きみがぼくを見つけた日#3
とても切ないけど、それと同じくらい暖かい映画。
もし夫がタイムトラベラーだったらと想像すると・・
いつどこでいなくなってしまうか分からないから、毎日心配でたまらないかも。
一緒に旅行に行っても、結局一人になっちゃうかも。
大事な日にも一緒にいられる確証はないし、家を留守にする日も多くて寂しい思いもたくさんするだろうし。
でも・・・。
妻の立場に立つととっても心が苦しい。どうしても残される側の方が辛いと思ってしまいます。
たとえ夫がタイムトラベルが起こる日や時間をコントロールできないとしても、妻としては待つしか方法はないのだから。
見ていて思ったのですが、最終的には彼の娘がどうにか過去を変えるのでは?と思っています。
彼がが現実世界で実際に生き続ける世界線も存在するのかも。
ついついわかりやすいハッピーエンドを望む私なので、そう考えるとなんだか救われます。
とはいえ、目に見えるものだけが存在しているわけではないから、目の前にいない人も何処かからこの世界を見ているんだろうな。
心と記憶の中で存在する限り、今は亡き人もどこか別の世界線で生き続けることが出来るんじゃないかな、と思う。
だからこそ、故人のことを想うこと、それだけでも大きな意味があると思っています。
きっとその人も想われていることを感じ取っていると思う。
人生出会いの分だけ別れがあるし、喜びも辛さもいろんな感情を人生では味わうことになるけど、一つ一つの感情を大切にして、正直に生きていきたいなと思います。
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