い子見つかりますかね。。。
夢見る女子は相場を荒らし夢見る女子予備軍を増やします。しかしアプリ上でマッチングすることなど皆無でそのうち夢から覚めて現実を見始めます。1回20万円とか月50万円とかまだ会ったことも無い相手に条件提示されたってこっちは冷めるだけです。そう言うのはラウンジとかでやってください。ラウンジでも相場を大きく超えているとは思いますが。
こう考えていくとどのタイプの女子も男子も求めている相手がアプリ上にいないって事が分かります。もちろん良いお相手と良い関係性が見つかったと言う方もいるでしょう。しかし普通はなかなか意に沿ったお相手はスムーズに見つけられません。でもついついアプリで相手を探してしまうんですよね。いいね♡貰ってたりすると承認欲求満たされた気になって少し満足したりして。そうやってお仕事の活力を得てるってお話でした。